Webデザイナーの月収相場は?年収・フリーランス収入まで解説

公開日:2026-08-12

Webデザイナーの月収相場は?年収・フリーランス収入まで解説

Webデザイナーの月収相場は?年収・フリーランス収入まで解説

公開日:2026-08-12

「Webデザイナーとして働いたら、実際どのくらいの月収になるのだろう」——未経験からのキャリアチェンジを考えている人も、すでにWebデザイナーとして働いていて自分の給与水準が妥当か気になっている人も、副業や独立で収入を伸ばしたい人も、気になるポイントは共通しています。この記事では、厚生労働省の職業情報やdodaなどの転職市場データをもとに、正社員・フリーランス・副業それぞれの月収相場を整理し、月収を上げるための具体的な方法やキャリアの選択肢まで紹介します。

この記事の要約

正社員の月収求人ベースで月27.3万円、実績ベースで月31万円前後が目安 フリーランスの月収案件単価のボリュームゾーンは月50万〜60万円
副業の月収まずは月2万〜15万円のレンジからの実績づくりが現実的 収入アップの道CMS実装・マーケ知識の習得やUI/UXへのキャリアチェンジが有効

Webデザイナーの月収相場を最新データで確認する

まず結論から見ていきましょう。公的データや転職市場の統計を突き合わせると、Webデザイナーの月収はおおよそ次のような水準にあります。

指標 数値 出典
正社員 求人賃金(月額) 27.3万円 令和6年度 ハローワーク求人統計
正社員 平均年収 378万円 doda登録者データ・2024年12月時点
フリーランス 月額単価 50〜60万円 フリーランスエージェント案件・2025年4月時点

数字にばらつきがあるのは、集計対象が「求人票の提示額」なのか「転職成功者の実績」なのか、「フリーランスエージェント経由の案件」なのかによって母集団が異なるためです。会社員として月収25万〜33万円前後という水準は、求人ベースの27.3万円と、doda実績ベースの月31万円のちょうど中間に位置しており、業界の実感値に近いラインだと考えられます。

Webデザイナーという仕事そのものについてより詳しく知りたい方は、クリエイターのお仕事図鑑も参考にしてください。

雇用形態・年代別に見るWebデザイナーの月収の実態

正社員Webデザイナーの年代別の月収推移

doda掲載データによると、Webデザイナーの平均年収は20代で341万円、30代で407万円、40代で433万円、50代以降で429万円と、経験を重ねるにつれて上昇する傾向が見られます(2024年12月時点)。なお、Webデザイナーの平均年収378万円は全職種平均(426万円)より低い水準ですが、これは20〜30代を中心とした若い年代構成が反映されている面が大きく、年収レンジそのものが低いわけではないと考えられます。

年代 平均年収 月収換算
20代 341万円 約28万円
30代 407万円 約34万円
40代 433万円 約36万円
50代以降 429万円 約36万円

求人ベースで見る「今、募集されている月収」

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に掲載されている令和7年賃金構造基本統計調査ベースのデータでは、Webデザイナー(Web制作会社)の平均年収は539.6万円、平均年齢は39.1歳とされています。就業形態の内訳では「自営・フリーランス」が62.3%と最も高い割合を占めています。

現職の給与水準が妥当か気になる方は、Webデザイナー専攻のカリキュラム内容と照らし合わせながら、自分のスキルセットに市場価値がどの程度あるかを確認してみるのも一つの方法です。

フリーランスWebデザイナーの月収相場と単価の決まり方

フリーランスエージェントの案件情報によると、Webデザイナー案件の月額単価のボリュームゾーンは50万〜60万円(年収換算600万〜720万円)で、次いで多いのが60万〜70万円の帯です(2025年4月時点)。

順位 業界 平均単価(月額)
1位 Sier 87.5万円
2位 ERP 85万円
3位 映像配信 80万円

単価は「スキルの掛け算」で決まる

デザインスキル単体だけでなく、HTML/CSSのコーディング、公開後の成果を意識したマーケティングの視点、SNS運用の知識などを組み合わせることで、より高い単価を提示しやすくなると考えられます。

収入や働き方の実例をイメージしたい方は、クリエイターの働き方図鑑を確認できます。個別の状況により最適な進め方は異なるため、独立のタイミングは無料のスクール説明会で個別に相談することをおすすめします。

副業Webデザイナーが月5万〜10万円を目指すための現実的なステップ

デジタルハリウッドが公開している受講後の収入例では、副業・スキルアップ向けのコースを受講した場合の収入目安は月2万〜15万円とされています。月5万〜10万円という水準は、比較的取り組みやすい案件を継続的に受注できれば、無理のない目標として見えてくるレンジだと考えられます。

STEP 内容
1 ポートフォリオを早い段階で作る:実績がない段階では、架空案件や自主制作でもよいのでポートフォリオを充実させる
2 得意領域を明確にする:バナー、LP、コーポレートサイトなど対応範囲を絞る
3 納期とコミュニケーションを丁寧に守る:次の依頼につながる対応を心がける
4 単価を段階的に見直す:実績が増えたら少しずつ単価交渉を行う

副業から将来的に独立や転職を目指す場合、卒業生インタビューも参考になります。

Webデザイナーの月収を上げる5つの方法

月収を引き上げるためには、単に「経験年数を重ねる」だけでなく、意識的にスキルと立ち回りを変えていくことが有効です。

方法 内容
1. コーディングスキル HTML/CSS+JavaScriptで業務範囲拡大、単価アップにつながりやすい
2. CMS実装スキル WordPress実装対応で受注案件の幅が拡大
3. マーケティング・SEO視点 公開後の成果を意識したデザイナーは評価されやすい
4. 大型案件への挑戦 責任の大きい案件で実績とスキルを育てる
5. 独自の強み・ポートフォリオ オリジナリティで価格競争を回避

キャリアチェンジで月収アップを狙う:Webディレクター・UI/UXデザイナーへの道

マイナビエージェントの求人情報によれば、UI/UXデザイナーの年収は400万円〜1000万円程度と幅があり、経験やスキル次第で高い水準を目指せる職種とされています。

職種 中心スキル 工程
Webデザイナー ビジュアルデザイン・コーディング 制作・実装
Webディレクター 企画・進行管理・折衝 上流〜制作管理
UI/UXデザイナー ユーザー分析・情報設計 上流設計・戦略

デジタルハリウッドではWebデザイナー専攻に加え、UI/UXデザイン専攻(本科)も用意されています。具体的な進路は就職・転職サポートや無料のスクール説明会で個別にご相談ください。

未経験からWebデザイナーを目指す場合の学習・給付金活用ロードマップ

経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象講座では、条件を満たすことで受講料の最大70%(上限56万円)の補助を受けられます。デジタルハリウッドのWebデザイナー専攻の場合、定価572,000円(税込)に対し、実質208,000円まで負担を抑えられる例が示されています(2026年8月時点)。

給付金制度の対象条件に注意

この制度は「雇用主の変更を伴う転職を目指す、企業等と雇用契約のある方」が対象で、フリーランスとしての独立や、同一企業内での異動・独立開業を目的とする方は対象外です。

Webデザイナー専攻|デジタルハリウッド

デザインの基礎からコーディング、WordPress、UX基礎まで体系的に学べるカリキュラム。受講生の8割以上が未経験からのスタートです。

コース名:Webデザイナー専攻
受講期間:6ヶ月(卒業制作2ヶ月含む)〜
対応校舎:全国36校舎+オンライン参加可
給付金:経産省リスキリング支援事業 対象講座(最大70%補助)

よくある質問

Webデザイナーの月収はどのくらいが平均的ですか?

集計方法によって差がありますが、正社員では月25万〜33万円程度が一つの目安です。

未経験からでもWebデザイナーとして就職できますか?

個人差はありますが、未経験からのスタートは珍しくありません。成果は個人の取り組み方や市場状況によって変わります。

フリーランスとして独立する場合、最初から高収入は期待できますか?

フリーランス案件のボリュームゾーンは月50万〜60万円というデータもありますが、これは実績を積んだ後の水準を含む数字です。

副業から始めて将来的に転職やフリーランスを目指すことはできますか?

可能です。経済産業省のリスキリング支援事業でも、副業で実績を積んでから転職を目指すケースは対象になり得るとされています。

WebディレクターやUI/UXデザイナーはWebデザイナーより収入が高いのですか?

一概には言えませんが、UI/UXデザイナーの年収は400万〜1000万円程度と幅があります。

まとめ

Webデザイナーの月収は、正社員・フリーランス・副業のどの働き方を選ぶか、また経験やスキルの掛け合わせ方によって大きく変わります。正社員であれば月25万〜33万円前後が一つの目安となり、フリーランスとして実績を積めば月50万円を超える水準も視野に入ります。副業であれば、まず月2万〜15万円のレンジから着実に実績を積むことが現実的な出発点です。自分の状況に合った学び方と給付金制度を組み合わせることで、無理のないペースでキャリアを築いていけるでしょう。

Written By

デジタルハリウッド 募集広報支援室

デジタルハリウッドの入学・広報活動を担うチームです。受講生一人ひとりのキャリア形成を日々サポートしてきた知見をもとに、業界データや制度情報を分かりやすく発信しています。