本科CG/VFX専攻

想像力を超えた表現!本科CG/VFX卒業生が魅せる学校生活!

卒業生のプロフィール

PROFILE

吉田 一樹さん

本科CG/VFX専攻卒業

入学前
フリーランスイラストレーター
卒業後
フリーランスイラストレーター
thePoint

卒業後 吉田一樹さんさんが背景にCGを用いて制作した作品

卒業生インタビュー

INTERVIEW

  • デジタルハリウッドで学ぼうとおもったきっかけはなんでしたか?

    自分の夢の実現に一歩でも近づくためです。

    自分は以前からイラストレーターとして10年間活動してきました。イラストレーターになろうと思ったきっかけは新海誠監督の初作品である「ほしのこえ」という作品に感動したからです。この作品は新海誠監督が1人で作り上げたアニメーションで 1人でここまで多くの人の心を感動させることができるということに衝撃を受け 、自分の作品を世の中に発信していきたいという気持ちが強くなり、イラストレーターになりました。新海誠監督に大きく影響を受けているので将来はイラストだけでなく、 自分の映像作品を作りたいというのが今でも将来的な目標です。 そんなときコロナ渦になり、自分の活動を見返す機会があり、その時に新海誠監督のように映像作品を作る目標を叶えるためには新海誠監督の作品にも使われている CGを使えるようになるのは必須だと感じ、学ぶ決意 をしました。

  • 本科CG/VFX専攻学び方Bをご卒業されましたが、コースの決め手はなんですか?

    モデリングだけではなくCGの幅広い範囲が学べるからです。

    独学でCGを学ぼうとしたとき正直わからないところがわからない といった感じだったんですよ。そのため絶対誰かから学ばなきゃという気持ちはありました。 自分が思い立ったらすぐ行動するタイプの性格ということもあってすぐ説明会を予約しました。
    決め手となったのは説明会を聞いて 本科CG/VFX専攻学び方Bではモデリングだけではなく、コンポジットなども学ぶことができる ことから専科ではなく本科にしようと思いましたね。
  • 入学した結果はいかがでしたか?

    自分の学習すべきところが明確になりました。

    入学した結果 わからないのがどの部分なのかがわかったことが大きい と思います。 そしてCGを作るには色々な方法があり、正解が存在しないということですね。 途中から別のソフトに変えて完成まで作ったり等、様々な選択肢があることが分かったのは自分にとってはとても勉強になりました。 後はCGの難しさがわかったことですね。難しさがわかるとどれぐらい勉強したら良いのか、ある程度の目途が立つんですよ。 目標に向かってどの段階を踏めばよいのかという部分がわかるのは大きかった 部分だと思います。
  • そのほか受講生に向けて在学中にやっておいた方がよいことがあったら教えてください。

    Anyはとにかく見た方がいいですね。

    Any(※1)を見るモチベーションって出にくいんですよ…。実際自分は3か月目の静止画課題が終わるまでにほとんど視聴していなくて危機感を感じて慌てて視聴したって感じなんですよね…。 正直、静止画課題が終わってからAnyを取り返すのは大変 でした。絶対毎日最低1項目は見るようにするために パソコンの電源を付けたら自動起動する設定 にしていました(笑)あとはデジタルハリウッドに通う仲間たちとDiscordというアプリでグループを作っていたので自己満でAnyの進捗画面をスクショして送りつけていましたね。それがモチベーションになっていました。
    (※1):デジタルハリウッドで開発している予習復習に使用する映像教材
  • 吉田さんはイラストレーターとしてお仕事をされているということですが現在お仕事でCGの技術は活かされていますか?
    1番最初の3か月目の静止画課題は室内を作る課題だったんですが、その課題をイラストに生かして使っています。作った作品を自分のイラストに取り込んで線画だけ使ったり。使いたい小物のモデリングをしてイラスト的に映える場所に配置してなぞったり、いろいろしました。

吉田一樹さんの3か月静止画課題



  • 吉田さんにとってCGを学ぶ上のモチベーションになっていたもの、あるいはモチベーション維持に役立ったものを教えてください。

    1番は同じ目標を持つ仲間の存在です。

    仲間と比べて自分の作品に自信がなかったのですが、意外と仲間から尊敬されたり、工程を聞かれたりしました。 デジタルハリウッドの受講生の皆さんはすごく向上心が高い人が多くてお互いを尊重しあって制作に打ち込んでいる印象が強い です。自分に足りないところは素直に仲間同士で聞きあったり…先生方も個性を尊重してくださる方が多いので条件はあれど本当に1人1人全く違う作品を制作していました。そのような 自由度が高いところがデジタルハリウッドの魅力 であり、モチベーションになっていましたね。 あとこれは結構自分の中で大きな存在だったのはTA(ティーチングアシスタント(※2))さんの存在ですね。講師の先生には相談しにくい些細なことをよく相談していました。TA(ティーチングアシスタント)さんは悩み事を相談すると講師の先生より、近い距離で同じ立場になって考えてくださるのですごく相談しやすかったですし、同じような悩みを受講生時代に持っていたという話も多く聞くので特に親近感があってモチベーション維持につながりました。

    (※2):授業内で受講生のサポートを行うアシスタントスタッフのこと

  • 吉田さんはイラストとCGを組み合わせて作品を制作していらっしゃいますが、どのようにしてその発想に至ったんですか?
    結構CGと組み合わせる先駆者って多いんです。自分はコンセプトアートもよく見るんですが、そのようなものを作るときにCGとイラストと併用して作ると早いスピードで高クオリティの作品を作れるところに魅力を感じましたね。 もう1つ大きな理由として挙げられるのはコロナウイルスの影響ですね。 自分はよく絵にしたいところに実際に行って写真を撮ってイラストを描くっていうことが多かったのですが、コロナウイルスの影響で外出が難しくなってしまったこともあり、それをCGでやろうって思ったからですかね。 CGだと写真を撮りに行くのとは違って自分の取りたい雰囲気を自分で作りだすことができる ということと、 現実にはない世界を作り出すことができるので自由度が高いところがCGの良いところで魅力 だと 感じたのでイラストに取り入れようを思いました。
  • 次に挑戦したいことはなんですか。

    自分の最終目標である自分の映像作品を作ることですね。

    最終目標の為に中間目標をいくつか作っているので中間目標に向けて頑張っていこうと思っています。 中間目標がショートアニメを作ることなのでオリジナルキャラクターのモデルを作って5秒でもいいので小さいアニメ作品からコツコツ作っていこうと思っています。 この目標を立てることができたのは CGの難しさがわかったことで目標達成に向けての道すじを立てることができた のでそこもデジタルハリウッドに入ってよかったことですね!
  • 最後にこれから受講を検討している方々にひとことお願いします。

    やりたいことができてとても自由度が高い学校だと思います。

    デジタルハリウッドはとても自由に制作をさせてくれる学校だな と1年間通ってみて感じました。 課題を課してあらゆることを制限された課題を支持されながら作るのではなく、自分が何を作りたいのかという クリエイティブな部分を刺激するような指導をしてくださるので、 本当に早い段階から自由に作りたいものが作れる学校 だと思います。 ぜひ入学前からどんなものを作りたいかを考えて、入学してからもすぐにどんどん 自分の作りたいものが何なのかを 突き詰めていく生活をしていくことでデジタルハリウッドでの1年間がとても楽しいものになる と思います。

同専攻の卒業生

GRADUATE