デジタルハリウッドSTUDIO新宿 ブログ

【卒業生紹介】システムエンジニアとして働きながら、グラフィックデザインのスキルを習得!デザインスキルで広がる創作の世界

2025-03-20

こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO新宿スタッフです。

今回ご紹介するのは、グラフィックデザインマスター講座を卒業し、現在もシステムエンジニアとして活躍中の餌取健太郎さん


“論理”の世界で働く彼がなぜ“感性”の世界に足を踏み入れたのか?

その背景には、学生時代から続く「つくること」への純粋な好奇心と、社会人になってから芽生えた“表現したい”という思いがありました。 エンジニアとしての経験をベースに、自分だけの創作スタイルを築き上げていく姿は、今まさに「好き」を形にしたいと考えるすべての方にとって、きっとヒントになるはずです。


「手を動かしてみたいけど、未経験で大丈夫?」

「忙しい毎日の中でも、制作の時間は持てる?」

「未経験から得られる学習の方法ってなんだろう?」


そんな不安や疑問に寄り添いながら、リアルな体験談をお届けします!




餌取 健太郎さん
グラフィックデザインマスター講座  卒業生


学生時代にエンジニアリングを学び、現在はSEとして勤務している。
関心:生涯通して創作活動に関心があり、チラシ・ポスター・文化祭の文集・ロゴ・ゲームの切り抜き動画などを制作。
最近は、詩を読んだり書いたりすることが趣味

過去の興味から生まれた、新しい挑戦

ーグラフィックデザインを学ぼうと思ったきっかけは?

もともとモノづくりやITには興味があって、大学ではエンジニアリングを学びました。卒業後はシステムエンジニア(SE)として働いています。


SEでのモノづくりは文章やプログラミングなど論理的な思考を要する作業です。
もちろん、それもやりがいはあるんですが、ふと自分の過去を振り返ったときに「昔、チラシやポスターを作るのが好きだったな」ってことを思い出して。


そのときに、 「感覚的な発想を使うような、もっとビジュアル寄りのモノづくりもしてみたいな」 と思うようになりました。そこからグラフィックデザインに興味を持ち始めたのが、学びたいと思ったきっかけです。

SEの知識も味方に。未経験からのチャレンジを支えた学びの環境

ーなぜ、デジタルハリウッドを選んだのですか?

とりあえずグラフィックデザインを学べるスクールをネットで調べてみました。その中でデジハリさんの説明会に参加し、対面でプラン紹介などをしていただきました。


建物やホームページの雰囲気が良かったのと、プランが豊富だったことが決め手だったと思います。最終的な決断は、直感的に「ここだ」と思えるかどうかを大切にしました。


デジハリの授業の雰囲気が良かったのも大きなポイントです。

通っていた大学が授業の中で話したりグループワークをするなどオープンな雰囲気の授業だったので、それに近いものがデジハリの授業に感じました。
また、未経験からの受講だったため、様々なプランがあるのが魅力に感じました。グラフィックデザインマスターコースは4ヶ月という短期間で始めやすそうという印象もありました。

4ヶ月間の試行錯誤で見つけた、仕事と学習の両立方法

ー学習中に苦労したことはありましたか?
一番苦労したのは 時間の確保 ですね。

SEとしてフルタイムで働きながらの受講だったので、毎日コツコツ進める必要がありました。
Adobeのツールも初めてだったので、最初は操作に慣れるのも一苦労でした。
自分が作りたいものを作り上げるために、その都度必要なことを調べたり、学習を進めたりしていました。


でも、 そういう試行錯誤の時間がすごく楽しかったです。
ロゴやフォントの資料を集めて、視覚的なアイデアの引き出しを増やすようにも工夫していました。

▲餌取さんオススメの書籍

卒業制作に込めた思い──「静けさを届ける」デジタルデトックス

ー卒業制作ではどんな作品を作りましたか?
「White Rooms」という架空のデジタルデトックスサービスのロゴや販促物を制作しました。

きっかけは、「もっと静かな環境で、自分だけの発想に没頭できる時間が欲しい」と思ったことです。
北海道出身で、田舎で過ごしていた頃は自然と静かな場所で物事を考えることが多くて、特に大学時代の卒業研究のアイデア出しもそういう環境でしていました。 でも上京してから、そうした静かな環境が減ってしまって、自分にとって必要な場所だなと感じたんです。


ロゴは白と黒を基調にしたシンプルなデザインで、 「ノイズから解放」というコンセプトを視覚化 しました。 デザインには部屋のような形や、一人で過ごす雰囲気、そしてデジタルデバイスの使用を制限する意味で南京錠のマークも取り入れています。


“伝わるデザイン”を意識することの大切さも、この制作を通してすごく学べたポイント でした。

メインビジュアルの広告物では、ノイズが走るようなデジタルサイネージ風の広告デザインをイメージして、目を引く面白さをイメージしました。


▲実際の卒業制作

ー卒業後の今、どんなことをされていますか?

現在もシステムエンジニアとして働いています。

最近では、 業務の中でデザインを学んだ経験が活かされる場面も少しずつ増えてきていて、以前とは少し違った視点で仕事に取り組めるようになったなと感じています。


また、日常生活の中でもデザインに関するものが自然と目に入るようになりました。

たとえばYouTubeのサムネイルや駅のホームにある広告など、以前はあまり気にしていなかったものが、今では気になるようになりました。


チラシを見て 「どういう工夫がされてるんだろう?」「どんな工程で作ったのかな?」 と考えるようになって、視野が広がったことが、自分の中で良いきっかけになったと思います。 元々考えることが好きだったので、より思考が深まるようになったのは、自分にとって良かった点ですね。


今後の展望を教えてください!

これからも、 創作活動をし続けていきたいと考えています。

チラシやポスター、ホームページのデザインなどを手がけてみたいなと思っています。
まだ仕事として関わっているわけではありませんが、グラフィックデザインのスキルを活かして、もっと多くの人に届けられる表現を目指していきたいです。

最後に、これから学ぶ方へメッセージをお願いします!

ーデジタルハリウッドで学んでよかったことは?

私は、理系・デザインの知識はほとんど無し・美術館に行ってもあまり楽しめないタイプという、デザインとはほぼ無縁の人間でした。
ですが、 「やってみたい」という気持ちだけでスクールに入学し、視野が広がったりとても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。


特に 視野と感性が大きく広がったこと が一番の収穫だと感じています。
興味があるなら深く考えずにやってみてもいいのではないか?というのが私の考えです!




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