デジタルハリウッドSTUDIO山口 ブログ

【イベント報告】『WEBサイトづくりに必要な段取り』を開催いたしました

2020-01-29

今回のライブ授業

今回は本校トレーナーである河口トレーナーにwebサイトづくりに必要な段取りについてヒアリングから公開に必要な手順と運用準備までを会社の事例も交えつつ細かいところまで詳しく講義していただきました。


「webサイトづくりに必要な段取り」は講師を変えながら同じテーマで行っているため、担当講師によって内容がカスタマイズされていくのが特徴の授業です。過去の第1回(前田トレーナー)第2回(平山トレーナー)のブログもぜひ参考にしてください!

webサイトができるまでの4つのフェーズ


1. 企画 /  2. 設計 / 3. 制作 / 4. 運用準備


一般的にwebサイトを作っていくうえで「企画」というフェーズから始まっていきます。世の中の90%の企業が自社のサイトを持っているという状態の中で、自社のサイトはすでにあるが“新規商品をPRしていくサイトを作っていきたい”という声や“web運営人材を募集する中でもっと自社の知名度をあげたい”という企業が増えているそうです。

「何をつくりたいですか?」「どういうサイトにしたいですか?」など、クライアントへのヒアリングをもとに企画を提案し、企画が決まったらワイヤーフレームを「設計」していきます。ワイヤーフレームとは、「何を」「どこに」「どのように」配置するのかレイアウトを大まかに示した設計図のことでデザインに入る前のイメージを共有し、齟齬を少なくすることができるメリットがあります。


無料ワイヤーフレーム作成ツール「wireframe.cc」を使用したサンプル


ワイヤーフレームができあがったらデザインやコーデイングなど、「制作」のフェーズに進みます。デジタルハリウッドスタジオ山口で学習するのは、この4つのフェーズの中で「制作」にあたる部分。河口トレーナーの会社では「制作・運用準備」の部分を請け負うケースが多いそうです。


制作が終わったらいよいよ「運用準備」です。
サーバー契約→FTPでのアップロード作業→公開テスト→公開→運用準備まで(googleアナリティクスを利用したアクセス解析など)かなり細かく解説していただきました。



今回の授業では、webサイトができて運用されるまでの工程のボリューム感やどんな手順を踏んでいるのかまで、詳しく知ることができました。デジタルハリウッドで学習できる制作以外にも色んな知識がたくさん必要になることが参加されたみなさんによく伝わる講義だったと思います。


河口トレーナーが最後に「日々新しいツールが生まれていって学ぶのがwebの現場のおもしろいところ」と楽しそうに語り、今回の講義は終わりました。河口トレーナーありがとうございました!



デジタルハリウッドSTUDIO山口では、カリキュラムに収まらないweb制作に関するライブ授業を3回/月ほどのペースで週末に開催しています。1人では調べるのも大変なことをほかの受講生といっしょに学べる貴重な機会です、お気軽にご参加ください!

その他のSTUDIO山口のブログ

BLOGS