デジタルハリウッドSTUDIO宇都宮 ブログ

卒業生インタビューVol.9
「未経験から、映像クリエイターとして就職」

2023-09-26

ネット動画クリエイター専攻を卒業した鈴木涼平さん

【プロフィール】


鈴木涼平さん(25歳)

ネット動画クリエイター専攻
(2022年8月卒業)

有限会社リストリクト(ARKnets)/映像クリエイター


(インタビュアー:スタッフ中島)

― 好きなことを仕事に!

中:

就職おめでとうございます!就活についてお伺いする前に、動画クリエイターを⽬指したきっかけは?

鈴:

大学卒業後に就職しましたが、喘息で仕事を続けるのが難しくなった時に、クリエイティブな道に挑戦しようと思ったことがきっかけです。YouTube に動画を投稿していたことがあり、映像を学んで好きなことを仕事にできれば良いなと思いました。

中:

デジタルハリウッドSTUDIO宇都宮に入学を決めた理由は?

鈴:

デジハリの名前は知っていましたが、⺟親の紹介で宇都宮に STUDIO があることを知りました。説明会では映像だけじゃなくて、グラフィックとかウェブについて一通り話を聞いて、自分のやりたいことは映像だと思ったので入学を決めました。毎日来てやろうかなっていう感じでしたね。

― イラレ X アフターエフェクツで作るモーショングラフィックスが得意に

中:

文字やイラスト、写真などに、動きや音を加えて動画にしたモーショングラフィックスに興味を持ったそうですね。

鈴:

テレビとかで流れる企業のロゴとか、番組で流れる映像が「こういう風にできるんだな」って、知らないことを知れたことが純粋に面白かったです。編集技術を学ぶ中で、Illustrator で作った素材を動かすことが得意になりました。それから普段の映像の⾒⽅が身に付きました。この動画はどんな⾵なエフェクトが⼊っているのか、フォントは何を使っていてどんな印象を与えたいのかなど、気になることがたくさん増えました。

中:

学習していく中で苦労したことは?

鈴:

企画を⽴てることが苦⼿でした。コンペに参加した際に、課題とは違って 0 から 1 を⽣み出す作業に苦しみました。

中:

克服するためにやったことは?

鈴:

YouTubeとかいろいろ検索して、たくさん調べる、⾒る、話すです。ベッドにノートを置いておいて、寝てる時とか夢見ながらもパッと起きてバーと書いたりとか。⾃分が普段⾒ているもの、好きなことは偏っていることが多いので、違ったものをいろんな⼿段でインプットしていくと良いと思います。一本できるまでが大変ですけど、できたらこれいいなとか、これちょっと直した方がいいなとか、そういうのが見えてくるんです。

中:

課題の他に、「クリエイターズオーディション2022 夏 販促フライヤー/PV制作コンペ」にエントリーしたりと積極的に作品を作っていましたね。

鈴:

STUDIO宇都宮独自のコンペとか、色々やらせていただきました。ただ、そっちに気を取られて予定が一杯になってしまい、卒業制作の期間を作れなくて本来の力を注げなかったんです。時間の使い方がちゃんとできなくて、本当にいいものができなかったので苦い経験です。課題になったのはスピード感ですね。多分これからも課題です。

中:

卒制に響いてしまったのは残念でしたね。とはいえ、PV部門で 審査員特別賞 と プロモーション賞 の W受賞 をしたのは素晴らしいことですよ!

鈴:

素直に嬉しかったですし、参加して本当によかったなと思っています。



▼ 「クリエイターズオーディション2022 PV制作コンペ」で ▼
  受賞した時のインタビュー記事はこちら!
「クリエイターズオーディション2022 PV制作コンペ」で宇都宮校の鈴木涼平さんが受賞しました!

― 卒業後も続くSTUDIOの就転職サポート

中:

9月から就職先でのお仕事がスタートしていますね、就職活動を始めたタイミングは?

鈴:

卒業をしてから親の看病をしていたので、すぐには始められませんでした。区切りついた時には、卒業から 1 年ほど経っていましたが、その間もSTUIO宇都宮のスタッフの方と連絡を取っていました。採用情報を知らせてくれることもあって、気になっていた仕事についてSTUDIOに問い合わせてみた時に、今回の採用について教えてくれました。ライブ配信をやっているセレクトショップの採用で、丁度イベントがあるから「行ってみる?」と誘ってもらい、どんな会社なのか知りたかったので行ってみたんです。

中:

宇都宮市中心街にあるセレクトショップですよね。個性的でオシャレなお店が集まるユニオン通りにお店があって、ライブ配信やブログでファッションアイテムについて発信していますね。

鈴:

自分の中だとファッションとかって日本だったら東京とか大阪とか福岡とかでかい都市じゃないと新しいものって発信できないと思っていました。それがYouTubeとかを通して栃木県から発信していて、イベントには県外からたくさんのお客さんが来ていたんです。その光景を目の当たりにした時に魅力を感じました。ファッション好きだし、映像もやってるし、面白そうだったので、すぐにでも働きたくなってしまい、その場で採⽤を受けたい旨を伝えさせていただきました。

― スピード感でやる気をアピール

中:

その場で採用を受けたい気持ちを伝えて、一歩踏み出したことが素晴らしいです。勇気ありますね!

鈴:

純粋に働きたくて、ご挨拶してから 2 ⽇後に応募をしました。本当にやる気を伝えるのはスピードしかないと思ったからです。ファッション業界なので、⾃分のスナップ動画を撮って編集したものをポートフォリオに追加するために、2 ⽇間かけて制作して面接に臨みました。

中:

採用が決まって、仕事へのモチベーションも上がりますね。デジハリで学んだことをどのように活かしていきたいですか?

鈴:

ファッション業界に就職し、その会社の中で映像を扱う部署にいます。ファッション業界なので、お客様にファッションをお届けして楽しんでもらうことが⼀番の利益になります。なので、そこに繋がる映像を作っていけるように、デジハリで学んだ映像編集技術を活かして頑張りたいです。

― コミュニケーションをたくさんとろう

中:

毎日STUDIOに来て、朝から夜までずっと学習と制作に打ち込んでいましたね。デジハリに⼊って良かったことは?

鈴:

⼈との出会いです。教えてくださるトレーナーさんをはじめ、通われている⽣徒さんも含めて、普段の⽣活では出会うことのなかった⽅と出会えて本当に良かったと思います。

中:

クリエーターやデザイナーといった共通の目標を持つ人との出会いは貴重ですよね。最後になりますが、在校⽣にアドバイスをお願いします!

鈴:

アドバイスは、コミュニケーションを取ることです。今⼊社してから YouTube のライブ配信の業務などをしている中で、本当に沢⼭の⽅と関わってお仕事させていただいています。その中でコミュニケーションを取るって⼤切ですし、初めて会う⽅ばかりなので、難しいのも事実としてあります。デジハリには、いろんな年齢、出⾝地、趣味などを持った⽅々がいます。コミュニケーションを沢⼭とって、楽しく学べる場所にしてもらえると良いと思っています。

(鈴木さん:左)ネット動画クリエイター専攻の卒業生や受講生からなる動画部のメンバーと

ありがとうございました!
卒業から1年を過ぎて就活し、未経験ながら動画クリエイターとして採用となった鈴木さん。卒業後もSTUDIO宇都宮との連絡を取っており、採用情報を知ることができたそうです。デジタルハリウッドでは、在学中だけでなく卒業後もサポートが持続するので、「在学中に進路を決めなくちゃ」と焦る必要はありません。ご自分のタイミングでキャリアに向けてステップを踏むことができます。

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