カメラ・レディーとは

カメラ・レディ(camera-ready)とは
本来「撮影する準備ができている」という意味です。

テレビ業界でカメラ・レディといえば、
衣装やメイクが整って「出演者がカメラの前に出れる」状態を指します。

またデザイン業界や印刷業界でカメラ・レディというと、
「製版カメラで撮影できる状態」の「版下原稿」事を指し、
「camera-ready copy」や「camera-ready mechanical」のような言葉が
使われていました。


●製版カメラ(process camera/copy camera/graphic arts camera)

製版カメラは写真製版を行うためのカメラです。
写植の時代は印刷用の版を写真技術を用いて作っていました。
なので印刷業界でいう「camera」は「製版カメラ」の事を指します。

●版下原稿

製版用の原稿を指し、上記で述べた製版カメラで
この版下原稿を撮影し、現像、加工したものが印刷用の原版となります。

DTPが主流とり原稿がデジタル化された現代では、
ファイル形式、フォント、カラー、解像度などのフォーマットや、
クライアントからの依頼要件などに問題がなく、印刷会社やプリントサービスなどに
「投稿しても問題のない状態」をカメラ・レディといいます。


●DTP(Desktop publishing)

日本では「机上出版」や「卓上出版」などと言われ、
パソコンでデータを作成し印刷まで行うことを指します。

DTP登場以前は上記で述べたように、
版下の作成や製版、印刷などいくつもの工程を経て
ようやく印刷を行えましたが、

DTP登場以降この全ての工程を、
パソコンで手軽に行うことが出来る様になりました。


≪DTPデザイナー≫

DTPデザイナーとは文章や写真、イラストなどのレイアウトを考え、
DTPソフトを使って原稿をデザインする人の事です。


≪DTPオペレーター≫

オペレーターとは、DTPデザイナーがデザインした原稿を
修正、加工し、印刷出来る原版を作成する人の事です。


※実際のところDTPデザイナーとDTPオペレータを
同時にこなす人が多いようです。