V-Rayとは

「V-Ray(ブイレイ)」とは、ブルガリア共和国ソフィア市にある『Chaos Group Ltd.』の製品です。CG制作の現場で高い採用率を誇るレンダリングソフトウェアです。なお、このようなレンダリングを行うソフトウェアやシステム、ソフトウェアパーツを「レンダリングエンジン(Rendering Engine)」や「レンダラー(Renderer)」と言います。

レンダリングの基本

モデリングした物体やモデルに付加された質感、カメラの情報や光源情報などを計算して画像や映像として生成します。設定次第でフォトリアルな表現、アニメのような表現など、さまざまな表現ができます。レンダラーは統合型の3DCGソフトウェアに搭載された「標準レンダラー」、外部が開発と販売をしている「サードパーティ製レンダラー」「外部レンダラー」があり、V-Rayは後者です。

V-Rayの特徴

V-Rayは3DCG(3次元コンピュータグラフィック)ソフトウェアのプラグインとして使うことができ、安定した動作と品質に定評があります。特に光に関する表現がとても優れており、間接光や空気感など、高品質なアウトプットが可能です。納期もクオリティも求められる業務にとってはうってつけのレンダラーです。
V-Rayは使用する3DCGソフトウェアごとに購入をして使用します。そのため複数のソフトウェアを使用している場合はその分料金もかかりますが、高速でフォトリアルなレンダリング、素早いアニメーション制作を行うことができます。また対応しているソフトウェアも多いです。

V-Rayの価格

V-Rayの価格は、どの3DCGソフトウェア向けのものを購入するかによって変わりますが、多くは10万円前後となっています。レンダリングだけを行うために購入すると考えると高価にも感じますが、その性能や効率の良さから経費削減につながると言われています。そのため、映画業界や建築ビジュアライゼーションなど多くの現場で浸透して使われています。なお、商用利用のできない個人学習用の低価格ライセンス「学生教員版」もあるため、現在学生の場合は1年間分のライセンスを¥12,500-(税抜)で使用することができます。

V-Rayが対応しているソフトウェアの例

V-Rayは先述の通り3DCGソフトウェア毎に購入して使用しますが、製品名は「V-Ray for ○○(ソフトウェア名)」や「V-Ray Next for ○○(ソフトウェア名)」のようにソフトウェア名が入ります。対応ソフトウェアの例としては以下のようなものがあります。

  • 3ds Max(スリーディーエス・マックス)
  • Maya(マヤ)
  • MODO(モド)
  • Cinema 4D(シネマフォーディー)
  • Houdini(フーディニ)
  • Blender(ブレンダー)
  • Nuke(ニューク)
  • KATANA(カタナ)

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