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<イベントレポート>
株式会社アクトビのメンバーが解説
クリエイターのネクストキャリア形成を行うという働き方

2023-04-01


こんにちは!STUDIO三宮スタッフです!

 

今回は4月1日にSTUDIO大阪梅田で開催したイベントの様子をお届けします!

株式会社アクトビの代表取締役 藤原良輔さんや社員の方々をお招きし、社員3名がメインスピーカーとなり、キャリア形成について、エンジニアの働き方について、デザイナーの働き方について、多方面から解説いただきました。


そんなイベントの様子やお話を一部抜粋してご紹介させて頂きますので、ご興味ある方は是非読んでくださいね!


▼登壇企業


株式会社アクトビ


THEME01

『飲食店勤務から、クリエイタースクールを経てアクトビの最年少Managerになるまで』

登壇者:大野 拓実(オオノタクミ)さん




・飲食店勤務からエンジニアを目指したきっかけ


1年くらいイタリアン系の飲食店に勤務していました。その時あるきっかけで将来が不安になって、異業種に転職しようと考えたんです。

退職後は2・3ヵ月無職の時期がありまして、その期間に異業種で出来ることってなんだろうって調べていました。そうしたら、ちょうど見ていたドキュメンタリー番組にWebデザイナーの方が出ていて、その方のWebサイトを見てIT系に進もうって思いました!


・独学からスクールへ


最初は独学で始めました。でもモチベーションが保てず挫折し、スクールに通うことにしました!スクールでは、学習していくうちにデザインの授業が苦手だなって感じだしました。でもコードを打つのはゲーム感覚で楽しくできたんです。

スクール卒業後は、自社ECサイトを改修する仕事や制作会社など3・4社転職をしてきました。でもどれも長くは続かず…。迷走した時期もありましたが、やっぱりフロントエンドエンジニアをしたいと思って転職活動を再開しました。その時に当時まだ設立2年目だった今の会社(株式会社アクトビ)に入社しました!


・株式会社アクトビに入社して


1年目~2年目はサイト制作やフロントエンドの案件などに挑戦してました。将来自分がやりたいキャリアに向けての勉強をしながら案件をこなしてましたね。3年目~4年目くらいからシニアエンジニアに昇進もでき、自分的に一人前のフロントエンドエンジニアになれたと感じました。

今はマネージャーとして売り上げ目標や教育に携わりながら、案件の品質を上げる側になっています。役割が幅広いので、自分がどう関わっていけるかを模索してます(笑)

最後に

クリエイターの仕事は、ものをつくることではない。作れることを活かして、課題(問題)に対してコミットできるように意識をしてほしいなと。エンジニア・デザイナーは職種です。この職種から自分のキャリア、ビジネススキルを活かして、どのように価値貢献するかです。働き始めてからが勝負!とにかく行動です!!

THEME02

『エンジニアしながら、コンサル?
事業開発案件におけるエンジニアの動き方と使われている技術"』

登壇者:ダニエル パーソンズ 健さん




・未経験からエンジニアへ


もともと、英会話教室や小学校で働いてました。コロナ禍になり急に自由時間が増えたタイミングで、何かスキルアップしたいなと思ったんです。友達と一緒にプログラミングの勉強を始めたら、それが楽しくて。将来もプログラミング系の仕事がしたいと思い、フリーランスとして案件をもらいつつ経験を積み、アクトビに入社しました!


・事業開発案件について


■通常案件=指定したモノを、不具合なく動くように作ってほしい

■事業開発案件=この事業を成功に導いてほしい


事業開発案件( 事業開発案件とは=クライアントの自社で新規事業をつくる案件)を主に行っています。クライアントのニーズやビジョンを理解した上で、相談しながら実装することが多いです。


・アクトビのエンジニアが大事にしていること


大事にしているのは作る’’モノ’’ではなく作る’’目的’’です。目的に辿り着く道は決まってないんです。だんだん近づいてくるとデザインや実装の’’モノ’’が変わってくるので、柔軟性が大事になってきます。目的をメインに考えるってすごく難しいことですが、’’モノ’’を変化させていく事で目的に近づけるんじゃないかなと思います!

最後に

これからの技術・進歩に伴って、エンジニアとしての必要なスキルは変わります。たくさんエンジニアがいるなかで、’’モノを作れる’’という強みを活かしてどのように’’目的’’や’’価値’’を考えるかが成長に繋がるのではと思っています。僕自身、未経験から1年でシニアエンジニアまで成長できたんです。最初は新しい言語など必死に覚えましたね。アクトビに入社してからは、この製品はどうあるべきで、それをどのように実現するかという視点に加え技術習得に励みました。スキルアップは目的ではなく、価値を提供するための手段です。この視点を持つ大切さを覚えてほしいです!

THEME03

『根拠を元にしたUX/UIこそが説得力を持つ
アクトビのデザイナーは、ビジネスを設計するしごと"』

登壇者:永井 志穂さん




・アート好きからWebデザイナーへ


昔からアートや伝統芸能が好きだったんです。当時、知り合いの方からの紹介でweb開発会社でデザイナーとしてアルバイトをしてました。 そこの会社がすごく楽しくて!でも、コロナ禍で退職勧告を受けちゃって…(笑)転職活動を始めてアクトビに出会い入社しました!


・アクトビのデザイナーはビジネスを設計する仕事?


私が所属しているユニットは、調査・戦略・要件定義 / 設計・価値検証 / プロダクト開発 のプロセスを担当しています。

アクトビのデザイナーがしていること
・案件依頼 ・実案理解 ・課題の洗い出し ・目的 / 方向性(コンセプト)の設定 
・要件定義 ・情報設計 / 構造化 ・枠組み ・検証 ・デザイン

この中で画面のデザインを行っているのは’’枠組みのUI設計’’と’’デザイン’’だけなんです!他はデザインの枠組みをするための情報設計をしています。6つの情報設計は目的達成のための手段として必要となります。


・アクトビが考えるUI/UX


要件をただカタチにすることが目的ではなく、事業の思想や立ち位置を明確に理解すべきだと思います。まずは事業の役割や目的に対して徹底的な言語化を行い、その事業の課題を洗い出した上で解決策を提示し、そこに集まるユーザーに対して適切なUI/UXを提供することが大事です。

最後に

デザインにおいて、ツールを使えることは手段です。かっこいい、クールであるという視点が必要な場合はもちろんあります。ただ、それが目的になってはいけないかなと感じてますね。でも、デザインの引き出しが多いのはとても大事なので、そこの勉強は引き続きしていこうかなと。デザイナーとしてビジネスを設計していく上で大切なのは情報設計です。情報が足りてない、整理できてない状態で進めてしまうと答えにつながるものがなくなってしまいます。情報整理する上で、自分が何がわからないかを理解することも大事。その中で’’根拠’’に基づいたUI/UXは生まれてくると思います!


交流会も行いました



大阪梅田では、他にもイベントを開催しています!

少しでもデジハリ大阪梅田を気になってくれた方は、説明会やイベントなどで遊びにきてくださいね。

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