こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO ネット動画クリエイター専攻トレーナーの花束莉花です。
今回は、4月24日(木)にSTUDIO新宿で開催された特別授業 『SNSを武器にする方法|動画クリエイターの単価UP大作戦!』 の様子をレポートします!
・動画制作だけでなく、SNSまで扱えるようになりたい
・クリエイターとして“発信力”をもっと身につけたい
・企画力を鍛えて、単価UPを目指したい!
そんな想いを持つネット動画専攻の受講生・卒業生たちと「#私が知りたかったデジハリ」をテーマに、30秒のショート動画企画を立案する実践型ワークショップが開催されました。
このレポートでは、講義のポイントやワークショップの様子、参加者たちの熱量まで、当日の模様をたっぷりお届けします!
講師紹介

株式会社みなとのゆ
青木健太朗 講師
InstagramやXを中心にSNSの運用支援を専門とし、戦略的なコンテンツ設計から、日々の投稿、データ分析まで、SNSマーケティングを一貫して担う。
クライアントの業界や事業内容を深く理解した上で、目標達成に向けたチーム編成を行い、ただ運用するのではなく、“成果を出すSNS”をつくることにこだわってきた。
マーケティング戦略の立案から、クリエイティブ制作、分析・改善まで、それぞれの分野のエキスパートが連携しながら、プロジェクトを推進している。
実践に基づいたノウハウと、変化に強い柔軟な発想で、現場で「すぐに使える」SNS活用術を届ける。
行動が道を切り開く!青木さんの自己紹介に詰まっていた“仕事をする姿勢”

前半パートでは、SNSを武器にするために欠かせない知識と視点を、講師の青木さんが実体験を交えて解説。
まずは自己紹介からスタートしましたが、その経歴に一同驚きの表情。
普通なら「怖い」「勇気がいる」と感じてしまうようなことにも自ら飛び込み、行動してきた青木さん。“行動してきたからこそ、今がある”その重みが伝わる圧倒的なスタートに、会場の空気が一気に引き締まります。
そして、青木さんが参加者に最初に伝えたキーワードが 「自分がお客様の一番のファンであること」 。まだピンときていない様子の参加者も多いなか、これが後のワークでじわじわと効いてくる、今回の重要なテーマとなりました。
「SNS運用受託」って、実際どんな仕事?

このパートでは、SNS運用とは一体どんなことをするのか?という基本的なところから、初心者にもわかりやすく丁寧に説明していただきました。
なぜ企業がSNSの専門家に業務を依頼するのかという背景から、実際に求められる対応やスキル、そしてクリエイターが担うべき役割など…表面的な運用だけではなく“なぜ今この仕事が必要とされているのか”という根本的な問いに触れられる内容でした。
さらにこのパートでは 「動画クリエイターがどうすれば単価UPにつながるのか」 という現実的な話にも言及があり、参加者たちは興味津々!
たとえば、動画をつくるだけでなく“運用を見越した制作”ができる人材の需要が高まっているといったリアルな現場感が共有されました。
参加者の多くにとっては未知だったSNSの仕事。それが講義を通して「自分にも貢献できるかもしれない」と、自分ごととして捉えられるようになっていく様子が印象的でした◎
今さらじゃない、むしろ“今から”学ぶべきSNSの世界

「今からSNSを学んでも遅いのでは…?」そんな不安の声に対しても、青木さんはデータやグラフを交えた具体的な数字をもとに「SNSの専門家はこれからも確実に求められる」というメッセージを力強く伝えられました。
参加者からも「むしろ今がチャンスなのかもしれない」と、学ぶモチベーションが高まる様子がうかがえました!
さらに、わかっているようで案外ちゃんとは理解できていなかった主要SNSそれぞれの特徴や違いについても整理。Instagram、TikTok、YouTubeなど、プラットフォームごとのユーザー層や伸びやすいコンテンツ、拡散の仕組みなどを比較しながら説明してくれました。
そして、多くの動画クリエイターが気になっているショート動画についても言及。なぜ今ショート動画が重視されているのか? どういう場面で使われるのか?単なる流行ではなく「届けたい人にしっかり届く手段」としての可能性を、改めて感じられる内容でした。
“つくる”だけじゃない!クライアントワークの全体像から学ぶ、仕事の姿勢
SNSの仕事は“つくって終わり”ではありません。青木さんは、実際のSNS運用の現場で行われているクライアントワークの全体像や、気持ちの良い仕事をするためのコツについても解説してくださいました。
ヒアリングから企画・制作、そして投稿後の分析や改善提案まで。「SNS運用は継続的な関係性の中で育てていくもの」として、その全体の流れを具体的に紹介。単発ではなく、“運用”という言葉の重みが実感できるパートでした。
そしてこのパートの最後には、再び青木さんの印象的なメッセージが…!
「自分がお客様の一番のファンになること」
最初はピンときていなかった参加者たちも、ここまでの話を通してその意味をしっかりと理解できていたようでした。クライアントの想いに共感し、寄り添いながら成果を目指す。その姿勢こそが、信頼されるクリエイターの第一歩なのだと、改めて胸に刻まれる時間となりました。
今すぐ使えるノウハウと、クリエイターが知っておきたいリスクの話

講義の締めくくりには、実務に役立つ具体的なノウハウと、SNS運用におけるリスク管理のポイントについての解説がありました。
青木さんは、SNS運用のプロセスを「企画編」「制作・投稿編」「分析編」に分け、すぐに実践できるテクニックや視点を惜しみなくシェアしてくださいました。
また、「KPI」「ベンチマーク」「リーチ」「エンゲージメント」など、SNS運用ならではの専門用語も数多く登場しましたが、その都度丁寧に補足しながら解説してくれたおかげで、参加者たちのメモの手が止まらない様子が印象的でした!
最後は、SNS運用で起こりやすいトラブルを未然に防ぐための契約書の重要性についても言及。 “クリエイターだからこそ、リスクに備える姿勢も大切” というメッセージに、多くの受講生が深くうなずいていました。
実践あるのみ!30秒ショート動画企画に挑戦

後半は、いよいよワークショップパートへ!席の近い人同士で3人チームを作り、配布されたワークシートをもとに、SNSに投稿する30秒のショート動画企画を立案します。
ここで登場したのが、クライアント役を務めるデジハリ新宿スタッフの矢野さん。
参加者はクライアントとしての矢野さんにヒアリングを行いながら、企画の方向性を具体化していきます。
この日のお題は「#私が知りたかったデジハリ」。入学前に感じていたことや、実際に通ってみて気づいたことなど、リアルな体験を軸に“未来の受講生に刺さる動画”を考えていきます。
30分という企画時間で、チームごとにこれまでの経験や知識を持ち寄って、アイデアを形にしていきます◎

さっそく前半の講義で青木さんが話していたポイントを活かすチームも多く「お客様の一番のファンになること」というキーワードが、少しずつ行動に表れ始めていたのも印象的でした!
緊張と熱気に包まれた、発表&講評タイム

ワークショップの締めくくりは、各チームによる企画発表。チームの代表者が順に企画を発表していきます。
講評は青木さん、クライアント役の矢野さん、そしてネット動画専攻トレーナーの私・花束の3名が担当しました。まずは発表を聞いて、青木さんと花束から講評。その後、矢野さんが「この企画を実際にやってみたいかどうか?」をクライアント視点で判断していく、
リアルな提案現場を再現
した流れとなりました。
発表タイムは終始大盛り上がり!TikTokで人気の「100日後に○○する駆け出し動画クリエイター!」のような企画や、入学から卒業までのストーリーをドラマ仕立てで描くようなものなど、個性あふれる企画が次々と披露されました。
中には矢野さんから「デジハリのSNSで実際にやってみたい!」と絶賛された企画もあれば、「ちょっとこれは難しいかも…」「今すぐじゃなくて、アカウントが成長してから取り組みたい」など、現実的な視点からのコメントも。
実際の現場でも“良い企画”=“すぐ通る”とは限りません!
クライアントへの提案がいかに難しく、そして奥深いものかを肌で感じる貴重な体験となりました。
技術だけじゃない!“仕事の姿勢”を学んだ90分
今回の特別授業では、SNS運用の基本からクライアントワークの全体像、そして提案の実践に至るまで、幅広い内容が盛り込まれていました。
「自分がお客様の一番のファンであること」。このキーワードを軸に進んだ今回の授業は、単にスキルを学ぶだけではなく、 クリエイターとして大切にしたい姿勢や考え方 にもたくさん触れる機会となりました。
とくに印象的だったのは、青木さんがご自身の経験から語ってくれた“気持ちの良い仕事をするためのポイント”です。
高いスキルやセンスがあること以上に、 日々のやりとりの中での小さな気配りや、相手への誠実な姿勢こそが信頼を生み、仕事を育てていく のだと感じました。
SNS運用という新しいフィールドは、動画クリエイターにとって確かな武器になるということが、参加者の中にも少しずつ浸透していくように感じられました。
“つくる力”に“届ける力”が加わったとき、仕事の幅はさらに広がっていきます◎ぜひ今回の学びを、これからの制作やキャリアの中で活かしてみてくださいね!
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