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【卒業生インタビュー】異業種経験×UI/UXで切り拓いた “私のキャリア戦略”

2025-12-26

こんにちは。デジタルハリウッド東京本校スタッフです。

今回は、 本科UI/UXデザイン専攻 を受講し、未経験からアプリ会社のUI/UXをけん引するエンジニアへのキャリアチェンジをした卒業生のインタビューです!


異業種転職ではありますが、「前職での経験とデジタルハリウッドでの学び、どちらもフルに活用して働いています」と語ってくれました。


・転職したいけど、今の業種と違うから難しい?

・今の仕事を活かして転職がしたい!

・そもそも転職ってどう動けばいいんだろう

こういったことを考えたことがある方は必見です。


これまでのお仕事経験を活かしつつ、 UI/UXデザインを学んだことで、自らのスキルセットを積み上げていった ロールモデルとして、ご紹介いたします。


龍華 美紅 Ryuka Miku さん

日揮パラレルテクノロジーズ株式会社 

本科UI/UXデザイン専攻インタラクションUI実装コース 卒業

早稲田大学商学部卒。新卒からデジタルマーケティングの担当として勤務したのち、本科UI/UXデザイン専攻を受講し、日揮パラレルテクノロジーズ株式会社に転職。

現在は社内のUI/UXをけん引するエンジニアとして、業務アプリのUI/UX改善を任されています。


目次

  1. 前職ではどのような仕事をしていましたか?
  2. UI/UXデザインに興味を持ったきっかけは?
  3. デジタルハリウッドを選んだ決め手は何でしたか?
  4. 学習や就職活動はどのように進めましたか?
  5. 現在はどのような仕事をしていますか?
  6. 今後の目標や展望はありますか?
  7. UI/UXに興味を持っている方へメッセージをお願いします!
  8. まとめ

Q. 前職ではどのような仕事をしていましたか?

前職ではデジタルマーケティングの仕事をしていました。20種類くらいのアプリを使い分けながらサイト分析を行っていました。

Q. UI/UXデザインに興味を持ったきっかけは?

マーケティングの現場でデザイナーさんと一緒に働く機会があり、新しいロゴやサイトのデザインが生まれるプロセスを見て「かっこいいな」と憧れたのが始まりです。

その中で、ボタンのデザイン一つでクリック率が変わったり、フォームを少し改修するだけで問い合わせが増えたりする様子を目の当たりにし、「デザインはかっこいいだけでなく、成果に直結するんだ」と確信したことが、今のキャリアの原点になっています。

また、日常的に多くのアプリに触れる中で、「なぜこのアプリは使いやすいのか」「導線はどう設計されているのか」といったシステムの裏側にあるUI/UXの考え方に強く惹かれるようになりました。

Q. デジタルハリウッドを選んだ決め手は何でしたか?

実はデジハリ以外にも3〜4社ほど資料請求をして検討していました。その中でデジハリに決めた理由は、主に3つあります。

まず1つ目は、「1次情報」に触れられる環境です。AIの登場など変化が非常に速い時代において、今まさにプロとして働いている先生方から直接指導を受けられることは、何よりも価値があると考えました。ネット上の二次的な情報ではなく、現場の生きた「1次情報」に触れることが大切だと思ったんです。

※デジタルハリウッドではデザイン業界で現役で働いている講師が授業を担当します。

2つ目は、知名度と信頼感です。 UI/UXを体系的に学べるカリキュラムはもちろんですが、業界内での知名度の高さも、未経験から挑戦する自分にとっては大きな安心材料になりました。

そして3つ目は、自分のペースで没頭できる学習スタイルです。私は一度没頭すると周りが見えなくなるタイプなので、オンラインの動画学習でも自分のペースでどんどん進められるスタイル が、自分の性格に合っていると感じました。

※本科UI/UXデザイン専攻では授業外でも、学習サポートとして映像教材を用意しています。

Q. 学習や就職活動はどのように進めましたか?

「未経験」という壁を乗り越えるために、自分の目指すビジョンから逆算して、戦略的に動きました。

「スキル+α」の強みを作る

1年間の学習期間を経て転職活動をする際、どうしても「実務未経験」という枠での採用になります。その際、企業側はスキルだけでなく「デザインへの熱意」や「学習意欲」「自走力」を見るだろうと考えました。 そこで、デジタルハリウッドでの学習と並行して、以下の2つの資格を独学で取得しました。

・色彩検定1級、色彩検定UC級:デザインに対する理論的な裏付けと熱意をアピールするため。
・応用情報技術者: 「システムの構造も理解できるデザイナー」という独自のポジションを確立するため。

Figmaを武器にしたプロセスのアピール

面接では完成したデザイン(アウトプット)だけでなく、その過程も重視しました。Figmaを使って、どのようにユーザーの導線を考え、どう画面設計(ワイヤーフレーム)を構築していったかという「思考のプロセス」を可視化して提示しました。

デザインを「アート」としてではなく、論理的な「ビジネスの武器」として扱えることを示したかったんです。

学習スケジュールの管理

あえて「1日何時間」と決めず、自分のペースで進めました。というのも、先ほどもお話ししましたが、私は一度何かに没頭すると周りが見えなくなるほど突き詰めてしまう性格なんです 。そのため、決められた時間に縛られるよりも、オンライン動画学習というサポートを活かして、できるときに自分のペースで納得いくまで学習を進めるスタイルでした。結果として、9月末にデジタルハリウッドを卒業し、翌10月1日には新しい会社に入社するという、非常にスムーズな移行ができました。

Q. 現在はどのような仕事をしていますか?

設立5年目の大手グループ系列のIT企業で、自社システムのUI/UX改善を任されています。デザイナー兼エンジニアという立ち位置ですが、実は社内で1人目のデザイナーなんです。

ユーザー動向の分析から数値に基づいた改善提案まで、デジタルハリウッドで学んだカスタマージャーニーマップや画面設計のスキルをフル活用して、1から仕組み作りを行っています。

Q. 今後の目標や展望はありますか?

BtoBのシステム領域で、働く人のモチベーションを高めたり、心理的安全性を生み出したりするようなプロダクトを作っていきたいです。

将来的には「ITストラテジスト試験」や「人間中心設計専門家 」の資格取得も視野に入れ、ビジネス戦略に強いUI/UXデザイナーを目指しています。

※HCD-Net認定 人間中心設計専門家/スペシャリスト

Q. UI/UXに興味を持っている方へメッセージをお願いします!

私自身、デジタルハリウッドに入る前は「自分のキャリアはどうなってしまうんだろう」と迷い、悩んでいた時期がありました。ですが、勇気を出して一歩踏み出し、ここで学習したことで、新しい道が開けました。

もし今、当時の私と同じように将来が不安で立ち止まっている方がいたら、「大丈夫だよ」と伝えたいです。デジタルハリウッドは、プロの講師から得られる学びや、多様なバックグラウンドを持つ仲間との出会いなど、偶然のチャンスが溢れている環境です。

デザインを学ぶだけでなく、自分の目的から逆算して「自分だけの強み」を掛け合わせていけば、必ず道は見えてきます。

まずは一歩、踏み出してみてください!

まとめ

今回のインタビューを通して、龍華さんがこれまでの経験を活かしつつ、戦略的にキャリアを切り拓いていく姿が印象的でした 。デジタルハリウッドには、プロの講師から直接得られる実践的な学びや、自分だけの強みを磨ける環境が整っています。

「今、UI/UXを学びたい」という直感を大切に、学習を始めてみませんか?

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