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【[Tech Lab2018]ゲーム映像VRゼミ】
比嘉了氏による特別講義
人を魅了するコンテンツ制作をするためのノウハウ「VRとテクノロジー」

3DCG、VFX、あらゆる映像制作に必要な技術を1年かけて基礎から学ぶ 本科CG/VFX専攻内に設けられたTech Lab2018 ゲーム映像VRゼミ。
VR制作において大切な企画・発想の授業を受講し、新しい体験を創造するクリエイターに必要な思考力を鍛えます。入学より9ヶ月のタイミングでVR作品実装のためのハンズオン授業を受講し卒業制作に備えます。

今回は実力派プログラマーでライゾマティクスでの活躍経験もある比嘉 了氏をお招きし、『人を魅了するコンテンツ制作をするためのノウハウ「VRとテクノロジー」』と題して授業をおこなっていただいた様子を、本科CG/VFX専攻受講生の藤村麗菜さんにレポートしていただきました。

講師:比嘉了氏 アーティスト/プログラマー

1983年生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。オリジナルなプログラムやデバイスを用いたサウンド・パフォーマンスや、ソフトウェア・アートの制作、研究をおこなう。3次元空間における独自のユーザー・インタフェースを設計し、それを用いたリアルタイム音響合成ソフトウェア「VP3L」を開発し、音楽表現におけるインターフェースについての国際会議「New Interfaces for Musical Expression」(パリ、2006)にてパフォーマンスを発表したほか、インスタレーション作品をNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、山口情報芸術センターで展示した。

受講生による授業レポート
比嘉 了氏の強みを活かした事例の数々~

今回のセミナーは、現在フリーで、プログラマー・ビジュアルアーティストとしてご活躍されている比嘉了さんに、お話ししていただきました。

比嘉さんは、”プログラミング・画像解析・オーディオシンセサイズ・ネットワークの仕組み・電子工作”などと様々な分野を学び、ビジュアル表現だけでなく、システムのR&Dができるところがご自身の強みだと教えてくださいました。

具体的に、いくつか比嘉さんがグラフィック演出や開発で携わった作品を紹介いただきました。

事例1:VR空間でダンサーが出現!” The Other in You—わたしの中の他者”

画像: 山口情報芸術センター[YCAM]大脇理智+YCAM新作インスタレーション展より

山口情報芸術センター[YCAM]にて” The Other in You—わたしの中の他者”の展示が開催され、比嘉氏は、グラフィックとシステム開発をご担当されたそうです。
こちらの作品は、VR+コンテンポラリーダンスを融合させた新しい試みで、VR空間内にて、ダンサーが出現し、あたかも自分の中を通り過ぎていくような迫力と没入感を感じられる作品を作成されたそうです。
現在ICC(NTTインターコミュニケーション・センター)にて開催中とのことで、実際に私も体感しに行きたいと思いました。

事例2:SonyCSLとのコラボレーション ”Head Light”

Head Light
画像:SonyCSLより

SonyCSLとのコラボで、”Head Light”の開発についてもお話いただきました。

この”Head Light”は、人の知覚を超えて、生き物の知覚世界をパーソナルプロジェクションマッピングによって体験できるシステムで、Head Lightを装着すると目の前に人間とは違う感覚を持つ動物の見ている世界が表示される作品とのことでした。通常のVRとは違い視野角が広く、VRヘッドセット自体も開発されたそうです。

事例3:VJ ”DUB-Russell+ HEXPIXELS”

DAIV プロモーションムービー
DAIV プロモーションムービー HEXPIXELS(Kezzardrix/Satoru Higa)編

VJのお仕事で、”DUB-Russell+ HEXPIXELS”を紹介していただきました。カメラ4台を同時にデスクトップに入れてミキシングしたり、会場自体の3Dモデルを映像内に入れ込むなど、様々なアプローチをされた作品だそうです。

事例4:医療データを解析して3D化!NHKスペシャル「人体」

比嘉氏授業の様子
授業の様子

NHKスペシャル「人体」”脳”にて、実際の医療データ(2Dデータ)から、3Dソフトにて、データを解析、ボリューム化(3D化)されたそうです。また、静脈(通常データ化されない)をデータ化されていて、医療分野でも非常に有用なデータを作成されていて、非常に驚きました。

このように、様々な分野で幅広くご活躍され、また、比嘉さんの探究心や開発・研究に対する圧倒的なセンスの良さに驚きました。

また、発想をどのように実現させるかとのお話で、やりたい事を出来ることに分解し、できないことも、分解して小さくしていく。


そして、何かものづくりの際には、目標までの道筋をきちんと分析し、もしもうまくいかなかった時は何故うまくいかなかったのかを検証することが大事。最初から最後まで、安定してつくり通せるのがプロなので、日々勉強しましょう。とのアドバイスいただきました。


今回の比嘉さんのセミナーを受講して、比嘉さんの柔軟な発想と、ご自身も楽しみながら、人を楽しませるコンテンツの開発・構築をされていることに、とても驚きました。
“人を楽しませる何か新しいもの”を生み出すことへのきっかけやアプローチ方法を教えて頂き、とても勉強になりました。日々探究心をもって、自分の目標やアプローチ方法の分析を意識的に取り込んで行きたいと思いました。大変有意義な時間をありがとうございました。

受講生の感想もご紹介

紹介していただいた事例を中心に授業レポートをしていただきました。

その他の受講生からも

  • Houdiniに興味があったのですが、使うメリットが具体的に分かり、使えるようになりたいと思いました。
  • 色々なソフトを使えるようになりたいと思いました。
  • やりたい分野に沿ったお話が効けてとてもよかったです。

と、自身の学びがどうやって活かせるのかを知る良い機会となり、大変やる気が出る授業となったようです。

今後も、受講生の目指す目標をサポートできるよう、様々な授業を展開していきます!レポートもどんどんしていきますので、どうぞお楽しみに!

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