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【卒業生インタビュー】本科CG/VFX専攻&専科3DCGデザイナー専攻のカリキュラムを通じて学んだこと

2024-06-11

2023年4月生CGクラス 修了生インタビュー

こんにちは。デジタルハリウッド大阪本校運営事務局です。

今回は2023年4月に 本科CG/VFX専攻・専科3DCGデザイナー専攻 に入学し、1年間のカリキュラムを修了した2名をお招きして、特別インタビューを実施しました。それぞれ異なる経験や入学経緯を持つ坂口さんと城田さん。


デジタルハリウッドにご興味のある方、ゲームや映画、アニメ業界などでCGクリエイターとして働きたいとお考えの学生や社会人の皆さん、ご一読ください!

PROFILE


坂口 慧 さん (26歳):2023年4月入学

入学コース: 本科CG/VFX専攻

経歴: 大学時代、映像学部映像学科を専攻。 卒業後3DCGを独学で学習しつつ就職活動へ。より専門的に3DCGを学ぶためデジタルハリウッド大阪本校に入学。

坂口さんの卒業制作は>> ’’こちら’’


城田 昭葉 さん (28歳):2023年4月生

入学コース専科3DCGデザイナー専攻

経歴: 専門学校にて弦楽器の製作・修理を学び、修理技師として都内にて数年従事。関西へ転居後、カスタマーサポート業に携わりつつデジタルハリウッド大阪本校に入学。

城田さんの卒業制作は>> ’’こちら’’

1.デジタルハリウッドに入学するまで

「どのような経緯でデジハリにご入学されましたか?」


坂口: 大学時代、映像を勉強していて大学入学時からゲーム業界でCGアーティストを目指したいと思っていました。ですが、在学中にサークル活動などに励んでしまい、結局準備が間に合わず就職活動が上手くいきませんでした。大学卒業後、こつこつと3年間独学でCGを勉強していたのですが、それでも就活が上手くいかず、当時大学の先生からデジタルハリウッドを紹介されたことを思い出し、説明会に参加したのがきっかけです。他の専門学校の説明会に行ったのですが、自分の年齢的にも、あまり在学期間が長いと就職が先延ばしになってしまいそうと判断し、1年間でしっかりと勉強できるデジハリに入学を決めました。



城田: 私も1年間という短期間で学べるのが魅力でした。私の場合、社会人として働いていたので、ここからさらに3年,4年勉強となると就活にも影響が出てしまうと思いました。いくつか学校の候補はあったのですが、初めてデジハリのスクール説明会に参加した際、担当スタッフさんからCG作品は「今までの人生が全て作品に出ます。」「あなたの作品が見てみたいです。」と言っていただき、これまでの自分の歩みを否定せず、むしろ背中を押してくれるようにお話して下さり、そういう考え方をお持ちの先生や、スタッフさん達がいらっしゃる学校であれば、自分のやりたいことが実現出来るんじゃないかと思い、その日に入学を決めました!



2.カリキュラムを受講しスキル習得!

「実際学んでみて大変だったことを教えてください!」


坂口: 思っていた以上に課題のペースが速く、とにかく学校課題(オリジナル作品)を作る1年でしたね…。入学当初は「自主制作」もやろうと思っていたのですが、在学中は余裕がなく学校課題(オリジナル作品)だけで終わってしまいました。僕は在学中、仕事をしていなかったのですが、それでもとにかく作品作りに没頭しないと作りきれなかったと思います。良い意味でスケジュールがシビアだからこそ、やり切れたと思います。



城田 :入学前は仕事しながらでも、週1授業なら出来るかなと思い入学しましたが、実際は結構ハードなスケジュールでした。仕事が終わった後に家事をして、夜中の2時3時まで学校課題の制作をして翌日仕事へという1日を送っていましたので、なかなか大変でしたが根性と気合で乗り切りました!幸いにも私はデスクワークでしたので、まだ良かったのですが、本当に忙しい仕事だったらやりきれなかったかもしれないと思います。


「どのくらい勉強(課題制作)していましたか?」



坂口: 具体的に何時間勉強していたか、はっきり覚えていないのですが基本はお昼から夕方ぐらいまで、長いときは夜まで勉強をしていました。ただCGの勉強というよりは学校にいる間は、学校課題(オリジナル作品)の制作を中心に時間を使っていました。毎週の授業で学んだことを、リアルタイムで課題にどんどん落とし込んでいくイメージですね。



城田: 仕事していた時は、先ほどのスケジュールなのですが、最終的に卒業制作時点では寝る時間と食べる時間以外は学校課題(オリジナル作品)の制作に時間を使っていました。私の場合、制作時間にも限りがありましたのでスケジュールを立てつつ、その都度調整しながら進めていました。その他にもタスクや工程を細かく区切り、それぞれ時間を決めてタイムアタックしながら、常に時間を意識して制作してましたね。そのおかげか早く作れるようになったと思います。おすすめのやり方です!



「デジハリ以外の勉強や教材などは利用しましたか?」



坂口: 僕はデジハリ以外で学べる動画や教材などは、ほとんど使用しませんでした。卒業制作でゲームを制作したのですが、授業で学ぶ内容だけでは限界があったためデジハリの教材は積極的に利用してました。特に本科CG/VFX専攻生の場合は実際の授業はもちろん、他にも映像教材Any(デジタルハリウッド専用の専用動画教材)なども用意されているため、UE5やZBrush等、学べるソフトウェアの数も幅広く、いつでも学べるのでその教材をフル活用してました。



城田: 私も基本的に授業しかやってないですね。一部YouTube等は利用しましたが、外部の教材もほとんど利用していないですし、ほぼ授業の内容だけで乗り切りました。不安に思っていらっしゃる方もいるかと思うのですが「ほぼ授業内容だけでなんとかなります」とお伝えしたいですね!



△坂口さん3か月課題作品「九龍城と弧影」

△城田さん3か月課題作品「midnight」

「授業(カリキュラム)はいかがでしたか?」


坂口: CGの技術的な部分はもちろんですが、絵作りなども学べるのが他の学校にはない魅力だと思います。CGを学ぶにあたって、どうしても技術的な部分に偏りがちだと思うのですが、表現の根本にある絵作りや考え方など、最終的には一人でも自主制作できるようなカリキュラムになっているのが、とても印象的でした。



城田: 自分の好きを形にできるカリキュラムは本当にいいなと思いました。先生の知識も幅広く、CGの技術だけではなく10年後20年後、後々に絶対必要になりそうな基礎的なスキルやカメラワーク、絵作りをしっかり教えてくれるのはとても魅力だと思います。自由な部分と課題を与えてくれるバランスも、私には合ってましたね。



「入学前と入学後でご自身の変化はありましたか?」


坂口: 独学で3年間CGを勉強していく中で、暗い気持ちになり自分の殻に閉じこもっていることが一時ありました。デジハリに入学したのはCGの技術も学びにきたのはもちろんですが、それ以外にお互い切磋琢磨出来る友人や仲間が欲しかったというのも理由の一でした。クラスメイトや先生とお話していく中で、気持ちも前向きになり、自分から「助けて!」とちゃんと伝えられるようになりました。そのおかげか周りからも「明るくなったね!」と言われることが多くなりました。作品作りがしんどくて、僕と同じように憂鬱になってくる人もいらっしゃると思うのですが、そういう方にもデジハリの環境はおすすめです。



城田: いい意味で「人生が一変」してしまいました!以前はコロナもありましたし働き方を真剣に考えさせられ、リモートで出来る手に職が欲しいなと思っていました。ただ私自身、特別な学歴があるわけでも何か特殊なスキルがあったわけでもなかったので、「これからどうしよう。。。」と悩んでいた中でデジハリに入学しました。クラスの雰囲気もよく、みんなとお互い高め合って自分のやりたいことをやっていく環境は、勉強していく上では必要だと思いましたし、私にとってはとてもいい環境でした。おそらく、もう一度入学前に戻っても、デジハリを選んでいると思います!



3.これからについて

「将来の夢、今後のビジョンはありますか?」


坂口: 将来はゲーム業界で、アートディレクションに携わって世界観を作っていくお仕事がしたいです。プランナーの方々とゲームの世界観を考え、その世界観に合う絵やCGモデルを監督するような立場が、とても魅力的に感じていて今後目標にしたいと思っています。



城田: ありがたいことに第一志望の企業様より内定を頂戴出来たため、プロップデザイナーとして一日も早く一人前の人材になれるよう、全力で業務に励みたいと考えています。また、自主制作においては、いつかクラスメイト達と共同作品を作りたいです。デジハリではカリキュラムがしっかり決まっていて個人制作が基本なので、逆に共同制作する機会がなかなかなかったんです。私は人とやり取りしながら、ものづくりすることも好きなので、気心の知れたクラスメイト達と一緒に「こういうのいいんじゃない?」とか言いながら、いつか作品が作れたらいいなと思っています!



4.今後受講される皆様へ

「CGを学習しようと考えている方へメッセージをお願いします!」


坂口: ご入学される方は在学中、色んな方々とコミュニケーションをとるように意識し、広い視野で学んでほしいと思います。僕は入学前までクオリティの高い作品は、特別なCGのやり方があるんだと思っていました。ですが実際はCGの技術だけではなく、作品全体の質を上げるためには構図やライティング(光)などCG以外の多角的な知識が必要だということを学びました。そして大阪本校では、その作品全体の質を上げるための授業や環境が整っていると思います。自分の考えだけではなく先生やクラスメイトに見てもらい、意見をもらいながら多角的に考えることがとても大切ですと、僕が長年独学で学んできたからこそお伝えしたいですね。



城田: 周りの人たちに感謝を忘れず、自分の好きを貫いてほしいと思います。ありがたいことに、私は子供の頃から好きだったゲームの制作に携われる機会を頂き、これは好きを貫いた結果だと思います。そしてこの一年、頑張れた原動力は先生から「君にはCGの才能がある」と言われたことでした。私自身、自己評価が高い方ではないですが、自分の好きを受け止めてもらえる環境で、むしろ伸ばしてくれる先生や友人の存在がとても大きかったからこそ、一年間最後まで頑張れたと思います。あとは本当に好きなら「やる気と根性でなんとかなる!」(笑)。なので本当に悩んでいるなら、まずはデジハリに飛び込んでみてほしいと思います。





坂口さん・城田さんが受講したコースはこちら


本科CG/VFX専攻・3DCGデザイナー専攻


あらゆる映像作品に用いられるようになった3Dコンピューター・グラフィックス(3DCG)。その制作に必要な技術をオリジナル作品を通じて基礎から業務レベルまで学びます。プロ使用の3DCGソフトウェアによる映像制作スキルの習得を軸に、観察力・表現力を向上させるテクスチャ演習、CG概論等、幅広く学習します。


※専科3DCGデザイナ-専攻はコア授業のみ。また、カリキュラム内容は更新される可能性があります。


 


坂口さん・城田さん、今回は貴重なお話をありがとうございました!


キャラクターが作りたい…風景が作りたい...

「頭にあるイメージ」をCGにしたい…

ゲーム/映像業界に転職したい…

興味やきっかけは人それぞれです。

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