デジタルハリウッドSTUDIO松山 ブログ

“絵を描くのが好き”から始まった転職ストーリー      テロップ制作に活かすデザインスキル

2025-11-15


皆さんこんにちは!

デジタルハリウッドSTUDIO松山スタッフの宮岡です。


今回のブログは、

「絵を描くのが好きだけど、それだけを仕事にしていくのは不安...」
「今の仕事や働き方に、このままでいいのかな...と感じている」

そんな思いを抱いているあなたに、ぜひ読んでほしいインタビュー記事です!


今回お話を伺ったのは桑野 美里さん。

前職は事務職でしたが、好きなイラストを仕事にすることを決意し、デジタルハリウッドにてWebデザインとグラフィックを学びました。

卒業後の現在はテレビ局のテロッパー業務を務めています。


「趣味を仕事に」転職を決めたきっかけ

ー 入学前は、どんなお仕事・環境でしたか?

前職は、損害保険会社のバックオフィスで、主に書類の作成、誤りがないかのチェックや修正をして発行するといった業務内容でした。

しかし、RPAの導入(ソフトウェアロボットを使って、人がパソコン上で行う定型的な業務を自動化すること)によって、好きだった書類を「作る作業」が激減して、手ではなくチェックのために目を動かすことがメインになってしまい、徐々にやりがいが感じられなくなりました。

そこで、 元々趣味で絵を描くのが好きだったので、思い切って「グラフィック」を仕事にしようと思い、転職を決意しました。


ー デジタルハリウッドを知ったきっかけ、入学の決め手は何でしたか?

松山でグラフィックを学べるスクールを探す際に、校舎で学べて実践的なカリキュラムがあるかを重要視しました。

ネット検索でデジタルハリウッドを知り、他のスクールと比較しても実践的なコンペやイベントが充実していて、就職に有利なポートフォリオが自然と作れる環境が入学の決め手でした。


自分の効率的な学習スタイルを確立

ー学習中はどんなスケジュールで勉強していましたか?

初めの1ヶ月は仕事と並行しながら、動画視聴を中心に自宅で学習していました。

退職して、学習に専念できるようになった2ヶ月目からは、週4日ほどスタジオに通うようになりました。

スタジオに行くと自然とスイッチが入って勉強がはかどり、同じ空間で頑張っている人たちから刺激をもらえてモチベーションも上がりました。

なので、私にとってはスタジオに通うのが一番効率的な学習スタイルでした。

ー実際に通い始めてから、どんな変化がありましたか?

以前は、大勢の場に行くのがあまり得意ではありませんでしたが、せっかくの機会だと思い、勇気を出して積極的にイベントに参加しました。

実際に課題で作った名刺を交換したり、皆でワークショップに取り組んだり、イベントの後にお菓子を食べてお話したり...。

交流を重ねる中で色んな方と仲良くなれましたし、イラストを描いて欲しいと頼まれる機会も訪れ、以前より多くの人との関わりにとてもワクワクするようになりました。

環境を有効活用して自分の糧に

ー在学中やって良かったこと、印象に残っていることはありますか?

沢山あるのですが、特に思い出に残っているのは『愛媛DXキッズフェスタ』と『Matsuyama Creators' Jam(通称:クリジャム)』です。

愛媛DXキッズフェスタは当日のイベントのお手伝いで行きました。

入学したてで緊張していた私に、卒業生の方々から話しかけてくださったり、本職のイラストレーターの方ともお話できたのが、とても嬉しかったのを覚えています。


愛媛DXキッズフェスタについてのブログは▶︎こちら

もう一つの参加イベント、クリジャムとはSTUDIO松山の在卒生と、デザイナーを求める愛媛県内企業とがプレゼンをし、交流するイベントでした。

在学生として私もプレゼンに参加したのですが、その際にイベントアイキャッチ画像も手掛けました。

交流タイムには、より私の事を知ってもらえるように別途、今まで描いてきたイラスト資料も用意したりしました。

大勢の人前でのプレゼンも、普段関われない方々と交流できたのも、とても良い経験になりました。


他にも、定期的に案内されるコンペに参加することで、より実践的にツールの使い方が身につきましたし、自然とポートフォリオが出来上がって、結果的に就活ですぐ活用することができました。


<桑野さんの作品資料一部抜粋>


<桑野さんが制作したアイキャッチ画像>


桑野さんが書いてくれた

Matsuyama Creators' Jamについてのブログは▶︎こちら

繋がりがきっかけを生み出してくれた

ー現在のお仕事について教えてください。

現在は人材派遣会社の株式会社フェローズを通して、株式会社あいテレビでテロッパーのお仕事をしています。


※ちなみにテロッパーってどんなお仕事?

テロッパーとは、テレビ番組などの映像に入っている文字情報(=テロップ)を制作する専門職です。

映像にテロップが挿入されることで、視聴者にその映像の情報をテキスト形式でも伝えることができるようになります。

視認性・可読性に優れ、視聴者に伝わりやすいフォント・配置であることはもちろん、その動画の雰囲気やコメントの内容に沿ったデザインであることが求められます。



ーどのような転職活動をして、今のお仕事に繋がったのですか?

株式会社フェローズの末吉さんに、お仕事を紹介していただいたことがきっかけです。

クリエイティブ業界に特化した人材派遣会社の方で、クリジャムの企画にもご協力いただいていました。

イベントの際に、私がグラフィックをメインに転職を目指していることをお話しして以降、いくつかお仕事をご紹介していただく中で、今のテロッパーのお仕事に繋がりました。


ー入社後どんなお仕事をされていますか?

現在は、毎日のニュースのテロップを主に作成しています。

渡されたデータを元に、形を整えたり文章を正しく直す作業がメインとなっており、それを経て必要に応じて装飾をしています。
特に、企画物のテロップ装飾の作業をする際、その内容の雰囲気に合わせてデザインするのが楽しくて好きです

現時点での仕事の目標としては、制作したテロップのチェックをしてもらう側であり、する側にはまだなれていないので、今後は自分もチェックできるようになることを目指しています。

他にも、水曜19時からの『よるマチ!』や、金曜16時50分からの『わいワイ!Friday』の特集など、ニュース以外のテロップを任せてもらえるように頑張っています!


ー今後の目標や目指していることは?

今はまだ5分ほどのニュース特集のテロップ制作がメインですが、ゆくゆくは1時間の特番や、番組タイトルのロゴ制作にも携われるようになりたいです!

やりたいことをやるために、やるべきことを

ーこれから学びたいけど一歩踏み出せない方へ、メッセージをお願いします。

好きな事とかやりたいっていう気持ちを糧に 、思い切って入学に踏み込んでみて、本当によかったと思っています。

ただ、本当にやりたい事を実現するためには、その環境の中で自分ができる限りの手を尽くして、いっぱい色んな事を経験することが大事ですし、私自身そのお陰で今に繋がっていると思います。

でも無理はしすぎず、ちょっと疲れたり挫けそうになった時は、一旦しっかり休んで好きなことをして気持ちを切り替えて、またやりたいことに向かって頑張ってほしいです。


卒業生プロフィール

・ニックネーム:みーちゃん

・所属:STUDIO松山

・専攻/講座:専科Webデザイナー専攻グラフィック経験者プラン(6ヶ月)+グラフィックデザインベーシック講座(2ヶ月)

・趣味:絵を描くこと、美味しいものを食べること

・ポートフォリオは こちら

いかがでしたでしょうか?

好きなことを仕事にするために行動し、将来の選択肢を広げた桑野さん。

あなたの「好き」や「やりたい」も、まだ見ぬ仕事につながるかもしれません。


「クリエイティブな仕事に挑戦したい」


「自分の“好き”を仕事につなげてみたい」


あなたの挑戦を、デジタルハリウッドSTUDIO松山は全力で応援します。

少しでも気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!

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