本科CG/VFX専攻 卒業生インタビュー
こんにちは!本科2020年4月生にてご入学され、ご卒業を迎えられたお二人へのインタビューを行いました!大変だったことって?1年どうだった?ざっくばらんなトークをご紹介します。
インタビュー者のご紹介
2020年4月生: 田坪 祐志 さん
大阪府出身。大学卒業後、安定した職業に就きたいと考え、公務員になる。しかし、好きだったアニメをきっかけに自分でも作りたいと思い、CGを学ぶ事を決意。2020年3月に退職し、本科CG/VFX専攻へ入学。
2020年4月生: 田中 芙実 さん
大阪府出身。芸術大学在学中に好きなアニメをきっかけにCGを勉強したい!と思い、本科CG/VFX専攻へ入学。卒業後はTA(ティーチングアシスタント)として、未来のクリエイターの育成にも携わっている。
■ インタビュアー:STAFF(堂庭愛実)。 2019年デジハリスタッフに。主に受講生サポートや運営サポートをしている。
対談スタート!
● STAFF : まずは、はじめに自己紹介をお願いします!
● 田坪: 田坪祐志です。大阪府出身です。前職は公務員でした。
● STAFF : 公務員!おお。なんで公務員になったの?
● 田坪: 当時就活してたんですけど、やりたい事がなく、定時で帰れる安定した職業に就きたかったので公務員になりました。ですが去年の3月で退職し、デジハリに入学しました。
● STAFF : 社会人経験からの挑戦だったんですね。では次は、田中さん!
● 田中 : はい!田中芙実です。大阪府出身です。芸術系の大学卒業してデジハリに入学しました。
● STAFF :美大出身だったんですね。大学ではどんな事を学んでたの?
● 田中 : 日本画を専攻していました。漫画が好きで日本画の墨の絵が漫画に似てると思って専攻しましたが、実際学んだら全然違いました(笑)
● STAFF : 日本画、かっこいいですね。他には何かしていた?
● 田中: ミュージカルサークルに入ってキャストをしてました。めちゃくちゃ忙しくて。でもとても楽しかったです。
● STAFF : なるほど。お二人とも違った経歴ですね。それでは色々とお伺いしていきます!
同じ夢を目指す
仲間
とともに走り抜いた1年。
CGに興味をもったきっかけは?
● 田坪: 元々、アニメが好きで。そこで使われているCGを見て「実際に作りたい!」と思うようになりました。
● 田中: 私も同じくアニメきっかけです。「なんでCGを使っているのだろう」と思いました。更に「私のほうがいいものができかもしれない!」となぜか考えるようになり…(笑)本気でCGを学びたいと思うようになりました。
デジハリに入学したきっかけは?
● 田坪: 学習に集中したかったので仕事を辞めてから学ぶと決めていました。貯金で生活していくので2~3年もニートはできない。1年でCGが学べるスクールを前提に探していました。他のスクールが2~3年でのカリキュラムが多く…その中で見つけたのがデジハリでした。
● 田中: いろんなスクールをHPで探しました。その中でデジハリはカリキュラム・学費・講師の内容が明確に記載してあり、入学後のイメージが一番しやすかったので、すぐに説明会の予約をしました。説明会はスタッフの方と1対1でのカウンセリングでした。デメリットやメリットも親身になって教えてくださり、学費の事も相談にのっていただけました。学習内容・学費などが具体的にイメージでき、信頼できるスクールだと思い入学を決めました。
家族に相談した?
● 田坪: 両親には公務員を辞めてからデジハリに入学する事を伝えました。最初はデジハリの入学よりも「なぜ前職を退職したのか」と言われましたがCGへの思いを伝えると応援してくれました。
● 田中: 実は私、大学院に落ちてしまって。その事もあり両親には「就活もせず、大学院も落ちて将来どうするの?」と言われていました。CGを本気でやると決めていたので、説明会の時にスタッフさんから聞いた内容、HPで見た内容などをまとめて両親にプレゼンしました。学費を自分で支払うという条件で許可をもらい、今では応援してくれています。
入学後のギャップはあった?
● 田坪: 普段知り合えないような年代の方がいるので、良い刺激です!意外に女性も多く、アニメやゲームが好きな女性は意外に多いのだと感じ、更に刺激になりましたね。
● 田中: 社会人経験のある方がクラスメートにいたことです!これまでは同い年や一つ二つ年上の先輩としか知り合う機会がありませんでした。社会人を経験したクラスメイトがいる事で、マナーや言葉遣いなど教えてもらい、知識が増えた気がします。
大変だったことって?どうやって乗り越えた?
● 田坪: 中間課題です。動きをつけるのに、こんなにも多くの工程が必要だと痛感させられました。
● 田中: 同じく中間課題です。正直…心が折れそうな時もありました。
● 田坪: ひたすら気合いで乗り切りました。「今日はこれだけはやる!」と決めて取り組んでいました。そうすると自然にデジハリに行くようになりましたね。目標を決めて行動する事の重要さを学びました。
● 田中: クラスメートが声をかけてくれて、課題作成の為にデジハリに来るようになりました。元々、負けず嫌いな性格なので中途半端で終わりたくない!という気持ちで乗り切りました。
どのくらい勉強した?時間確保のポイントは?
● 田坪: 月曜以外は朝から19時までデジハリで課題をやり、帰宅後は21時から23時まで自宅で課題をしていました。
● 田中: バイトがある日は終わってから閉館までデジハリで勉強をしていました。バイトがない日は朝から閉館まで課題をやり、帰宅後は0時から深夜3時まで友達と電話で、教え合いながら課題を終わらせました。
バイトは週3でしていましたが、勉強を優先にすると決めていました。課題提出日が近くなるとバイトを減らし、デジハリに来て、閉館まで課題制作をしてました。バイトがある日も、デジハリにくる事を徹底していました。家に帰宅すると絶対に寝るので…(笑)
実際、CGを学んでみてどうだった?
● 田坪: 「学校での課題ができなければ、これからCG業界でやっていくのも厳しい」と思っていました。常にTwitterで新しい操作方法が流れていてCGソフトもこまめに更新されており、日々最速で進化し続けている業界だと改めて感じました。
● 田中: 私も田坪さんと同じです。デジハリでは基礎技術は学べますが、簡単にできるショートカットキーなどはTwitterで随時更新されている為、常にチェックしていました。「これは卒業後も情報収集しないと振り落とされる…日々調べて技術をアップデートできる人がCG業界で残れる人だ」と痛感しました。
CGを学んだ1年間を一言で表すと?
● 田坪: 「スタートラインに立てた」ですね。CGを学ぶ前はTwitterを見ていてCGの画像が投稿されていても、ただ見てるだけ。ですが、今は「このソフトを使ってどう作っているのか?」「ほぼ実写のCG画像はどうやって作られているのか?」と違った目線で見るようになりました。基礎技術とクリエイター思考を身につけ、CG業界で活躍できるスタート地点に立てた事を実感しますし、自分の将来が楽しみです。
● 田中: 「全力で走りぬけた」です。1日のほとんどの時間をCGの勉強に費やしました。学ぶ全ての事が初めてでしたし、自分で学費も支払っていたので、脇目を降らない環境を自分で作っていました。なので、全力で挑戦し続け全力で走り抜けたと思えます。
将来の夢は?
● 田坪:
イラストも背景もキャラも作れて動画もできるマルチなクリエイターになりたい。
そこで「おお!すごいな!」「こんなの作れるんだ!」と、同じ業界の人からも尊敬されるようなクリエイターになりたいです。
● 田中:
コンセプトやストーリーも考えて、自分の理想のキャラクターを作りたいです。それを見た人に、「田中さんの作るキャラクターが好き!」と感じてもらえて「こんなキャラクターを作れちゃうのか!」と感動してもらえるような作品を作りたいです。
未来のデジハリ生にメッセージを!
● 田坪: 「授業を受けるだけで作品が作れるとは思わないでほしい」ですね。授業に出席するのは大前提。自ら情報を得たり、友達に聞いたりして、自身でも習得していくことが大切です。また、自分のモチベーションを決めたり、保っていく事の重要性も、この1年の学習して実感しましたね。
● 田中: 「やりたいと思った事を貫いてほしい」です。逃げられない環境・理由を自身で作って、前に進むことが大切です。「やりたいと思った時の気持ち」を貫いて欲しいです。
課題って?卒業制作は何を作るの?
こちらが田坪さんの作品
こちらが田中さんの作品
中間課題は30秒から1分程度のアニメーション制作課題となります。まずは企画から。田坪さん田中さんが仰っていた通り、初めてのアニメ―ションは工程がたくさん。映像作品を一から作る難しさを痛感するかも。
卒業制作は自由課題。モデラ―・アニメーター・コンポジッター等、自身の希望する職種に応じて、企画・制作します。
2021年9月生の出願受付中!
ゲームが好きだ… アニメが好きだ…
こんな風景作りたい…キャラを動かしたい…
かっこいいアニメーションを作りたい…
興味やはきっかけ人それぞれです。
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