こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO新宿の古山です。
6/22に開催された「30代女性のためのキャリアデザイン」イベントレポートをお届けします。前編後編に分かれておりますのでゆっくりお楽しみください!
開催の背景
テクノロジーの進化によって、変化のスピードが上がり、2010年ごろから「VUCA(ブーカ)時代」(※先行きが不透明で、将来の予測が困難な時代。)という言葉を聞くことが増えました。コロナの影響もあり、さらに未来が予測しづらくなった今、「どんなキャリアを描くべきか」「どんなスキルを身につければ良いのか」と漠然をした不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。特に、 20代~30代女性は、転職、結婚、出産といった様々なライフイベントを迎えている時期かと思います。
クリエイティブスキルを身に着けて自分らしい働き方を実現したい受講生や卒業生を応援すべく30代の女性を応援するイベントを実施しました!
こんな人にオススメの記事
- デザイン業界、クリエイティブ業界でもお仕事に転職を考えている未経験の方
- 自分らしい働き方、生き方を模索している20代~30代の女性の方
- 手に職をつけてライフステージに合わせて自分らしく働きたい方
- 転職活動がうまく進まずに悩んでいる方
- これまでの仕事をを振り返って、次に活かしたい方
- 仕事だけでなく、私生活も含めた長期のキャリアプランを考えたい方
【目次】
- VUCA時代に抑えておきたい女性のキャリア
- クリエイティブ職の求人傾向
- クリエイティブ職でかなえられる働き方
- 初めての転職、気を付けること
1. ゲストのご紹介
小林 佳代子さん
女の転職 type 編集長
大学卒業後、新卒でキャリアデザインセンターに入社。転職情報誌及び転職サイト『type』『女の転職 type』で、1000社以上の求人広告制作に携わる。
2018年に『女の転職type』編集長に就任。9歳と5歳、2児の母。
女の転職 type:http://woman-type.jp/
林 星絵さん
デジタルハリウッドSTUDIO Webデザイナー専攻 2015年卒業生
1987年生まれ、北海道出身
2015年、キャリアチェンジを目指し未経験からデジタルハリウッドSTUDIOに入学し、Webデザインスキルを身に着ける。卒業を同時に、制作会社へ転職し、2年勤務の後、JICA 海外協力隊として2年間エジプトへ。帰国後は、株式会社マザーハウスで、オンラインストアや、ブランドサイトのディレクションを行う。
2. 30代向けNEWキャリアデザイン(女の転職type)
VUCA時代に抑えておきたい女性のキャリア
今後は「ライフステージが変わっても長く仕事を続けていく」ということが求められてきます。女性が自分らしく豊かに、長く働いていくためには「ポータブルスキルを磨いて選択肢を持つ」という事が大切になります。ポータブルスキルをはどんな場所でも成果が出せるスキルがあるということで、どこの会社でも今まで通り、もしくはそれ以上の力が発揮できる、会社の変化に対応できる、会社の名前ではなく自分単体でどこに行っても成果が出せる、そういった人材のことです。
クリエイティブ職の求人傾向
クリエイティブ系の求人は、他の職業と比べてもコロナ禍からの戻りが早く、求人もWebデザイナーやコーディング系の職種は(派遣も含め)全案件の30~40%になり、安定した職となっています。不確実な時代とは言われていますが、どんなサービスでもWebページは必要なものなのでしばらく先まで需要は変わらずにあるんじゃないかを思います。
クリエイティブ職でかなえられる働き方
クリエイティブ職はある程度の打ち合わせ後は自分ひとりで手を動かす仕事が多いため、リモートがしやすい職業です。ただ、フルリモートとなると取り入れている企業は半分ほどなので、そこに固執しすぎると選択肢を狭めることになります。
仕事形態は、正社員も多いですが、派遣の求人も多くあります。スキルを活かしてプロジェクト単位で参加していくという働き方もできるし、時給もいいのでスキルが高まったら派遣で就業するというのもいい選択肢だと思います。
働き方は、企業に所属して、企業の作り物を作るインハウス、企業から依頼を受ける制作会社や代理店、スポットで入るなら業務委託、フリーランスなどがあります。経験の浅い方は制作会社からスタートするといろんな案件があり、スキルアップできるのでと良い言われています。最近をクラウドソーシングが普及したこともあり、業務委託にもチャレンジしやすくなっていると思います。あと週2~3日は派遣でお仕事して、残りは自分のやりたいことやスキルアップのために副業するという働き方もあります。
初めての転職、気を付けること
まず転職活動の流れをつかみましょう。一番最初に求人探しからスタートするというのはダメです。
自分が何をしたいのかわからないままだと、求人を探し続けてしまったり、転職理由と転職先に求めているものにズレが生じて、結局同じ不満を抱えてまた転職ということもあります。自分が何をしたいたいか考える時間をしっかりとることが大事です。そのうえでそれを実現できる求人を探し、書類作成、応募、選考、そして退職といった感じに 2~3 か月はかかるので就業中からすすめるのがおすすめです。
急いで退職してしまうと焦ってしまい、転職がゴールになってしまいます。そうなると叶えたいものを叶えられなくなってしまうので就業中にじっくりすすめましょう。
1社落ちただけでもメンタルが落ちてしまう人は多いけど、平均応募社数は 10~20 社です。みなさんも選ぶ立場なので選択肢をたくさんもつことは大事だと思います。クリエイティブ職はポートフォリオが大事になりますが、どんなことができるのか相手にイメージさせます。ポートフォリオをみてもらう時は、なんでこうしたのか意図を話せるようにするのが大事です。
最近はオンライン面接を導入している企業も多いので、その場合は直接面接より大きく明るくゆっくり話す、バラエティのワイプで表情を作っている芸能人のようなイメージで表情をはっきり、オーバーリアクションなど意識することが他の応募者との差別化につながると思います。
<参加者からの質問>
参加者さん:企業はどんなところをみていますか?
小林さん:企業にもよりますが、成果が出せる人なのかというところが一番大事です。新卒だと人柄や成長性を見ますが中途は社会人スキルを活かした即戦力を求めます。とにかく何ができるかというところだと思います。
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デジタルハリウッドSTUDIO新宿では、クリエイティブスキルを身につけて自分らしい働き方を実現したい皆さんを応援すべく、イベントや説明会を定期的に開催しています。
好きを仕事にしたい、柔軟な働き方を模索してみたいなど、自分のキャリアを見つめなおしている方や、今の自分からステップアップしたい方、様々な方々の応援をしていきたいと思っています。
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1.カウンセリングで疑問を解消
2.学校・コース/カリキュラムの詳細を解説
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