突然ですが…
みなさんは友達や家族に
「デザインってなに?」
と聞かれたらどう答えますか?
こんにちは!STUDIO三宮です!
今回は、グラフィックデザインを中心に活動している、株式会社デザインヒーローの代表である和田 武大さんにご登壇いただきました!
ソフトを使った体系的なデザインお話ではなく、新しい視点を持つこと、日常で使えるアイデアや思考に落とし込むこと、「デザイン」とはなにかという定義について、和田さんの考えをもとにお話いただきました!
登壇者紹介
和田 武大
株式会社デザインヒーロー/デザイナー
専門学校卒業後、デザイン制作会社を経て、2014年7月独立。
グラフィックデザインを中心に、市民参加型イベントや教育現場などに活動の場を拡大しつつ、社会的なプロジェクトに関わる。デザインを広く見つめ直し、取り組み中。デザインの前後を大切にし、誰かにとってのヒーローになれればと願い、様々な課題に向き合い活動中。
講義内容
★ まずは「デザイン」の定義を考える
★★ 次に「デザイン」の前の話を理解しよう
★★★ 最後は「デザイン」の後の話を考えよう
「デザイン」の定義を考える
定義を考えるため、参加者みんなで「デザインとはなにか」を説明してみるワークに取り組みました。
友達に説明するとき、会社の人に説明するとき、小学生に説明するとき、それぞれの状況を想像して『デザイン』についての説明文を参加者に書いてもらいました。
こちらを読んでいるあなたも考えてみてください。
友達・会社の人・小学生に説明するとなったとき、まったく同じ文章や表現を使う人はいるでしょうか。
おそらく皆さん、それぞれに伝わりやすいような文章、表現を考えるのではと思います。
このように「伝えたい人に伝わるように工夫すること」自体がデザインであり、大切なポイントです!
「デザイン」の前の話を理解する
定義について考えたあとは、デザイン作業に入る前の準備について考えます。
① 情報整理
デザインの前に、まずは言葉が重要。
クライアントの要望や目的を見きわめるため、打ち合わせや質問を通して情報整理をする。
② 企画・設計
周囲の人と話す。別の視点が入って初めて気づくこともある。
③ 人に届く
プロジェクトに関わるメンバーが、自分ごとにできるようなしかけを作る。誰に何を届けるのか想像する。
「デザイン」の後の話を知る
後半は、「デザイン」の後の話を知る をテーマに、和田さんが用意したトピックから参加者が気になるものを選択し、解説いただきました。
選ばれた「視点を変える」トピックでは、はさみの魅力を伝えるという目的に対し、切れ味ではなくはさみの音に着目した展示企画「はさみのおと展」や、地域活動など仕事でない場面で職能を生かした際のお話など、デザイナーとして関わることができる領域の幅広さについて、さまざまな実例とともに紹介いただきました。
「デザイン」という言葉には人それぞれ考えや思いを持たれています。今回はその考えを今一度見つめなおす時間になりました。
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