デジタルハリウッド東京本校 ブログ

【受講生紹介】
来校×オンラインのハイブリッド型学習。
実際どうなの?受講生に聞いてみた。

2021-02-13

こんにちは。東京本校スタッフの山本です。


世の中の変化と共にデジタルハリウッドの学び型も進化しました。
来校 してもよし! オンライン で受けてもよし!
授業はどこからでも学習できる ハイブリッド型!

とはいえ。

受講生さんは実際どうなんだろう。

ということで今回はオンライン授業を上手に使い学習していらっしゃる受講生に実際に聞いてみました!


「オンラインってやりづらい。」「本当に満足ができるの?」と思っている方、必見です。


ぜひ最後までご覧ください。

▼聞いてみた。①




小田 崇仁 さん 本科CG/VFX専攻

◆プロフィール
1997年熊本県生まれ。23歳(取材当時)
早稲田大学文化構想学部表象・メディア論系卒業後にデジハリへ。
趣味はアニメ鑑賞。CGクリエイター検定1位の記録をもつ。

―― 今の時期に学習を始めたからこそよかったことってありますか?

◆良かったこと①

デジタルハリウッド内外のさまざまなセミナーにオンラインで参加できるようになったことです。
これまでは何かのセミナーに参加するためには、会場まで直接足を運ぶ必要があることが多く、インドア派の自分にとっては参加するだけでも一苦労でした。
しかし、最近はほとんどのセミナーがオンラインで開催されるため、以前よりも格段に参加しやすくなりました。
くわえて、オンラインセミナーでは講師の方々とチャットでやりとりできることも多く、質問が気軽にできて助かっています。
そのため、最近は様々なセミナーに積極的に参加し、情報収集に努めています。


◆良かったこと②

自宅で過ごす時間が増え、以前よりも多くの作品を鑑賞できるようになった結果、3DCGに活かすための引き出しを増やせたことです。
3DCGの勉強を始める以前から作品鑑賞に使う時間は少なくないほうでしたが、3DCGの勉強を始めてからは、自分の制作に活かすための参考資料として、より集中して分析的に観るようになりました。
具体的には、カメラワークやライティングの参考として実写映画を観たり、アニメーションや色彩設計の参考として作画アニメを観たりしています(例えば中間課題の制作中には、加藤久仁生さんの作品を繰り返し観ていました)。
そうしたなかであらためて痛感するのは、「作ること」「鑑賞(分析)すること」 は不可分なのだということです。
なので、これからも作品鑑賞の時間は大切にしたいと思っています。


―― 来校やオンライン下のサポート面でよかったなと思えることはありましたか?


デジタルハリウッドの教育で良いところのひとつは、オンライン学習システムAnyの動画教材が充実しているところだと思います。
Anyでは自分のペースで予習や復習を進めることができるため、積極的に活用しています。
くわえてAnyの良いところは、 Nuke などの日本国内ではまだ入門書が充実していないツールの教材も用意されている点です。
私のような初学者にとっては「良い入門教材に出会えるかどうか」が、その後の学習効率やモチベーションを左右する重要な要素になるので、こうして入門のハードルを下げてくれるのはとても助かります。
Anyに限らず、新しいツールやトピックの紹介に積極的なところがデジタルハリウッドの良いところだと思うので、今後も「文化」として続けていってほしいですね。


――これからの学習についてどんなことを考えていますか?

静止画課題や中間課題を制作するなかで、自分はルックに関わる工程が特に好きだということが分かりました。
「次はどんなルックの作品を作ろうか」とか、「こんなルックを実現するにはどうすればいいだろうか」と頭の中で考えを膨らませる時間がいちばん楽しいです。
そこで今は、ルックに関わる技術の学習を重点的に行っています。
具体的には、Open Shading Language(OSL)というシェーダー開発用のプログラミング言語を独学で勉強しています。
プログラミング自体ズブの素人なので四苦八苦しながら勉強していますが、これまでぼんやりとしか分かっていなかった3DCGの知識をより深い部分から学び直すことにもつながり、結果的に一石二鳥でした。


――これから勉強をはじめる人に

私が3DCGの勉強を行うときに癖づけているのは、「疑問や不具合に遭遇したら、すぐに調べる」ことです。
「すぐに検索に頼るのは良くない」という意見もあるでしょうが、私のような初学者の場合、自分で解決しようと粘っても闇雲に時間と気力体力を浪費するだけで、結果的に問題は未解決のまま、3DCGに対する苦手意識だけが残ってしまうことが少なくありません。
そうなるよりは検索して解決策を見つけるほうが、単に目の前の問題にとってだけでなく、その後の学習のモチベーション全体にとってもプラスになるだろうと思います。
実際、3DCGに関する知見はネットに大量に蓄積されていて、たいていの疑問や不具合に対する回答はさほど苦労せずに見つけられると思います。
もちろん、検索してもなかなか回答が見つけられないこともあります。
ですが、それは一歩踏み込んだ難しいことに挑戦しようとしている証拠でもあるので、そこを乗り越えれば、より良い作品につながるはずです。
そういうときに試してみてほしいのは、英語で検索することです。
3DCGに関する記事は日本語で書かれたものより、英語で書かれたもののほうが桁違いに多く、また最新のトピックに関する情報も充実しているので、日本語検索では回答がヒットしない問題でも、英語で検索すれば回答(あるいはヒント)が見つけられることがあります。
幸い、最近は自動翻訳の精度も向上してきているため、本文をコピーしてGoogle翻訳などにかければ、英語が苦手な方でも記事を読むことができるので、ぜひ試してみてください。


ちなみに・・・

オンライン上の学習でもっとこうだったらいいのにと思ったことはありますか? という質問に
(特にありませんので無回答でお願いします。)とのことでした。

頑張り屋さんの小田さん!ぜひ素敵なルック作品を作ってくださいね!

▼聞いてみた。②




今里 英輔 さん  本科CG/VFX専攻

◆プロフィール
1997年生まれ。23歳(取材当時)
日本大学文理学部。
デザイン事務所でのアルバイト経験を持つ。

―― オンライン上でも学習を進めてよかったことはありますか?

オンライン上での授業であるため、共に競い、高め合う同じクラスの方達がすぐ近くにはいないので、周りのレベルがどのぐらいなのか、どのぐらいの進捗状況なのかが全く分かりません。そのため自分自身との戦いになります。
その様な環境にあって、例えオンラインではあっても規則的に学習することより、周りに遅れをとらないように、学習についていけるようにというモチベーションを維持し続けることができました。
習を通じてひたすらCGと向き合い、少しでも多くの時間をCGに費やすことで、自然とCGのクオリティのステップアップが作品を通して目に見えて分かることがとても嬉しかったですし、やりがいを感じることができました。

―― 今の時期に学習を始めたからこそよかったことってありますか?

新型コロナウィルスの影響で仕事がリモートワークになり、人と会う機会も少なくなったことで時間に余裕ができたため、集中的にCGの勉強に取り組むことができました
またデジタルハリウッドもオンライン上での授業になり、自分の隣に先生やTAの方がすぐ近くにはいないので軽易に質問などをできる環境ではなかったため、自分自身が独力で何が間違っているのかを理解できるまで調べて、ひとつひとつ疑問を解決していくことで、忘れにくくなり、調べる力も身にけることができたと思います。1年制の私にとっては、色々と苦労は多いものの、とても濃い学習期間になっています。


―― 来校やオンライン下のサポート面でよかったなと思えることはありましたか?

オンライン学習のため学校に行けない中でも、SNSのグループページで気軽に質問を投げかけることができ、先生やTAの方が改善点などを毎回答えてくれるのでとても助かっています。
また、クラスの他の方の質問なども見れるので、そこで自分の知らなかった情報や自分のミスに気づけることもあるので、知識を全員と共有しあえるのはオンラインならではの利点であると思います。



――オンライン上の学習で、もっとこうだったらいいなと思ったことはありますか?


オンライン学習の場合は、先生方との主なやり取りがSNSに限られており、その情報は他の学生と共有されているため、動画教材の質問はいつでも可能なチュータリングサービスがありますが、担当の先生と一対一で個別に相談できる機会がというのがあまりありません。
例えば、定期的に担任の先生と学生のオンライン個別面談の時間を設けることによって、先生は学生の心情等を把握でき、学生は学習内容以外の将来の仕事等のアドバイスも聞いたりできるので、とても有効だと思いました。


――これから勉強をはじめる人に

私が3DCGを始めたきっかけは、映画等で使われているCGグラフィックの美しさに興味を持ったことです。最初は、これはどうやって作っているのだろうという好奇心だけで始めました。もちろん私自身も、CGについてはまだまだ知らないことばかりですが、とてもやりがいをもって毎日楽しんで学んでいることは間違いないです。
あとは、CGを学ぶうえでの具体的な目標を立てて、本気でCGを学ぶというモチベーションを維持し続けることは大事だと思います。それさえあれば、本校は先生やTAの方達が全力でサポートしてくれるので、CGを学ぶには最適の学校だと思います


最適の学校!涙が出ますね。
作品のクオリティもとても高くしっかり学習している今里さん!これからも楽しみにしています。

今回いただいた意見も踏まえてスクールとしても

皆様により良い学習をお届けできるようにブラッシュアップしていきます!

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