みなさんこんにちは。
デジタルハリウッド東京本校スタッフの坂上です!
本日は、前回ご紹介させていただいた、第一弾インタラクティブUI/UXゼミに引き続き、
第二弾としてインタラクティブIoTゼミについてご紹介いたします。
デジタルハリウッド東京本校で開講されている本科デジタルデザイン専攻(現:本科UI/UXD専攻)では、入学から半年後に卒業制作に向けてゼミを選択します。
自分の作りたいものはどのようなものなのか。講師の先生方の話を聞いて、自分に合ったゼミを選択していきます。
インタラクティブIoTゼミとは
近年、様々な場面で耳にする機会が増えたIoT※1という言葉。
インタラクティブIoTゼミでは、『何と何をつなげて使うものなのか』、『誰が何のために、どのように使うのか』、『実際に使ったときにどうなるのか』などについて、ただデザインするのではなく、UX※2やUXデザイン、その先から何が得られるのかまでを考えながら学びを深めていくゼミです。
授業は、前期に学んだProcessingの知識を活かし、さらにモノづくりを加速させるopenFrameworksを中心に、物理演算や重力、摩擦から導き出す表現やArduinoとの連携など様々なことを学んでいただける内容となっています。
ただ、自分たちにとって面白い作品を作るのではなく、エンジニアと話せるデザイナーとして、人の役に立ったり、利用する人に楽しんでもらえるようなモノとは一体何なのかについても授業を通してしっかりと学び、考えていただきます。
最後には、学んだ知識を最大限に活かした卒業制作に取り組んでいただきます。
※1:IoT(Internet of Things:モノのインターネット)とは、モノがインターネットに接続され、情報交換することにより、相互に制御する仕組みのことです。
例えば、外出中にスマートフォンから自宅の炊飯器やエアコンなどの家電製品のスイッチを時間指定でオン/オフにする、その日何回家電製品のスイッチをオン/オフにしたのかのデータをとるなど。
※2:UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、製品やシステム、サービスなどを通して、ユーザーが得る経験ことです。
いかがでしたか?
デザインは紙やWebサイトだけで展開されているものではないのです。
身の回りにはたくさんのデザインで溢れています。
その一角が、IoTやインタラクティブコンテンツとよばれるモノたちなのです。
◆第一弾のインタラクティブUI/UXゼミの記事はこちらから
▼過去の受講生の作品はこちら
こちらは、Webカメラを使用して遊べるインスタレーション「POPARTY」です。
外見のかわいさとは裏腹に、制作にはopenFrameworks / openCVを用いて、
高度なプログラミングで構成されています。
遊んだあとには、その様子がGIF動画で保存され、SNSに投稿することができます。
こちらは、リープモーションを使用し、手の動きによって線路内を移動できる
インタラクティブアート「Tokyo Metro Visualizer」です。
実際の東京メトロの時刻表をPHP/JavaScriptで解析し、約1300本の電車をopenframeWorksを用いて動かしています。
こちらは、スマートフォンで遊べるサウンドインスタレーション「DOTS」です。
映像と音楽が融合し幻想的な空間の中でメッセージを伝えることができます。
p5.js / node.jsを用いて、映像と音、スマートフォンが連動するよう構成されています。
▼本科UI/UXD専攻
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2017年9月よりコース名の変更、カリキュラムの改編を行い、本科UI/UXD専攻 クリエイティブコーディングおよびインタラクションUIコースとして生まれ変わりました。
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