こんにちは!
デジタルハリウッド東京本校スタッフです。
今回は本科CG/VFX専攻の卒業生で、CGの ティーチングアシスタント(以下TA) を担当して下さっている鈴木崇哲さんに、 TAの役割 や学習サポートの重要性についてお話を伺ってきまた!
▼TAとは?
デジタルハリウッドの授業では、授業を進行させる先生だけでなく、授業中に分からない所がある時に、先生が他の受講生を対応している時に 学習をサポートしてくれる存在 がいます!それがTAさんです!
▼TAの紹介
鈴木 崇哲さん
・明治大学卒業
・某有名印刷会社に勤務
・同社に勤めながら本科CG/VFX専攻 23年9月卒業
・同社に勤めながら、デジタルハリウッドでTAも務める
▼この記事の目次
【目次】
- CGを学ぶきっかけ
- デジタルハリウッドを選んだ理由
- TAになろうと思ったきっかけ
- TAの役割と業務内容
- 受講生から多い質問
- 鈴木さんの制作課題
- 今後の活動について
- CGを学んでいる人、学ぼうか悩んでいる人へ
▼CGを学ぶきっかけ
Q: 入学前の属性に関しましてご紹介をお願い致します。
A : 入学前は エンターテイメント系の分野でプロデュースの仕事をしていました。その仕事の中で、バーチャルアーティストをプロデュースするという機会がりました。Blenderを趣味で触っていたため、何とかなるだろうと、高を括ってバーチャルアーティストのアバターをモデリングするディレクションに入りました。しかし実際に現場に入ると、Blenderでなく、Mayaを使っていて、今のBlenderだけのスキルのままでは厳しいと感じました。また、多くのCG系インフルエンサーの方々と仕事をする中で 自分もアーティストの道に行きたい と思うようになりました!
Q : なぜ趣味でBlenderを触ってみようと思ったんですか?
A: 元々Photoshop、Illustrator、After Effectsのソフトを 興味心から触っていて、その延長線上でBlenderも触っていた感じです!
▼デジタルハリウッドを選んだ理由
Q: デジタルハリウッドを選んだ理由を教えて下さい。
A
:
昔から名前を知っていたり、大学が近かったりと理由はたくさんありますが、他校のCGの先生に、デジタルハリウッドの就職率が良いよと勧められたのが1番の理由です。
Q: 実際に受講してみてどうでしたか?
A: 受講前は「Blenderを使っているし、余裕だろう」と思っていたのですが、実際に受講してみると、※予想以上に授業の進みが速くて驚きました。 しっかりAnyをやらないとまずいな 、と思っていました。
※ 鈴木さんは本科CG/VFX専攻(学び方A)でした。
Anyという映像教材を使用したインプットでの基礎とクラス授業で応用を掛け合わせる、学習スピードの速いクラスです。
▼TAになろうと思ったきっかけ
Q : TAになろうと思ったきっかけについて教えて頂けますか?
A : 卒業後にCG業界に転職をしないとなると、CGと距離が出来てしまい、自分のスキルが落ちてしまうのではないか、と考えたからです。また、僕は キャラクターモデラー というニッチな分野を勉強していたのでMAYAが出来て、 ZBrush も出来るという点で何か役に立てるのではないかと考えTAをやっています。
▼TAの役割と業務内容
Q : TAの業務内容について教えて下さい。
A: 出席の管理、授業準備などの 事務的な作業 と、授業でつまずいたり理解が追いつかない受講生を早急に発見し、 学習のサポート をしたり 、受講生の キャリアに関する相談 を受けたりしています。
Q : 授業の時間以外に受講生の質問を受ける事もあるのですか?
A : はい。授業以外の相談だと、キャリアに関する内容が多いですね。他には、キャラクターモデラー志望で、自分が担当していないクラスの受講生の方が質問してくれこともあります!
Q: TAをやっていて、楽しいことはどんなことですか?
A: 受講生さんの疑問を解消してあげることが出来ることですね。あとは、在校時とは違う理解力で授業を聞けるというのは 自分のスキルアップ にも繋がるので楽しいことですね!
▼受講生から多い質問
Q : 受講生さんからどんな質問が多いですか?
A:
特に多いのは
入学してすぐの時期で、
ソフトの初期設定
が上手く出来てなくて起こる不具合ですね。その他にはどのように制作課題を進めて行けば良いかなどの質問も多くされます。
Q: TAをやっていて困ったことはありますか?
A: 困ったことはないですが、自分の専門でない領域のCGに関する質問などは、回答出来ない場合があるので、 他のTAさん や、 ※トレーナーさんに任せる 時はあります!
※主にCGGYMで指導してくれるCGのスペシャリスト
▼鈴木さんの制作課題
▼静止画課題作品(入学して3か月目の作品)
▼中間課題作品(入学して6か月目の作品)
「 実験体:身体能力向上プログラム 」
▼卒業制作
「 CYBERPUNK GIRL 」
▼今後の活動について
Q: 現在の活動や、今後の活動について教えて下さい。
A: 現在は同社でCGに関するプロジェクトをプロデュースしたり、部下にCGを教えたりしながら、デジタルハリウッドでTAとして働いています!将来はCGの
フリーランス
として活躍したいとも考えています!
▼CGを学んでいる人、学ぼうか悩んでいる人へ
Q: デジタルハリウッドの受講生にアドバイスなどあれば教えてください。
A: 卒業してから気付いたことですが、
縦と横の繋がり
が本当に大事です。縦はTAやトレーナーで、横は受講生仲間です。卒業後のお仕事に役立つことは間違いないですし、何より在学中や卒業後に相談出来る相手が出来るというのも大きなアドバンテージだと思っています。ですので、出来る限り学校には来た方が良いと思います!また、※
オールナイトフリータイム
を利用すると勝手に仲間意識が芽生えて、他のクラスの受講生とも繋がりが出来やすいのでオススメです!
あとは、TAやトレーナーをたくさん活用するべきです。分からないことがあれば、その場で解決してもらえることもありますし、効率が上がるための裏技などを教えて貰えることもあるので
積極的に質問をしましょう!
※デジタルハリウッドでは教室を自由に利用でき、24時間いつでも使用することができます。これを「オールナイトフリータイム」と呼びます。
Q: これからCGを学びたい方へのメッセージをお願いします。
A: 作業者ではなくアーティスト になるという思いでCGを学んで頂ければ良いと思います。普段の生活の中で、自分がどういった作品を作りたいのか、自分の世界観を作ることが1番大事なことだと思います!
いかがだったでしょうか!
鈴木さんのお話は、受講生やこれからCGを学ぼうと考えている方々にとって大きなインスピレーションとなったと思います!
分からないことがあったら、遠慮せずにTAやトレーナーさんにどんどん質問していきましょう!