こんにちは。デジタルハリウッドSTUDIO新宿スタッフです。
今回は鹿児島からのオンライン受講で、30代半ばにしてゲームエフェクトデザイナーへの転職を叶えた吉松さんのエピソードを紹介します。
「
地方
に住んでいるけれども、
ゲーム業界
に転職したい」
「
未経験
からゲームエフェクトデザイナーになれるの?」
そんな悩みを持つ方は必見です!
プロフィール
吉松 佑樹 さん
CGGYM/ゲームエフェクトパック 卒業
Before Webデザイナー
After ゲームエフェクトデザイナー
小中学生の頃にゲームクリエイターに憧れていたものの、高校卒業後は別の道へ。
30歳を過ぎ、長く働き続けられる仕事を検討していた際に、家族からゲームクリエイターを勧められ、ゲーム業界への転職を目指す。
職業訓練校でグラフィックデザインを1年間学び、ゲーム会社を受けるも上手くいかず、Web制作会社で働く傍ら、CGGYMゲームエフェクトパックを受講。
卒業後はゲーム業界への転職が叶い、エフェクトデザイナーとしての第一歩を踏み出す。
Webデザイナーからゲームエフェクトデザイナーへ転身!ゲーム業界を目指していたのになぜWebデザインを?
ー元々Webデザイナーさんとしてお仕事されていたんですね!
Web制作会社でSNS運用を中心に2年ほど働いていました。
ーきっかけはなんだったんですか?
実は20代の頃はモータースポーツをやっていて、それだけで生活していくのが難しい中で30歳を期に
長く続けられるような仕事をしよう
と思ったんです。
パソコンが子どもの頃から得意だったのでWebデザイナーやプログラマーを考えていました。
ーそこからなぜゲームエフェクトデザイナーにたどり着いたんですか?
実は中学生の時にゲームを作っていたんです。
「RPGツクール」というゲーム制作のツールがあって、自分で絵を描いてゲームの中に登場させたりしていました。そのことがあって、家族から「ゲームクリエイターになったらどうか」と言われ、ゲーム業界を目指すことにしました。
その中でも
エフェクトデザイナーは特に人手が不足している
、というのは知っていて、Webデザインやグラフィックデザインの知識も生かせるのではと思いました。
ー実際にWebデザインやグラフィックデザインの知識は生きましたか?
Unity上で動かす作業がJavascriptに似ているんですよ。テクスチャでは写真加工の技術が生きたり、似ているところが多々あったので学習に入りやすかったです。数値でグラフィックを作る、みたいな感覚もありました。
ーWebデザイナーとして仕事をしている中でゲーム業界へ方向を変えていったんですか?
Webデザイナーになる前からゲーム業界を目指していました。ただ、ハローワークで相談した際に、未経験では難しいと言われて職業訓練を勧められたんです。
当時はPhotoshopやillustratorの経験もほとんどなかったので、まずは2Dを勉強しようと思い、職業訓練校でグラフィックデザインを1年間学びました。
そこからゲーム会社も受けてみたんですが上手くいかなかったです。
そこで、職業訓練校の紹介でWeb制作会社に入りました。
地方からでもオンラインで学べる!ゲームエフェクトパックとの出会い
ーデジタルハリウッドとの出会いはいつでしたか?
Web制作会社に就職したタイミングでデジタルハリウッドSTUDIO鹿児島が開講したんです。グラフィックデザインは勉強していたのですが、コーディングはちゃんと勉強したことがなかったので、勉強しようと思い入学しました。
ーWebデザイナー専攻がスタートだったんですね!
その後
CGGYMゲームエフェクトパック
の存在を知ってデジタルハリウッドSTUDIO鹿児島のスタッフに相談しました。
オンラインで受講できる
と知って受講を決めましたね。
手を振って送り出してくれました。
鹿児島から東京まで1300km。距離を感じさせないオンライン質問システム
吉松さんの卒業制作作品
ーオンラインでの受講でしたが、不便は感じましたか?
チャットでの質問とオンラインでの質問会、映像教材が主だったので、あまり
不便は感じませんでした
。チャットのレスポンスも早かったです。
Webデザインの学習をしていた時は対面で質問できる環境だったので、慣れる必要はありましたが、慣れたら特に気にならなかったです。
ー質問システムをかなり使ってらっしゃいましたよね。
月4回の
オンライン質問会にはほとんど参加していました
。1回だけ参加できなかった回があったくらいです。
毎回質問を持って行けるように、その日までにどこまで進めておく、というのを決めていました。もらったフィードバックはチェックリスト化して、修正したものからチェックを入れていました。
ーオンライン質問会とチャット質問は使い分けていましたか?
オンライン質問会で作品のフィードバックをもらって、修正過程で分からないところをチャットで聞くような使い方をしていました。
ー月に1回の授業はどうでしたか?
授業の時は東京へ来ていました。フィードバックをもらうだけならオンラインでも十分なのですが、対面授業だと小話も聞けたりするので。
授業が始まる前に校舎で最終調整をして、授業の翌日は
キャリアセンター
を利用していました。
未経験・30代半ばでも第一志望でエフェクトデザイナーに転職できた理由
ーキャリアセンターはよく活用していたんですか?
月1で利用していましたね。卒業後も採用試験の前日まで
面接練習
してもらっていました。
履歴書や職務経歴書
も添削してもらいましたね。
ー就職活動はどんなスケジュールで行っていましたか?
卒業後に作品数を増やすことと、ポートフォリオの作り込みに3ヶ月くらいかけてから就職活動を始めました。そこから実際に内定が出るまで3ヶ月くらいでしたね。
ー30代半ばでの就職活動でしたが、どのくらい受けられたんですか?
10社くらい応募して書類が通ったのが3,4社だったと思います。受講前に応募したものはほぼ全滅だったのですが、受講後はポートフォリオを作り込んでいたので
2,3社応募したら1つは通っていました
ね。
ーご年齢を考えると高い打率ですね。
会社説明会やCG関連イベントに参加して、
採用担当の方と関係を持つ
ということをしていました。顔を知っていると採用のハードルは下がるのではないかと思います。
そういった機会に参加しながら、
熱量を受け取ってもらえる会社か
、というのも見ていました。その上でやみくもに応募するのではなく、絞った10数社に応募しました。
最初に内定をいただいたところが第一志望だったので、そこに決めました。
ー採用の決め手はなんだったと思いますか?
熱量
だと思います。
地方在住でもゲーム業界を目指せる。オンライン受講のメリットとは
ー地方からゲーム業界を目指したいと思われている方へ伝えたいことはありますか?
オンラインでの受講、と聞くとハードルが高いと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
チャットでのやり取りや、オンラインでフィードバックをもらうことは、仕事を始めると増えてくる ので、その練習にもなると思います。そこは オンライン受講ならではのメリット でもあるので、ぜひ一歩踏み出してほしいです。
ー最後に今後の目標を聞いてもいいですか?
まずは自分のスキルをしっかり高めて、培ったスキルを伝えられるようになりたいです。
現場の第一線で活躍しながらも、教えられるような、まさに CGGYMゲームエフェクトパックの講師のように なれたらいいなと思います。
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