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「未来から逆算!自分らしいキャリアをデザインしよう」イベントレポート前編

2022-10-31

こんにちは!デジタルハリウッド新宿のコヤマです。

今回は先日開催された「未来から逆算!自分らいいキャリアをデザインしよう」イベント開催レポート前編更編に分けてお届けします!前編ではPOSIWILL CAREERのお2人を迎え、自分らしいキャリアデザインについてお話いただきます!

1.ゲストのご紹介

岡 千尋さん

POSIWILL CAREER カウンセラー/トレーナー


■プロフィール関西学院大学を卒業後、株式会社紀陽銀行に就職し、個人営業・法人営業を経験。中途採用でリクルートキャリアに入社後、人材紹介従事。その後、オーダーメイドウェディング「CRAZY WEDDING」のコーディネーターとして勤務したのち、ポジウィル株式会社へ入社。

志田 帆歌さん

ポジウィル株式会社デザイナー


■プロフィール

名古屋市立大学芸術工学部を卒業後、新卒でデザイン制作会社に就職。グラフィック/エディトリアル/Webのデザイン、およびディレクターを経験。その後、1人目のデザイナーとしてポジウィル株式会社へ入社。UI/UXデザインを中心に、全社横断的にデザイン業務に関わる。

2.イベント開催背景

終身雇用崩壊の機材が見える今、「自分でキャリアを作っていかないと!」ということがよく言われるようになりました。


現在は、正社員以外にもフリーランスや企業など働き方の選択肢が多く、自分に合うのもが分からず選べなくなってしまっている方が増えています。


そこで、デジタルハリウッドSTUDIOは、キャリアに特化したパーソナル・トレーニングを提供する POSIWILL CAREERと一緒に「自分がどうやって生きていきたいか」理想の未来から逆算し、実現するヒントを見つけるイベントを開催することになりました。

3.自分らしいキャリアをデザインしてみよう

さっそく、POSIWILL CAREERのお二方からキャリアデザインについてお話しいただきました!

(1)自分自身の課題を整理していく

岡さん 「結婚、出産などライフステージが変わっても働いていたいと考える人は9割に上りますが、その中で、今後のキャリアに不安がある人は8割もいます。自分の軸をしっかり持っていることで、自分らしい選択ができるようになります。まずは、キャリアについて具体的に❝もやもやしていること❞を書き出し、自分の課題が何なのか整理してみましょう。


例えば...

IT業界から福祉業界に転職したものの、本当にこのままでいいのかな?

なぜ、IT業界をやめたのか?なぜ福祉業界に転職したのか?

なぜ、このままで様いのかと不安に思っているのか?

なぜ、さらに具体的に書き出す

1番「もやもやしている」ものに印をつけておく

(2)4L理論でキャリアプランを組み立てる

岡さん 「4L理論とはキャリアを『仕事』ではなく、『人生すべて』と考える理論です。」


4L理論とは?

Labor(仕事)、 Love(愛)、 Learning(学習)、 Leisure(余暇)の頭文字

「仕事」 ...本業、副業問わず収入を得る活動のこと

「愛」 ...家族、友達など大切な人との時間のこと

「学習」 ...読書や通信教育なども含めた自己啓発の時間のこと

「余暇」 ...趣味やボランティア、上記3つに当てはまらない活動のこと


岡さん 「4つのLをバランスよく組み合わせることでよりよい人生(=キャリア)になると言われています。

この4つを意識しながら、次の例を参考ににキャリアプランを組み立ててみましょう。」


▼例えば▼

現在の状態と将来の理想像を4l理論の項目ごとにパーセンテージで記入してみます。


今は、75%の割合で仕事しているけど、1年後は55%くらいにしていきたい、その分、余暇やほかのことに当てたいなど。理想の枠には、現実的にできそうな数字ではなく「どういう自分でありたいか」をベースに考えるのがポイントです。


仕事であればどんな環境・どんな働き方を求めているのか。仕事とプライベートはどういうバランスを望んでいるのか。学びであればただ何となく不安に駆られて学ぶのではなく、何を何のために学びたいのか。具体的に考えて未来に意味づけしていきましょう。

(3)4つのステップでキャリアの軸を決める

岡さん 「私たちのプログラムでは、この4つのステップで人生(=キャリア)の軸を決めていきます。今取り組んだのは③の人生設計の部分で、現実と理想を言語化してギャップを認識しました。ギャップを認識できると、次にするべきアクションが見えやすくなると思うので、ぜひ行動してみてください。」

①人生理解

家庭環境、幼少期の経験からのコンプレックス、トラウマ、または用体験などを整理して、自身の価値観や持ち味を理解する。

②キャリア理解

これまでのスキルを理解する。これまでの経験で培ってきた専門性やどこへ行っても対応できる自分のポータブルスキルは何か。

③人生設計

自分の立ち位置を客観的にみることができるようになると、より明確に人生の選択肢が見えてくる。(2)で挙げた理想を、より地に足がついた状態で考えられるようになる。

④キャリア戦略

現職に残るのであれば現職でのキャリア設計、(転職をするのであれば転職活動の軸)を考える。

自分の人生の指針が明確にある状態なので、変化に強いキャリア設計を目指していく。

(4)プランド・ハップンスタンス理論(計画された偶発性理論)

志田さん 「キャリアプランを立てても立てっぱなしではダメだし、立てたプランが全てうまくいくとは限りません。自分が思い描いていた未来と違うと思っている人は、57%もいます。そして、個人のキャリアの80%は、偶然の出来事によって左右されているというデータがあります。

ここで、大事なのが計画的偶発性理論(プランド・ハップンスタンス理論)。偶然起こった出来事をチャンスに変えられるという理論です。偶然を味方につけることができるようになる5つの行動方針をご紹介します。」

好奇心・・・色んなことにアンテナを張る


持続性・・・ちょっと失敗しても諦めない


柔軟性・・・時々の変化に対応できる


楽観性・・・何とかなるという気持ち


冒険心…失敗を怖がらずにチャレンジできる

志田さん 「出産で、会社にいられなくなったり、離婚を経験したり、女性を取り巻く予想してなかったハプニングをチャンスに変えていきましょう。」

4.参加者からの質問

Q.5つの行動方針を実行させるためのコツはなんですか?

A.

冒険が怖い、チャレンジをあきらめてしまうなど、どこかでブレーキがかかるようなら、土台から向き合い整理し直してみましょう。自己肯定感、自己受容、自尊感情この3つの状態が整っているのか、つまり、自分を好きでいられるのか、肯定的に捉えられているのか、受け止められているのか、感情を大事にできているのか…それらが、損なわれていると「冒険してみよう」「乗り越えてみよう」という気持ちになりにくくなります。土台を整えてから5つの行動方針を実行させてみましょう。」


Q.どんな質問をすれば良い会社を見極められますか?

A.

「質問者にとってどんな会社が良い会社かにもよりますが、例えば、重視するのが「人」であるなら最近はTwitterなどのSNSで情報発信している会社が増えていたり、キャリアSNSなどその職場で働く人たちからリアルな声を自分から取りに行ける仕組みもたくさんあります。また弊社もそうですが、選考内や内定後にメンバーや直属の上司と会わせてもらえたり、オープンな会社も増えているため、そういった機会を自らも提案しながら会社を見極めていくのもいいかもしれません。

以上「未来から逆算!自分らしいキャリアをデザインしよう」イベント開催レポート前編をお届けしました。後編は、デジタルハリウッドSTUDIOWebデザイナー専攻主婦ママクラス卒業生の矢野麻衣さんをゲストに迎え、様々な質問に答えていただきます!ぜひ、ご覧ください。

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