こんにちは!
デジタルハリウッドSTUDIOの小林です。
「今の仕事を続けながら、新しいスキルを身につけたい」
「やりたいことはあるけれど、収入や将来のことを考えると一歩踏み出せない」
「Webデザインを学ぶことで、自分のキャリアの選択肢を増やしたい」
そんな方にも、ぜひ読んでいただきたいインタビューです。
今回お話を伺ったのは、大学でパレスチナ問題を研究し、社会課題の解決に関わることを目指してきた西道さん。
デジタルマーケティング会社で広告営業を経験する中でWebデザインに興味を持ち、デジタルハリウッドSTUDIOのwebデザイナー専攻を卒業後、現在は個人で仕事を行いながら、社会課題の研究に取り組むため大学院への進学も目指されています。
「やりたいこと」と「収入源」を必ずしも一つの仕事で実現しなくてもいい。
Webデザインを「新しい仕事」にするだけではなく、自分のやりたいことを続けるための、もう一つの武器として捉えている西道さん。
今の仕事から離れて新しいことに挑戦したい方はもちろん、今の仕事や専門分野を大切にしながら、新しいスキルを身につけたいと考えている方にも、ぜひ最後までご覧いただきたいインタビューです。
【目次】
卒業生プロフィール
西道 奎さん
Webデザイナー専攻卒業
大学でパレスチナ問題を専攻。卒業後はデジタルマーケティング会社で広告営業として、企業の広告プランニングに携わる。その傍らで社会課題の解決に向けて活動。
営業として「何を伝えるか」を考える中で、「どう伝えるか」というアウトプットにも関わりたいという思いが強くなり、デジタルハリウッドでWebデザインを学ぶ。
現在は個人で仕事をしながら、大学院への進学を目指している。将来は、デザインの力も活かしながら、資金に困らず社会課題に関わる仕事をつくることを目標としている。
これまでのキャリアについて
──まず、これまでのキャリアについて教えてください。
大学ではパレスチナ問題を専攻していて、それがきっかけで、もともとはNGOやNPOで働きたいと思っていました。
ただ、実際にNGOやNPOについて調べていく中で、現場では「すぐに使えるスキル」が求められることが多いと感じたんです。
現場で育ててもらうというよりは、入った時点ですぐに仕事ができることが必要なんですよね。
それに、活動を続けていくためには、どうしても資金の問題もあります。
社会的に意義のある活動でも、それだけで安定して資金を得るのは難しい。
そういうことを考える中で、まずは企業で働いて、マーケティングなどのスキルを身につけてみようと思いました。
デジタルハリウッドで学ぶきっかけ
──企業では広告営業をされていたそうですね。そこから、なぜWebデザインを学ぼうと思ったのでしょうか?
営業の仕事では、何を伝えるかという大きなコンセプトを定義するところまでは関わります。
でも、最終的にどう伝えるか、どう受け取ってもらうかというアウトプットの部分は、別の人に任せることが多いんです。
同じ内容でも、伝え方によって受け取る側の印象は変わります。
そういうことを経験する中で「最後のアウトプットまで自分でやってみたい」と思うようになりました。
伝えたい中身はあっても、それをデザインとしてアウトプットするときには、もっといろいろなことを考えないといけない。
営業ではメインのコンセプトを考えることが中心なので、細かいニュアンスまで見る機会はあまりありません。
だから、もう少し最後のアウトプットまでやってみたいと思ったんです。
そこで興味を持ったのがWebデザインでした。
なぜWebデザインだったのか
──数あるクリエイティブの分野の中でWebデザインを選んだ理由は何だったのでしょうか?
情報を整理してわかりやすく伝えるということが好きだったんです。
動画編集やイラストなど、フリーランスにつながるスキルはいろいろあると思います。
ただ、私の場合は絵を描くよりも図形を組み合わせたりするのが好きだったのと、どういう流れで物事を伝えると伝わりやすいかを考えるのが得意だと思ったので、Webデザインであれば自分にも合っているのではと思いました。
実は大学時代にも、実務的なものではないんですけど、イベントのチラシとかを作ったりしていたんです。
そのときから、「もしかしたら、こういうクリエイティブな事もちょっと好きかもしれない」という感覚はありました。
収入をつくれるスキルを持つために
──Webデザインを学ぶ目的には、将来の研究との両立もあるのでしょうか?
そうですね。
研究だけでやっていく人もいますし、一般企業で働きながら研究を続ける人もいます。
私みたいに、傍らで研究を続けながら別の道を探している人もいると思います。
ただ、研究を続けるには当たり前ですが、生活の基盤も必要です。
今すぐ役に立つ研究じゃないと、お金が出にくいというのは大学の中でもあると思います。
やっぱり、利益が出るものに対してお金を払うというのが今の世の中なので、共感を得てお金をもらうことはすごく難しい。
だからこそ、研究とは別に、自分自身で収入をつくれるスキルを持っておきたいと思いました。
「ポータブルスキル」が選択肢を増やしてくれる
──研究を続けたり自分のやりたいことに取り組む上で、webデザインのようなスキルを持っておくことには、どんな意味があると思いますか?
やはりベースの生活が不安だと、全部が不安になってくると思うんです。
だから、お金を生み出せるスキルを一つ持っておくことは、精神的な不安を取り除くことにもつながると思います。
大学院に進学する、研究を続ける、NPOやNGOで社会課題に取り組む...
いろいろな選択肢がある中で、専門分野とは別に仕事につながるスキルを持っていれば、選択肢を増やせると思っています。
私にとってwebデザインは、やりたいことを実現させるための「ポータブルスキル」なんです。
※ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても活用できる「持ち運び可能な能力」のこと。厚生労働省では、専門知識・専門技術だけでなく、仕事の仕方や人との関わり方なども含めて整理しています。
将来像について
──今後は、どのようなキャリアを考えていますか?
直近では大学院に進学し、社会課題の研究に取り組むことも考えていて、最終的には、資金に困らずに社会課題に関わる仕事を生み出したいと思っています。
そのために、「デザイン」に関わる仕事でどうやってそれを作り出していくのかを考えてやっていこうかなと思っています。
受講生や学びたいと考えている方へのメッセージ
──最後に、これから何か新しいことを学ぼうとしている方にメッセージをお願いします。
デジタルハリウッドに来ようと考えている人って、きっと自分のキャリアに悩んでいる人が多いと思うんです。
もし、ちょっとデザインをやってみたいという気持ちがあるなら、寄り道の選択肢としてやってみてもいいんじゃないかなと思います。
ただ、本気でやりたいことなのかは考えて始めたほうがいいと思います。
Webにしても、ほかのものにしても、使う時間は長いので。
でも、やり切る覚悟で始めると学びはすごく大きいと思います。
本気でやるからこそ、より楽しいと思えるしその先の可能性を広がっていくと感じています。
おわりに
「やりたいことを続けていきたい」
そんな思いを持ちながらも、生活や収入について考えると、思うように一歩を踏み出せないこともあります。
西道さんが選んだのは、「研究か、仕事か」という二択ではありませんでした。
企業でマーケティングを学び、広告営業を経験し、Webデザインを身につける。
そしてこれからは、研究とWebデザインという二つの軸を持ちながら、自分のやりたい事とできる事を追求していく。
「やりたいことを続けるために、もう一つの武器を持つ」
Webデザインを学んだことは、西道さんにとって新しい職業を得るだけではなく、これからの選択肢を広げるための学びになりました。
「キャリアは、必ずしも一直線でなくてもいい」
一度寄り道をしても、そこからまた新しい道をつくることができる。
西道さんのように、もう一つの武器を身につけて自分の可能性を広げてみてください!
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