Framerとは?使い方・料金・AI機能まとめ【2026年】

公開日:2026-09-09

Framerとは?使い方・料金・AI機能まとめ【2026年】

Framerとは?使い方・料金・AI機能まとめ【2026年】

公開日:2026-09-09

「Framer(フレーマー)」というノーコードツールが話題ですが、実際に何ができるのか、AIでどこまで自動化できるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。Framerは、コードを書かずに本格的なWebサイトを制作できるツールで、近年はAIキャンバスエージェント「Framer AI」も統合されています。本記事では、Framerの基本機能からAIでできること、料金プラン、使い方、商用利用の考え方まで、公式情報をもとに解説します。

この記事の要約

Framerとは コードを書かずに本格的なWebサイトを作れるノーコードツール
Framer AI テキスト指示でページ・セクション・コピー・ビジュアルを生成
料金 Free/Basic $10/Pro $30/Enterpriseの4プラン
商用利用 所有権は顧客に帰属し明示的な禁止条項はないが規約全体で判断

Framer(フレーマー)とは?

Framerとは、コードを書かずに本格的なWebサイトを構築・公開できるノーコードのデザイン・パブリッシングツールです。テンプレートを組み合わせるだけの簡易的なホームページ作成ツールとは異なり、自由度の高いレイアウト調整やインタラクション(アニメーション)の設定まで、デザインツールに近い感覚で作り込める点が特徴です。

近年のFramerには、AIキャンバスエージェント「Framer AI」が統合されており、テキストで指示を出すだけでページやセクションを生成できるようになっています。これにより、コーディングだけでなくデザインの経験が浅い人でも、サイト制作の第一歩を踏み出しやすくなったと考えられます。

一般的なノーコードツールが「決められたブロックを並べる」形式であるのに対し、Framerはデザインの自由度を保ったまま、AIによる生成・自動化も組み合わせられる点が特徴といえます。プログラミングやWeb制作の用語をあわせて確認したい場合は、クリエイティブ用語辞典も参考になります。

Framer AIでできること

Framer AI(AIキャンバスエージェント)は、テキストの指示からページ・セクション・コピー・ビジュアルをプロジェクト内に直接生成できる機能です。「トップページに料金セクションを追加して」のような指示を出すと、レイアウトと文章がまとめて生成される、という使い方が想定されています。

CMS(コンテンツ管理機能)のコンテンツ自動生成・管理にも対応しており、ブログ記事や事例紹介ページなど、繰り返し構造を持つコンテンツの作成・更新をAIに任せやすくなっています。生成されるレイアウトはレスポンシブデザイン(PC・スマートフォンなど画面サイズに応じた表示調整)に対応しています。

テキスト指示によって、あらかじめ用意された部品の組み合わせだけでなく、カスタムのコードコンポーネントを構築することも可能とされています。加えて、公開前チェック機能があり、コントラスト不足・誤字・SEO面の抜け漏れなどを自動的に検出してくれます。

もっとも、AIが生成したレイアウトやコピーをそのまま公開するのではなく、実際の見やすさやブランドイメージに合っているかを人の目で確認し、調整する工程は欠かせません。配色やレイアウトの見やすさを体系的に学びたい場合は、UI/UXデザイン専攻のような講座も選択肢になります。

Framerの料金プラン【2026年6月改定】

Framerの料金プランは、2026年9月時点の公式情報によれば、Free・Basic・Pro・Enterpriseの4段階です。

プラン 月額目安 主な機能
Free $0 Framerサブドメインでの公開のみ
Basic $10 独自ドメイン接続、CMSコレクション
Pro $30 CMSコレクション拡張、ステージング環境、ブランチ機能
Enterprise 個別見積り SSO/SCIM等の管理機能

Framer公式料金ページ(2026年9月時点)にもとづく。以前存在した「Scale」プランは公式ページから確認できません。料金は変更される場合があるため、契約前に公式サイトで最新情報を確認してください。

Framerは2026年6月16日に、AIクレジットベースの従量課金制へとプラン体系を刷新したと公式に発表しています。この改定にあわせて、エディタシートの価格が月40ドルから20ドルへと引き下げられました。AIクレジットは、Agentチャットやワークショップチャット、AI翻訳といった機能を使う際に消費される一方、レイヤーの自動リネームのような細かいエディタ補助機能では消費されません。クレジットの消費量は、依頼する内容の複雑さや作業量によって変動するとされています。

一点注意したいのが、Freeプランに付与されるAIクレジットの条件です。公式ヘルプページでは「一度限り500クレジット」という記載がある一方、公式ブログ側の説明とは表記に相違が見られます。正確な付与条件は変更される可能性もあるため、契約前に公式の最新のpricingページ・ヘルプページで確認することをおすすめします。

Framerの使い方|基本的な流れ

ここでは、Framerを使い始めてから公開するまでの一般的な流れを紹介します。

1

アカウントを登録する

Framer公式サイトからアカウントを作成し、ログインします。

2

テンプレートを選ぶ、またはAIに指示を出す

用意されたテンプレートから始めるか、Framer AIに「こういうサイトを作りたい」と指示を出してたたき台を生成します。

3

生成されたページを確認・編集する

レイアウトや文章、配色を確認しながら、細部を手動で調整していきます。

4

公開前チェックを活用する

コントラスト不足・誤字・SEOの抜け漏れなどを自動チェック機能で確認します。

5

独自ドメインを接続して公開する

Basicプラン以上であれば、独自ドメインを接続して本番公開できます。

いきなり完成形を求めるのではなく、AIに大まかな構成を作らせたうえで、細部を手動で調整していく進め方が一般的です。プロンプト(AIへの指示文)の出し方を工夫するほど、意図に近いページが生成されやすくなるため、指示の出し方そのものを体系的に学びたい場合はAI総合クリエイティブ講座のような専門講座も選択肢になります。

商用利用・著作権で知っておきたいこと

Framerで作ったサイトを仕事や副業で使ってよいのか、気になる方も多いはずです。Framerの利用規約を確認すると、顧客が作成したコンテンツ・サイトの所有権および知的財産権は顧客に帰属するとされています(規約7.3)。一方でFramer社自身は、そのコンテンツについて、サービスの提供・最適化という限定された目的の範囲内でのみ利用できる非独占的なライセンスを取得するにとどまるとされています(同規約7.3)。

規約上、ユーザーが自ら作成したサイト・コンテンツの商用利用を明示的に禁止する条項は確認できません。ただし、これは「どのような使い方でも問題ない」ということではなく、利用規約全体の条件のもとで判断される点には留意が必要です。

一点注意したいのが、第三者が制作して配布しているテンプレートです。こうした配布テンプレートには、Framer本体の利用規約とは別に「コミュニティ利用規約」が適用されるとされています(規約9.2)。テンプレートを使って制作したサイトを商用で使う場合は、Framer本体の規約だけでなく、そのテンプレート個別のライセンス条件もあわせて確認することをおすすめします。

Framerが向いている人・独学の限界を感じたら

ここまで見てきたように、Framerは個人のポートフォリオサイトやランディングページ、シンプルな会社紹介サイトなど、比較的小〜中規模のサイトであれば、AIの力を借りてノーコードで形にしやすいツールといえます。

一方で、案件対応や複雑な要件への対応、独自性の高いデザインを追求しようとすると、AIが生成した内容をどう評価し、どう手直しするかという判断力が必要になってきます。個人差はありますが、「AIに任せて形にはなったものの、なぜこのレイアウトが良いのか説明できない」といった状態にとどまってしまうケースも考えられます。

こうした独学の限界を感じた場合は、デザインの基礎から体系的に学ぶという選択肢もあります。Webデザイナー専攻の詳細では、未経験からWeb制作の基礎とAI活用の視点を段階的に学ぶことができます。個別の状況により最適な学び方は異なるため、無料のスクール説明会で相談してみることをおすすめします。

よくある質問

QFramerは無料で使えますか?

Freeプランが用意されており、Framerのサブドメインでの公開であれば無料で試せます。ただし独自ドメインの接続やCMSの本格的な利用には、Basic以上の有料プランが必要です。

QFramerで作ったサイトは商用利用できますか?

公式の利用規約では、作成したサイト・コンテンツの所有権は顧客に帰属するとされ、商用利用を明示的に禁止する条項は確認できません。ただし第三者配布テンプレートには別途の利用規約が適用される場合があるため、あわせて確認することをおすすめします。

Qプログラミング未経験でも使えますか?

Framerはノーコードで操作できるうえ、Framer AIによってテキスト指示からページを生成できるため、プログラミング未経験でも取り組みやすいと考えられます。ただし、生成された内容を見やすく調整するには、デザインの基本的な考え方を知っておくと役立ちます。

まとめ

Framerは、コードを書かずに本格的なWebサイトを制作できるノーコードツールで、AIキャンバスエージェント「Framer AI」が統合されています。料金プランはFree・Basic・Pro・Enterpriseの4段階で、2026年6月にAIクレジット制へ改定されました。

利用規約上、作成したサイト・コンテンツの所有権は顧客に帰属し、商用利用を明示的に禁止する条項は確認できませんが、第三者テンプレートには別規約が適用されます。AIで完結しやすい範囲がある一方、案件対応や独自性を高めるにはデザインの基礎知識が役立ちます。自分の目的に合わせてFramerを活用し、必要に応じてスクールでの学びも検討してみてください。

ノーコード×AIの先へ|本格的なWebデザインを学ぶには

Framerで自分のサイトを形にできたら、次はデザインの基礎から学び、案件対応できるレベルを目指す選択肢もあります。デジタルハリウッドのWebデザイナー専攻では、未経験からWeb制作の基礎とAI活用の視点を段階的に学べます。まずは無料のスクール説明会で、学び方を個別に相談してみませんか。

説明会無料・全国36校舎で開催・オンライン参加も可能

デジタルハリウッド 編集部

クリエイティブ分野の学び直し・スキルアップに役立つ情報を発信。AIツールの実務活用からキャリア形成まで、専門スクール運営で培った知見をもとに解説しています。