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【CHAIN OSAKA 参加レポート vol.3】一見いい感じ!でも「惜しい」デザイン

2026-08-22

【CHAIN OSAKA 参加レポート vol.3】一見いい感じ!でも「惜しい」デザイン

2026年8月22日、大阪・TOMORROWGATE株式会社を会場に開催された「CHAIN OSAKA」参加レポート第3弾です。今回は、イラストを取り入れたデザインを得意とする株式会社キテレツ所属のデザイナー・イラストレーター、すぴかさんによるセッション「一見いい感じ!でも『惜しい』デザイン」の参加レポートをお届けします。

CHAIN OSAKAは、クリエイター向けイベントで「Creators gather at the Hub, take Action, spark Innovation, and expand their Network.」をコンセプトに掲げ、東京・静岡・群馬に続く形で今回大阪で開催されました。会場は2Fステージと3Fステージの2会場に分かれ、朝の受付開始から夕方の閉会式まで、デザイン・映像・ブランディングなど多彩なセッションが途切れることなく行われていました。

すぴかさんは大阪出身のデザイナー・イラストレーター。制作会社での勤務を経て2006年からフリーランスとして活動し、2017年より株式会社キテレツに参加。イラストを取り入れたデザインやロゴ、LPデザインを得意とし、noteやX(旧Twitter)でもデザインの考え方や日々の気づきを発信しています。柔らかい語り口とユーモアを交えたプレゼンテーションも魅力の一つです。

「惜しい」という視点が新鮮だったセッション

今回のセッションのテーマは「一見良さそうに見えるのに、実はもったいないデザイン」。派手さや技術力の高さではなく、ちょっとした視点のズレによって生まれる「惜しさ」に焦点を当てた切り口でした。すぴかさん自身の柔らかい語り口も相まって、堅苦しくなりがちな専門的なデザイン講座とは一味違う、親しみやすい雰囲気でセッションが進行していきました。

「デザインとして間違っているわけではないのに、なぜか物足りない」という感覚を、具体的な実例を交えながら言語化していくスタイルは、デザインを学び始めたばかりの参加者にも分かりやすい内容だったと思います。冒頭で紹介されたいくつかの「あるある」なケースには、会場から小さな笑い声が上がっていました。

文字・写真・レイアウトに潜む「惜しさ」の実例

セッションでは、文字組みや配色、写真の選び方、バナーやウェブデザインのレイアウトなど、さまざまな切り口から「惜しいデザイン」の実例が次々と紹介されました。特に、コピーと写真の方向性がずれてしまっている例や、要素の配置によって印象が大きく変わってしまう例には、参加者からも「あるある」という反応が上がっていたのが印象的です。

ひとつひとつの事例に対して「なぜ惜しいのか」「どう直せば良くなるのか」という具体的な改善のヒントも示していただき、あらためてデザインに緻密に向き合うことの必要性を感じられる内容でした。

※スライドにはビフォーアフター形式で改善例が提示され、参加者からは共感のリアクションも上がっていました。

デザインの「無意識」に気づく大切さ

セッションの終盤では、こうした「惜しさ」に気づくためには経験だけでなく、他のデザイナーの制作過程を間近で見る機会が重要だという話もありました。普段はなかなか見ることのできない、先輩デザイナーの思考プロセスに触れられるという点も、このようなイベントならではの価値だと感じます。リモートワークが増えたことで、こうした学びの機会が減っているという指摘には、共感する参加者も多かったのではないでしょうか。

自分の中の「なんとなく」に気づけるようになると、デザインはもっと良くなる――そんな気づきを持ち帰れるセッションでした。

本記事は、2026年8月22日開催「CHAIN OSAKA」内セッション「一見いい感じ!でも『惜しい』デザイン」(登壇:すぴかあやか氏)への参加レポートです。

CHAIN OSAKA 参加レポート 第1弾

実例から見る、ロゴデザインの制作プロセスとデザイナーとしての心構えについて(登壇:さとうコージィ氏)

大阪芸術大学准教授も務めるロゴデザイナー・さとうコージィさんが、実際の制作事例をもとに、ロゴデザインの制作プロセスとデザイナーとしての心構えを語ったセッションのレポートです。

第1弾のレポートを読む →

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