卒業生のプロフィール
PROFILE
引田祐樹さん
当時本科デジタルアーティスト専攻卒業
入学時年齢:20歳
- 入学前
- 大学生
- 卒業後
- テクニカルアーティスト、ヴィジュアルアーティスト
卒業生インタビュー
INTERVIEW
-
- デザインやプログラミングを学んだきっかけは何でしたか?
-
僕は2015年のSXSWのPerfumeの演出をみて、最先端技術を使った演出をしたいとプログラミングを学ぶことを決意しました
僕は元々理系ですが、プログラミングは勉強したことはありませんでした。ただ、テクノロジー系の分野は向いているとは思っていました。しかし、同世代だとロボコンなど理系色が強いアウトプットしか思いつかなかったんです。そんなときエンタメの領域なら、自分の得意分野と自分がしたいことの両立ができると思い、メディアアートを学びたいと思いました。
SXSW:サウス・バイ・サウスウエストは、毎年3月にアメリカ合衆国テキサス州オースティンで行なわれる、音楽祭・映画祭・インタラクティブフェスティバルなどを組み合わせた大規模イベント
-
- デジタルハリウッドを選んだ理由を教えてください。
-
1年間という短い期間で自分が向いているかどうかを確かめるために
当時一番興味があったのが、openFrameworksというグラフィックAPIがあるのですが、当時ライゾマティクスがopenFrameworksを使っていたため、それが学べること、また1年間という短い期間で自分が向いているかどうかわかるのが魅力的かなと思い、入学しました。
-
- このコースを選んだ理由はありますか?
-
テクノロジーとデザインどちらも勉強できる
理由は単純でテクノロジーとデザインどちらも勉強できることに惹かれて入学しました。
自分はテクノロジーとデザインどっちの方に才能があるかわからなかったですが、エンタメ業界に進むのが目標だったので。
結果的には現在テクニカル周りと絵作りをやっていて、いばらの道を歩んでしまったなと思っています(笑)
-
- 卒業後、役立ったことや実現できたことはありますか?
-
クリエイティブコーディングは今も仕事の中心です
CGエンジニアリング力ですね。当時の僕にはCGプログラミング自体が奥深く、沼のようでした。そしてよく壁にぶつかりよく図書室で本読んだりググったり、時には先生に質問したりして乗り越えてきました。このCGの基礎力により、日々新しい技術に立ち向かっていけてると思います。
-
- これからクリエイティブを学びたい方へのメッセージをお願いします
-
お互い精進していきましょう
一言でいうと「学生の間くらいアーティストぶっていこう」ですね。担当していた先生が学生時代に言われたことらしいんですけど(笑) 僕はなんでもそうですが、飽きる前に技術を習得できるかが勝負だと思っています。チュートリアルばかりやっていると飽きるのが早くなると考えています。なので自分が思った世界観を思いっきり表現していれば技術はついてくると思います。やがてチュートリアルやらなくても大体できるようになるので、そうしたら表現を凝り始めればいいと思っています。 好きこそ物の上手なれです。