MRとは

公開日:2023-07-01

MR(Mixed Reality)とは

MR(Mixed Reality:複合現実)とは、現実世界と仮想世界を融合させ、互いに影響し合うように表示する技術です。 VRが“完全な仮想空間”、ARが“現実空間に情報を重ねる技術”であるのに対し、MRは現実空間を認識したうえで、仮想オブジェクトを自然に存在させられる点が特徴です。

MRとVR・ARの違い

VRは仮想空間へ完全に没入する技術、ARは現実空間へ情報を重ねる技術ですが、MRは現実と仮想をリアルタイムで融合できる点に違いがあります。

たとえばMRでは、現実の机や壁をデバイスが認識し、その空間に合わせて3Dオブジェクトを配置できます。仮想オブジェクトが実際にその場に存在しているように感じられるため、より自然な体験が可能になります。

MRの活用例

近年では、MR技術はエンターテインメントだけでなく、建築、医療、教育、自動車業界など幅広い分野で活用されています。

たとえばSIGGRAPHなどの技術展示では、MRを活用した自動車シミュレーションが注目を集めています。ヘッドセットを装着した状態で車両に試乗し、車体カラーや内装デザインをリアルタイムで変更しながら確認できるなど、実物とCGを組み合わせた体験が実現されています。

今後のMR技術

Apple Vision Proの登場以降、「空間コンピューティング」という考え方も広がり、MRはさらに注目を集めています。

また、生成AIやXR技術の進化によって、3D空間生成やインタラクション設計も高度化しており、今後はより自然で没入感の高いMR体験が広がっていくと期待されています。

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著者:デジタルハリウッド スクール 編集部