亀川武志氏:Digital Frontier/アニメーション室長 シニアデザイナー
三重県出身。2005年にデジタルハリウッド福岡校を卒業後、同校TAとVSQ(福岡の映像プロダクション)を経て、同2005年にデジタルフロンティアに入社。
シニアデザイナーとして活躍する一方で、現在は「アニメーション室」室長として部下の育成にも力を入れている。
【代表作】
「GANTZ:O」
「未来のミライ」
「いぬやしき(実写劇場版)」
「デスノート(新旧実写劇場版)」
「バイオハザード ダムネーション」 他多数
なんと2005年のデジタルハリウッド福岡校卒業生でいらっしゃいます。
今回、カメラワークとショットワークをベースに、以下をレクチャー下さいました。
・CG全般におけるカメラワーク
・3DCGにおけるレイアウトと構図
・カットの繋ぎや編集テクニックなどのショットワーク
キャラクターをよりよく見せる、背景をなじませるなど、ショットワーク次第で画が変わってくるため、画作りに直結する大切なポジションです。受講生の皆さんも興味が高く一瞬で予約が埋まってしまいました。
「静止画だけではなく、全ての作品に応用が利く、そんな話を今日はします」と亀川さん。
皆さんの作品のクオリティが上がればとのこと、貴重なお時間を頂戴しましたこと、心から嬉しく思います。
亀川さんが携わられた作品はそれこそ凄い数の作品数でらっしゃいました。
最初にデモリールをお見せ下さったのですが、私も見た事のある映画ばかり。
これを見ているだけでもとても楽しいです。
授業開始前にインタビューを行いました。
デジタル・フロンティアに就活しようしている人は必見ですよ。
●亀川さんは普段どんなお仕事をされているのでしょう?
レイアウトとアニメーションを担当しています。
●アニメーターの仕事の魅力とはなんでしょう?
映像の根本に携われることですね。骨組みに関係するような部分です。
●デジタル・フロンティアではどんな人材を求めてらっしゃるのでしょうか?
そうですね、映像や映画が大好きな人、でしょうか。
好きだと言う気持ちはとても大切ですよ。
あとコミュニケーションも大切なので、何を考え制作しているのかを共有しながら一緒に作品を作り上げられる人ですね。
●デジタルハリウッドで学んでいる皆さんへ一言
まず、学生の時は勉強して作品制作に集中して下さい。作品を完成させて、先生からの指導を元にブラッシュアップを重ね、作品のクオリティを高めて下さい。
一番良くないのは、作品が中途半端な状態であることだと思います。
就活の時に、見る側の人間へ「何が好きなのか」「何が得意なのか」「何をやりたいのか」がハッキリ伝わるような作品になると良いと思いますよ。
授業が終わった後は個別にデモリールなどを持ち寄った受講生へ丁寧な指導を下さいました。予定時間を倍も延ばしてご対応頂きありがとうございました。
受講生のアンケートからいくつかピックアップしますが、皆さん大満足だったようです。
「カメラアングルだけで印象が変わるので、きちんと取り組もうと思います!」
「具体例のムービー、分かりやすかったです!」
「印象的な画作りが出来るようになりたいと感じました」
皆さんそれぞれに感じ入る事があったようです。
作品制作にぜひ活かして欲しいですね。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
また次の機会もぜひお願いします。