こんにちは。
デジタルハリウッド東京本校です。
デジタルハリウッドの本科UI/UXD専攻は、幅広いデザインの仕事に対応するために、しっかりとした基礎学習は共通し、それぞれに特化した分野も学べるように3つのコースに分かれています。
・クリエイティブコーディングコース
体験型アートなどのインタラクティブ作品を実装するためのプログラミング習得に特化
・インタラクションUIデザインコース
新しいコンテンツやサービスを生み出すためのサービスデザイン、企画発想に特化
・コミュニケーションデザインコース
グラフィックデザインとWebデザイン制作に特化
今回は、本科UI /UXD専攻
インタラクションUIデザインコース
について詳しく説明します。
デザイン業界で活躍するためのカリキュラム
まずはデザインの基礎固めから
UI/UXD専攻は、デザイン未経験の方も多く入学されます。そのため、前半はまずデザインの基礎をしっかり学びながら、デザイン思考を身に着け、デザインによって、依頼者の問題を解決する方法を勉強していきます。
タイポグラフィ、色、レイアウトといったデザインに重要な要素を学び、3か月目に取り組むインフォグラフィックスは情報を整理してデザインしていきます。
もちろん、プロのデザイナーにはおなじみの PhotoshopやIllustratorといったソフトも身に着け、思い描いたものをアウトプットできるようになります。
3ヵ月目課題インフォグラフィックス
さまざまな手法を知ることで表現の幅を広げる
デザインの基礎と同時に様々なアウトプット手法を学んでいきます。After Effectsを使った映像表現や、ビジュアルデザインのためのプログラミング言語のProcessing、ゲームエンジンUnity、IoT(Internet of Things)の体験に繋がるArduinoなど、表現の幅を広げるための授業です。UXを実践し、新しい体験をユーザーに届けようと思うのであれば、常にテクノロジーの変化を追い、新しいテクノロジーをしっかり理解していくことが大切です。
あらゆるデバイスでの表現が身につくことで、広告業界や、エンターテイメント業界への就職をしたい方にも人気のカリキュラムです。
UXの概念をきちんと身に着けたデザイナーへ
UXをワークショップ形式で学びアウトプットまで
自身の手で、思い描いたものをデザインできる土台ができたのち、ユーザー体験全体を考えることをしっかり学びます。UXデザインは非常に広範囲に及ぶ概念のため、授業では「考え方」や「取り組み方」を知り、考える行為を習慣化するために、講義だけでなくワークショップ形式の授業にて、ユーザー視点で考える行為を身に着けていきます。
このコースでは業界で仕事ができるようになることを一定基準にしているため、座学だけではなく、作品に昇華させるところまで一連の流れとなっています。
ビジネス手法&アイデア発想法を身に着け作品に活かす
ユーザーを抱える企業にとっての視点も大切です。そうしたときに、ユーザーと企業双方の視点からビジネス的に成り立つかを「リーンキャンバス」といった手法であぶりだします。授業でも、リーンキャンバスを使って、サービスを考える練習をします。そして、解決につながる具体的なアイデアをカスタマージャーニーマップを使って導き出し、作品作りに活かしていきます。
※リーンキャンバス
課題、顧客セグメント、独自の価値提案(UVP)、ソリューション、チャネル、収益の流れ、コスト構造、主要指標、圧倒的な優位性、他者に真似されない優位性とは何かの9つの項目を埋めることで企業課題とユーザー課題をどのように解決するかを見つけ出す手法
サービスを具現化する卒業制作
1年の集大成となる卒業制作は、個人で企画しオリジナルで制作します。学んだ技術とUXの概念を活かし、アイデアを形にするサービスデザインに取り組みます。
インタラクションUIというコース名に相応しい、サービスのアプリやWebも多く制作されています。UXを意識した、利用者に価値が伝わり、違和感や不快感のないインタフェースを作るのです。こうしたビジネスを意識した卒業制作は、企業にも好評で、就職活動の大事なプレゼンテーションツールとなります。
活躍する先輩たち
デザイン未経験からのデザイナーやディレクターとして活躍する先輩方を紹介します。
入学前
大学生
卒業後
株式会社ピラミッドフィルムクアドラ
どのスクールよりも学べるスキルが多く、1年間でしっかり学べるところに惹かれてデジタルハリウッドに入学しました。卒業後はWebやアプリのデザイン、動画のデザインの部分、インタラクティブコンテンツのデザインの部分、紙のデザインなど、 デザインのことなら割となんでもやっています。 先生方は現在進行形で活躍されている方々なので、今現場で求められるスキルを教えてもらえて、就職後すぐに役に立っています。
入学前
大手メーカーエンジニア
卒業後
株式会社DONGURI
アートディレクター/デザイナー
デザインによって発展する企業や人が増えるほど、そこに関わる人たちの日常における「幸せ」も高まると思っていて、そんな気持ちでデザインの世界に入ることを決意しました。
デジハリに入ったのは、グラフィックから映像、Webと広く学べると感じたからです。業界での知名度も高いので、人との繋がりかが増えるのも期待しました。
現在は、デザインコンサルファームという業態を成している、DONGURIという論理的な構築から美術的な表現まで一気通貫でできるとても個性的な会社で働いています。クライアントの本質的な課題発見を行い、そこからアウトプットに繋げていく仕事です。
UI,UXという言葉が業界にも浸透し、よく使われるようになった昨今、その概念を身に着けるのはもちろんのこと、作品にまでしっかり落とし込むことができる力が業界で必要とされています。未経験から安心して技術を身に着け、クリエイターとして活躍できるコースです。
さらに詳細を知りたいという方はぜひ、説明会にご参加ください!