コロナによってライフスタイルや働き方が急激に変わり、自由に働く場所や生き方を選べることが増えてきました。
そこで人気なのが自分の持っているスキルでどこでも働けるWebデザイナーというお仕事です。
Webデザイナーとは一体どんなお仕事なのか、仕事内容や働き方など、Webデザイナーに関する基本的なことをご説明します。
また、Webデザイナーに興味はあるけど自分に向いているか不安な方には
向いているのか向いていないのかを簡単に自己分析できるチェックリストもご用意しました!
活用して一緒に「自分らしく働く」を実現していきましょう。
目次
■ Webデザイナーに向いている人6選
職種ごとに向き・不向きがありますよね。Webデザイナーにも適性がありますが、代表的な適性を6点ほど挙げます。参考程度に確認してみましょう。
1.ものづくりが好き
Webデザイナーは創作が仕事なので「ものづくりが好き」という要素はとても重要です。絵やイラストを描くなど自分の手を動かしながら制作することに喜びを感じられる人は向いていると言えます。
2.チャレンジ精神、好奇心がある
Webデザインやプログラミングの流行り廃りのスピードはとても早いので、それらを習得しようとするチャレンジ精神や、新しい情報・有益な情報を常に求める好奇心がある人は向いていると言えます。
3.デスクワークが苦にならない
Webデザイナーはクリエイティブで派手なお仕事と思われがちですが、実際は一日中デスクのPCに向かってコツコツと地味に作業をすることが多いです。デスクワークでも苦にならない人の方が向いていると言えます。
4.柔軟な働き方を求める人
Webデザイナーのキャリアは、時間や場所に縛られない自由な働き方を実現できる職業です。
パソコンさえあれば、好きな場所で仕事をすることができ、リモートワークに適しています。また、企業に属するだけでなく、フリーランスとして自分のペースで働く選択肢もあるため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
5.細部にこだわれる人
ピクセル単位での調整や、色の微妙な違いなど、細部に気を配ることができる人はWebデザイナーに向いていると言えます。
チラシやポスターなどを見ていて、文字がずれているな、など発見できる人の向いているでしょう。
6.トレンドに敏感
新しいデザインスタイルや技術が生まれていくので、トレンドに敏感な人は向いています。流行の先端を意識してユーザーにとって使いやすく、見た目にも魅力的なサイトを作っていきましょう。
以上、特徴をいくつかあげましたが、絶対に当てはまらないといけないということはありません。
■あなたはデザイナーに向いている?向いていない?
適性は分かったものの、、、
・本当に自分に向いているのか
・センスがないけど、そんな自分でも仕事に出来るのか
・未経験から本当にキャリアチェンジできる?!
こんな不安を抱えていませんか?
実はwebデザイナーに興味があるほとんどの方が抱えている悩みです。
挑戦してみるまで不安は100%消えることは難しいと思いますが、
少しでも不安がなくなればと思い、どんな人がWebデザイナーに向いているのかを
現役のWebデザイナーの方に聞いてみました!
チェックリスト式で用意してみたので気軽な気持ちでやってみてくださいね。
6~8個:デザイナーをやるべきです。
大物になるかも!
3~5個:素質は充分あります。
学習の仕方でここからが変わります!
0~2個:不安は消えませんね...。
でも、伸びしろしかありません!
いかがでしょうか。皆さんいくつ当てはまりましたか?
どんな職業でも適性があるように、Webデザイナーにも向いている人とそうでない人はやはりあると言えますね。
向き不向きがあるとはいえ、最も大切なのは「楽しい」と思えるかどうかです。好きな仕事であれば、苦手な部分は克服できますし、スキルも伸ばしていくことができます。
■Webデザイナーになるにはこんなスキルが必要
では、実際にWebサイトを制作するには一体どんなスキルが必要になるのでしょうか。ここではWebデザイナーに必要だと思われる一般的なスキルについてお話します。
・Photoshop、Illustrator、DreamWeaver等Web制作に必要なソフトの使用経験
・HTML、CSS、JavaScriptなどの言語理解
・Webやグラフィックなどでのデザイン経験
・コーディング経験
・企画力、提案力、課題解決力
会社によっては分業型でデザインのみ、コーディングのみを担当することもありますが、分業していない会社やフリーランスではクライアントとのやり取りやデザイン、コーディングなど、広い範囲で行うことも。
Webデザインはクライアントの課題解決に結びつくサイトを作るお仕事です。先に挙げたものは良質なWebデザインをする上でどれも必要なスキルだと言えるでしょう。
■ Webデザイナーのお仕事内容
Webデザイナーの仕事について
Webデザイナーの仕事はおもに以下の4つです。業務範囲は個々のスキルや会社・制作物の規模によって異なります。
グラフィック制作
Web制作とあわせて名刺やバナー、パンフレット制作などを行う事もあります。Webサイトと連携した印刷物やバナー広告などがよく作られます。
Webデザイン制作
ディレクターやクライアントの指示のもと、Webサイトの構成や、配色、フォントの種類、アイコンの配置など、細部まで目的を踏まえたデザインをします。
UI/UX設計
UI(User Interface)はユーザーの使いやすさ、UX(User Experience)はユーザーの体験を意味します。ユーザーにとって使い心地の良いシステム・ビジュアルをデザインするのが仕事です。スマートフォンの普及により様々なWebサービスやアプリがあり、よりユーザー目線で作られたサービスが重要になります。
コーディング
HTML、CSSなどの言語を使って、デザインしたものを再現して行くお仕事です。PCだけではなくスマートフォンやタブレットなど、閲覧ユーザーが使用する各デバイスで最適化されたページにコーディングします。
■Webデザイナーの仕事の流れ
では実際どのようにしてWebサイトは作られているのでしょう。Webデザインの業務について具体的な流れを説明します。
戦略フェーズ:Webサイトの要件を整理
クライアントにヒアリングを行い、Webサイトの種類(コーポレート、ECなど)、具体的な目標(売上数、問い合わせ数など) 、ターゲットなどを聞き出し要件を整理します。
設計フェーズ:ワイヤーフレームの作成
クライアントの課題解決、ユーザーの使いやすさなどを考えながら、ロゴやボタンなどの各要素を設置する場所を決め、ワイヤーフレーム(骨組み)を作っていきます。
制作フェーズ①:Webサイトのデザイン
ワイヤーフレーム(骨組み)をもとに、PhotoshopやXDなどのデザインソフトを使用して実際のWebサイトの見た目を作ります。
制作フェーズ②:Webサイトのコーディング
HTML、CSS、Javascriptを使って制作したデザインをWeb上で再現されるように組み立てていきます。
保守・運用フェーズ:更新・運用
Webサイト公開後、情報の更新や広告の打ち出し、アクセス分析を行います。分析結果をもとにWebサイトを修正し、よりアクセスされやすい質の高いWebサイトを目指します。
独学でデザインやコーディングを学ぶことはできますが、デジタルハリウッドスタジオの豊富なカリキュラムでは、Webデザイン業務の全フローをしっかりと学べ、プロとして必要なスキルを身に付けることができます。
■ Webデザイナーの働き方の種類
Webデザイナーには大きく分けて以下の3つの仕事環境があります。それぞれについて詳しく説明します。
インハウスデザイナー
自社のサイトを運営している企業に所属し、社内Webデザイナー・インハウスデザイナーとして、自社のWebサイトのデザインに携わります。
広告代理店・制作会社
様々な業種、目的のサイトを制作します。制作会社の規模によっては、デザインのみ・コーディングのみなどの完全分業制のところもあります。
業務委託・フリーランス
企業などに所属せず、案件を獲得するところから、納品後のメンテナンス業務、確定申告などの経理的な業務も全て自分で行います。
Web業界は拡大を続けており、日々の進歩が著しく、Webデザイナーのニーズも引き続き高まっています。
Webサイト制作は自分の作ったものが世に公開されたり誰かの役にたつなど、とてもやりがいのある仕事です!
また、政府の働き方改革により、多様な働き方が実現しやすい世の中になっています。働く場所を選ばず、スキルを磨くことによってキャリアアップを計れるのがWebデザイナーの大きな魅力です。
最後に
さて、いかがでしたでしょうか。
デジタルハリウッドスタジオでは、豊富なカリキュラムと現役Webデザイナーでもあるトレーナーのサポートにより、未経験からでもプロのWebデザイナーとしてお仕事がこなせるスキルが身に付けられます。
また、独学で勉強してみたものの、実務をこなせるスキルが足りないなと感じている方にも、Web制作に関する全フローをしっかりと学び直すことが出来るのでオススメです。
更に詳しいお話を聞きたい、相談をしたい方はぜひ【個別相談・説明会】へご参加ください!