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デジタルハリウッドSTUDIO松山 ブログ

『Matsuyama Creators' Jam』 デジタルハリウッドSTUDIO松山 ×愛媛県内企業のマッチングイベント初開催! 〜事前準備編〜

2024-12-20

皆さんこんにちは!

グラフィックデザインとWEBデザインについて勉強中、デジタルハリウッドSTUDIO松山2024年7月入学生のみーちゃんです。


今回は、2024年11月22日(金)に松山市で開催されたデジタルハリウッドSTUDIO松山×愛媛県内企業のマッチングイベント『Matsuyama Creators' Jam』 (通称:クリジャム)についてデジハリ受講生の視点からブログを書かせていただきます!

Matsuyama Creators' Jamとは?

サイボウズオフィスにて、STUDIO松山の受講生&卒業生16人の自分自身をアピールするプレゼンと、デザイナーを求める愛媛県内企業4社のプレゼン、そして交流会が行われました。


今回の企画にご協力いただいた株式会社フェローズの末吉さんが、企業の方が「愛媛にはクリエイターはいないでしょ?」と言い、求職者の方が「愛媛にクリエイティブの仕事は無いですよね?」と言っている現状があると言われてたのが印象的でした。

愛媛にクリエイターのニーズはある!

という事実を元に開催されたイベントなのでそのことがとても嬉しかったです。


今回は 株式会社ハート様、株式会社エス・ピー・シー様、株式会社イノセンス様、株式会社ナナサン様 (プレゼン順)に参加頂き業務内容等について発表頂きました。

どの企業のお仕事も楽しそうで、ワクワクしましたね!


という訳でまずは私を含め今回のイベントのメインとなる、デジハリ松山の在校生の生徒についてご紹介しようと思います。

STUDIO松山の在校生ってどんな人?

デジハリ松山の受講生は年齢も性別も多岐に渡っています。

ただ、割合として多いのは社会人を経験した上で、 WEBデザイナーやグラフィックデザイナー、動画クリエイターになりたい! と思って新しいことに挑戦しようと学んでいる方が多いです。


学生の方、主婦ママの方、会社員をしながら学んでいる方、仕事を辞めてから学業に専念される方。

様々な方がいます。(とてもアットホームな雰囲気でよくSTUDIOで色んな方と交流させて頂いてます!)


ケースの一例として今回のイベントでアイキャッチ画像デザイン&プレゼントップバッターをさせて頂いた私、みーちゃんのことを書かせて頂きます。

一言でいえば、 事務職からデザイナーに転職したい人 ですね!

子供の頃からイラストを描くのが趣味で、人のために何かを作ることが好きだったので、少しばかりある画力を生かしてデザイナーになろうと決意しました。

全くの未経験からデザイナーとして就職したい! というハードルの高い目標を持ってデジハリに入学をしました。(決意して入学したけどこんな私で就職できるかな? 愛媛だとクリエイティブ系の求人が少なそうだし、周りの人すごい人ばかりだし……)などと頭に不安が過っていました。


そんな中クリジャムの開催が決定しデザイナーを求める企業があるならぜひ交流してみたいと思い、「出ます!!!」と参加を決意しました。


現在の自分がクリエイターとして通用するのか、企業に必要とされるかが全くわからなかったため、自分自身をできるだけ見せて企業の方と交流してみたいと思いました。


よーしこれから準備していくぞ! と気合を入れていた折、なんとアイキャッチ画像の募集がありました。


デジタルハリウッドSTUDIOでは随時コンペやクライアントワーク等の募集があり、私もコンペに挑戦しておりましたが、受講生のみなさんの作品が素晴らしくまだ採用されたことはなく……。

せっかくの機会なので挑戦してみることにしました!

採用して頂きました!
(やったー!!!)

Matsuyama Creators' Jam アイキャッチ画像 ~制作ポイント~

では早速クリジャムのアイキャッチ画像のこだわりポイントにてお伝えしようと思います!


~デザインラフ案~

①イベントの名前の由来に忠実なイメージで作成

今回のイベント名は


音楽のジャムセッションさながら、クリエイターたちが交わることで、松山で新たな融合が生まれる。

ジャズのようにその場でインスピレーションが重なって、いろんな価値観やスタイルが混ざり合っていく。

働きたい人も良い人材を見つけたい人も、何かきっかけを作りたい人もジャムで新たな未来が開ける。


そんな願いを込めて命名されています。

込められた願いを自分なりに解釈してデザインという形に落とし込んでみました。


・クリエイターと愛媛県内企業の交わりということでインクに見立てた食べる方のジャムが混ざり合うようなビジュアルと線がクロスする要素

ここが一番やりたかったところですね! 今まで出会えてなかった企業とデザイナーが出会う。その融合を表現しました! 


・音楽のJazzのジャムセッションを意識して名づけられたイベントのため、Jazzの本場をイメージ。ドット調がメインのアメコミ風のデザイン


背景画像は細かいドットの色が混じるよう加工、それをさらに装飾する用のドットは、ドット感が伝わりやすいよう目の荒いドットにしました。

(Photoshopの加工ってどうやるの~??)って時もスタッフ、トレーナーの方が助けてくれました。


・響きあうというイメージのため、背景を少しずらして音の響きと人と人が影響を受けあって響きあう様を表現


メインタイトルや、見出し、会場の記載もずらすことで響くイメージと立体感を意識しました。


②地元愛媛・松山の要素たっぷり×スタイリッシュ

私個人として、 地元の松山でクリエイターと企業のマッチングイベントが開催されること 本当に嬉しかったです。東京か、大阪辺りに行かないとデザイナーの仕事ってなかなかないかも……。と思っていたので。


地元でも社会人になってからでも、デザインが学べる所があるということが本当に嬉しかったし、更にその先の就職を見据えたイベントが開催されるということに胸が躍りました。


やりたいことができない、という事を理由に地元が好きだけど、愛媛から離れることを考えている人にもこんなイベントがあるんだよ!!ということを知って欲しい。


松山にもクリエイターとしての仕事がある!


その事実が大々的に伝わればいいなと思い、地元要素を盛り込みました!


・背景は思いっきり松山


クリエイティブな出会いのイベントのため、スタイリッシュで、最先端で、おしゃれにしたい、という想いでした。そのイベントが『愛媛県松山市』で開催されることに大きな意味があると思うので、松山市を前面にアピールできる画像を加工しました。

街のシンボルである松山城と街並みや市内電車が見える写真を素材として選択しました。


・テーマカラーで愛媛らしさ

(背景の色はみかんジャム×キウイジャムのイメージ)


愛媛と言えば『 みかん 』。 県のイメージを聞かれればやはりみかんが一番最初に出てくるのでオレンジを一つ目のメインカラーとして持ってきました。

もう一つは、愛媛県が生産量一位の『 キウイ 』のイメージで緑色を持ってきました。

(最先端とお洒落さの表現のため、大分キウイそのものの色とは違いますが)


補色に近い色の二色のため、背景でぶつけたらインパクトのあるビジュアルになるかなと思いました!


・フォント・装飾の配色は白・紺・オレンジ


配色とアメコミ感で弾けたカジュアルでポップなテイストになりました。

『クリエイター』っぽくはできたと思います。

しかし、それはそれとしてビジネスのマッチングイベントのため、引き締めるためにフォーマルな白と紺を文字色に配置しました。その2色だけだと背景のインパクトに負ける気がしたので オレンジ を追加したら思ったよりマッチしたので採用しました。


フォント『Oswald』

現代的なイメージにしたかったので細長いサンセリフ体のOswaldを使用。

イベント名が目立つよう、影もつけて立体的にしました。


~おまけ話~


ジャム瓶について

実はインターネット上で検索しても使いやすい素材がなかったため、実物の瓶を購入してきて写真と撮ってトレスしたり、実物を見ながら色を塗ったりしました。

制作秘話ですね!


という訳で無事アイキャッチ画像を制作した後、

私自身の自己紹介シートやプレゼンの準備をはじめることになりました。

Matsuyama Creators' Jam ~準備編~

……と言っても自己表現があまり得意でない私、実はなかなか手が付けられずにいました。

アイキャッチ画像制作で若干燃え尽きていたかもしれません。


うっ……自己分析……。

となりながら制作をしていましたが、自分のことをプレゼン資料や自己紹介カードという形に落とし込んでいく過程で、 自分自身が見えてくる 気がしました。


私の場合は自身の経歴を記載しながら、そう言えば働いていた業界が全部人の生活を支えるためのものだったなと気づき、(あれ、そういえば先日開催された『ジョブ・カードを利用したライフキャリアデザインセミナー』でも自分が重視するものの中に「人の役に立つ」ことがあったかも!)ということを思い出しました。


人に喜んで貰うことが好きで、意外とサービス精神旺盛な自分に気づくことができました!


ちなみに、ものすごくうっかりしていてプレゼン資料の締切りを見逃していました。

デザイナーとして締切りはとっても大事 ですからね! 以後気を付けます)


結局、提出期限ぎりぎりにプレゼン資料作成の上提出。

早めにとご配慮頂いた締め切りだったため、そこから修正させて頂きました。

プレゼン資料を短期間で慌てて作成したため、他の受講生や卒業生の方の資料を眺めながら、(なんてセンスが良くて分かりやすいんだ!


と感銘を受けながら自身の資料の修正の仕方に悩みSTUDIOで考え込んでいました。


そんな時もトレーナーやスタッフの方、同じタイミングでSTUDIOに居合わせた受講生の方などが話しかけてくださり、資料を褒めてくださったり……。


スタッフの方に資料が味気なさすぎるのでもう少しなんとかしたいと相談すれば、手書きで装飾を入れてみたら、とアドバイスも頂けました。


そのおかげで前向きにプレゼン資料を修正できました!

(手書きで描いたお花やお菓子のイラストを挿入し、かわいくなりました!)


▼こちらが修正後のプレゼン資料です!


そして前日にはプレゼンの練習会が開催されました。


「えっ、みんなプレゼン上手すぎ!?」

「生き方に筋が通りすぎ……(尊敬)」


プレゼンを通して、 一緒に学んでいる方々の知らなかった意外な一面を知ることができて嬉しかったです。

バンド活動をしている人が居たり、意外な職歴だったり、お互いのことを知って距離が縮まったような気がしました!

末吉さんもお越しくださり、前向きなコメントやアドバイスがもらえ、更なるプレゼンの改善案が思い浮かびました。


そうやって素晴らしい方々の発表の刺激を受けて思いついてしまったんですね。


「もっと企業の方に向けて自分の作品を見てもらうために別途資料を用意した方がよいのでは?」


と、もっと自分の資料を見て欲しい欲が発生してしまったのです。クリジャム前日に。


思いついてしまったからにはイベントに後悔が残らないようやり遂げたい!


と思い、なんと前日の夜にトータル13ページのイラスト資料の作成を行いました。(やり遂げました!)


そして夜遅くに帰宅後。

プレゼンそのものの追加練習と原稿のブラッシュアップを行いました。


クリジャム前夜第二ラウンドですね!


発表の持ち時間は一人あたり3分なので、それに間に合うようにタイマーで測りながら練習しました。

他の方の発表で 今までの経歴を踏まえて、どういったデザイナーになりたいかということが筋が通るようにしっかりと言語化 されていたのを聴き、私もそのように自分自身を捉えて発表出来たらと思い、原稿を修正しながらの練習でしたね。


規定時間の3分ちょうどに収めたいため原稿を削ったり、喋りの間を減らしたり、試行錯誤を続けました。(午前2時くらいまでかかりました……)


当日朝。

色々ありましたがなんとか準備を終えてしっかり寝て、

何も見なくてもプレゼン発表ができるくらい原稿を覚えられているのを確認し、当日会場に向かいました!

イベント当日の様子はこちらから!

クリジャムの当日の様子はこちらからご覧ください!

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