卒業生のプロフィール
PROFILE
太田 博士さん
グラフィックデザイナー専攻
入学前
株式会社ZOZOカスタマーサポートセンターアナリスト
卒業後
株式会社ZOZOテクノロジーズ デザイン本部
徳島県出身、千葉県在住。
2016年、株式会社ZOZOのカスタマーサポートセンターへアナリストとして入社。ZOZOの遊び心あふれるクリエイティブに憧れ、デザインの道を目指し在職中にデジタルハリウッドに入学。2019年、株式会社ZOZOテクノロジーズ デザイン本部へ異動。
現在はZOZOTOWNアプリや新規サービスのデザインに従事。
卒業生インタビュー
INTERVIEW
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- デザインを学ぼうと思ったきっかけを教えてください
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かっこいい、面白い、顧客として憧れていた会社のデザイナーに
ZOZOの存在が非常に大きいです。
遡るともう15年も前のことになりますが、上京する前、徳島に住んでいた頃からZOZOTOWNを見ていました。当時のサイトはCGで作られたリアリティのあるセレクトショップが建ち並んでいて、高校生ながらにすごくカッコよく感じたのを覚えています。他にも10周年記念で深夜にこっそり洋服が0円で販売していた取り組みも印象に残っており、面白い会社だなと思っていました。
縁があってZOZOで働かせてもらうことになり、やはりサイトのカッコいい部分や遊び心の詰まった企画に携わりたいという想いが強くなり、デザイナーを目指すようになりました。
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- デザインを学ぶ場にデジタルハリウッドを選んだ理由はなんですか?
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仕事をしながら短期間でスキルアップ!
平日は会社員として仕事をしているので、週末に開講されているスクールを探していました。 また、短期間でデザインの基本を学べるということも大切にしていたので、半年間のコースが設けられていたのも大きな決め手でした。
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- 授業で印象に残っていることはありますか?
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デザインの意図を相手に伝えることの大切さ
プレゼンテーションの機会がすごく多かったことです。 デザインといえばひたすら手を動かして作るというイメージがありましたが、授業では毎週のようにプレゼンをしていた気がします。 毎週の課題に対して、考えて、手を動かして、考えたストーリーをプレゼンすることでアウトプットする、そして得られたフィードバックをまたデザインに反映していきます。 綺麗にデザインできることも大切ですが、デザインの意図を相手に伝えることの大切さを学べる非常に貴重な時間でした。
太田さんのデジタルハリウッドでの卒業制作:コミュニティスペースのサイト「TERRACE, TERRACE,TERRACE」
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- 先生やクラスメイトについてお聞かせください
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第一線で活躍する講師とさまざまなバックグラウンドを持つクラスメイト
第一線でデザイナーとして活躍されている先生でしたので、現場で使える生きたデザインを教えていただけたのは非常にありがたかったです。ベストなデザインにたどり着くまでの思考のループや、相手に伝わるプレゼンの仕方など実践的な教えは今でも役に立っています。
また、クラスメイトについても、自動車業界やエンタメ業界、広告業界など、様々な業界の方と一緒に学べたことは非常に良い経験でした。なかには自分では思いつき得ないような感度の高いデザインをする方もいて、仲間のアウトプットが自分にとってのインプットになるのはクラスで学べた良さでした。 いまでもたまに集まって各々のデザインへの意見を交換することがあるので、すごくありがたい存在です。
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- 今はどんなお仕事をしていますか?
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アプリのUI改善やサービス運用に携わる日々
現在はZOZOTOWNアプリを担当するチームで、日々デザインの実践経験を積ませてもらっています。 メインの業務はZOZOTOWNアプリのUI改善やサービス運用ですが、他にもZOZOMATやZOZOSHOESといった新規サービスのランディングページなど、アプリUI以外のWebデザインに携わらせてもらうこともあります。
現在、太田さんが仕事で携わっているZOZOMAT。
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- デジタルハリウッドで勉強をして変化したことはありますか?
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自分が思うカッコいいを言語化できるようになった
自分がどういうデザインをカッコいいと思うのか、どういうことにワクワクするのかを以前よりも言語化できるようになったことです。自分のことなので当然といえば当然なんですが(笑) これを突き詰めていって、次は他人がどんなものに心動くのかを言語化できるようになりたいですね。そして言語化したことをカタチにできるようになると、きっと自分が理想とするデザイナー像に近づけるのかなと考えています。
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- 今後どのようなデザイナーを目指したいですか?
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人がファッションに興味を持つきっかけを作りたい
自分がデザインをきっかけに挑戦できたように、人の心を動かせるデザイナーになりたいです。 具体的には、ZOZOTOWNをユーザーからカッコいいと言ってもらえることや、面白いなと感じてもらえるようなものを目指したいです。その先、ZOZOTOWNをきっかけにファッションに興味を持つ人が増えてくれると嬉しいです。