デジタルハリウッドSTUDIOなんば ブログ

【特別授業開催レポート】
「生成AIの最新スキルを大阪で学ぼう」
画像生成AI Adobe Fireflyを体験

2024-02-21

こんにちは、デジタルハリウッドSTUDIOなんばです。
2024年2月3日(土)に特別講座「キャラクターデザインで生成AIとなかよくなろう!」を開催しました!

ゲスト講師には、キャラクターデザイナー/イラストレーターであり、デジタルハリウッド大阪本校卒業生の北沢直樹さんと、アドビ株式会社 マーケティングマネージャーの岩本崇さんがご登壇!
本日は、特別講座での内容をポイントにまとめてお届けします。

講座概要:

  • 画像生成AIについて
  • AIを使ってキャラクター作り
  • アドビの生成AI最新情報

<ゲスト講師>

■北沢 直樹氏

キャラクターデザイナー/イラストレーター
デジタルハリウッド大阪本校卒業生

Adobe MAX 2023 キーノート出演。独自の世界観で描くキャラクターと、かわいいに特化したイラストが得意。
アーティスト/タレントのキャラクター制作、「ONE PIECE」「攻殻機動隊S.A.C」などIPキャラのデフォルメワーク、またゲーム「真型メダロット」では全キャラクターのデザインを担当。
テレビ番組、新聞をはじめとしたメディア系のイラストレーション、ロゴデザインも多数。2023年10月より「バトル・ニュース」にてキャラクターに関するコラムを連載中。主なクライアントにavexやサンリオなど。

■岩本 崇氏

アドビ株式会社 / Creative Cloud セグメントマーケティング部 マーケティングマネージャー

2004年にアドビ システムズ社に入社。Illustrator、Photoshop、InDesignなどのデザインツールを担当。一貫して広くデザイン、印刷市場へ最新製品を訴求。担当製品も多く、Adobe FontsやAdobe Fresco、Creative Cloudで新たに追加されたサービスやツール、モバイルアプリにも注力をしている。

■画像生成AIとは

簡単にいうと、プロンプト※を入れると画像が作られます。アドビ株式会社が提供する「Adobe Firefly」は商業利用が可能!Adobe Stockや著作権が失効している画像などから生成AI用に使用していい画像を使っているからです。

※プロンプトとは・・・生成 AIが適切な回答を導き出すための命令文。テキストのこと。プロンプトを使って、自分がイメージしている画像を導き出していく。


想像していたものと生成されたものが違ったら、別のプロンプト(例:可愛いキャラクター/目がキラキラしている)と入れたり、詳しい条件を入れていくことで、生成されるものがより明確になります。これがいわゆるプロンプトエンジニアリングです。


POINT:AIが画像をどこから学んでいるかが重要!


世の中には画像生成AIサービスが多くありますが、AIが画像をどこから学んでいるかが重要です。

著作権にも関わることなので注意して使用してくださいね!

POINT:画像生成AIは一期一会?!

同じプロンプトを入れても一つとして同じものは出てきません。

気に入ったものがあればその段階で保存すべし!

■参加者約30名が画像生成AIでキャラクターデザインを体験!

アドビ株式会社のAdobe ExpressやAdobe Fireflyを使用して画像生成AIを体験しました!

スマホからでも簡単に制作が可能で、生成AIが初めての方も楽しみながら操作を行いました。

それぞれ自由にプロンプトを入力して、かわいいキャラクター画像が生成されていました。


▶実際に受講生がスマホで制作したキャラクターデザイン

▶出来上がったキャラクターをメインにさらにデザイン!


Adobe Expressではちょっとしたチラシや販促物などにも簡単に制作が可能!

画像が生成されたらで文字を入れてオリジナルのバナーや画像を作成することも可能です。背景を削除して、アプリ内のデザイン素材から使用することも。

実は生成AIの機能は、参加者のみなさんが体験したAdobe Expressだけではなく、PhotoshopやIllustratorにも入っています!便利な機能がたくさんあるんですね~

■Adobe生成AI優位性!PhotoshopやIllustratorでも活用可能!

  • 安全な商用利用のための設計
  • PhotoshopやIllustratorとの連携が可能
  • 自分自身が持つ膨大な素材からしか学んで欲しくないという企業にもサービスを提供予定
  • コンテンツ認証のサポート(フェイク動画/画像の阻止)

Adobe Fireflyの技術が搭載された新機能をデモを通して紹介いただきました。


●Photoshopでの活用

  • 元々ある画像に生成AIを使って画像を追加!(生成塗りつぶし)
  • 画像の拡張も生成AIで!(生成拡張)

●Illustratorでの活用

  • テキストからベクター生成(ベータ版)

画像の大きさが自由に変えられ、種類(パターン、シーン、アイコンなど)の種類を選べるのが特徴。
また、カラーバリエーションを作ってくれる機能もあり、生成後の編集が可能なので、自分自身で微調整も。カラーバリエーションを出す作業は大変だと思うので、便利な機能です!


▶講師のワクワクするお話に真剣な受講生たち!

■生成AIのまとめ

  • 素材を作る
  • 思いもよらないアイデアが浮かぶ
  • イメージを膨らます

生成AI機能は去年ぐらいから耳にするようになったと思いますが、数年後は当たり前の機能になるのではないでしょうか。先行して誰よりも早く学び活用すると自身の強みになりますし、商用利用できるということを意識しておくことが大切です。

また、生成AIにより、コンテンツ作成側の作業がどんどん楽になっていくはずです。海外の人は効率的なものを求めるので、うまく機能を使い始めています。そのムーブメントが日本にもくると思います!

■質疑応答のピックアップ

  • 動画編集・製作者のAIの有効な使い方は?

PremierProは、インタビュー動画などを自動的に文字起こししてくれる機能もあります。日本の動画は必ずと言っていいほどテロップを入れる傾向があるので、活用するのも良いと思います。ベータ版で商用利用として使えるものもあるのでチェックしてみてください。

  • 書き出された生成AIを使った商品は販売可能?

生成AIは基本的に商用利用可能なので、2次利用も問題ないですが、現在、制作したキャラクターの著作権を取ることはできません。北沢さんの場合、生成AIで作ったキャラクターは修正を入れて手直しをしているそう。そうするとより安全に使用できます。

  • 就職活動では有利?そのためのポイントは?

自分の得意なもの・強みがパッとみてわかるような作品を掲載したHPがあるといい。
また、Xでのフォロワーを増やすために、反応が良い投稿を繰り返したり、デザインのことを毎日投稿したり。自分自身の得意分野を発信していくと良いと思います。

講義終了後、アンケート回答で北沢さんのジェネモンのキーホルダーをプレゼントいただきました!アドビ株式会社からはノベルティーも!

講義を通して、画像生成AIを身近に感じてもらい、「生成AIを活用して業務効率化を図りたい」「AIについての不安感が無くなった」「スキルアップにぜひ活用していきたい」といった参加者からの声をいただきました。

デジタルハリウッドSTUDIOなんばでは、今後もクリエイティブ・デザイン分野を目指す方に向けたイベントや情報発信を行っていきます!今後の特別講座やイベントもお楽しみに。

■AIを学べる最新コースのご案内

※本画像は Fooocus にて画像生成、Adobe Firefly での加工、Adobe Photoshop でのレタッチによって完成させています

本講座はこの内容に豊富なTipsと市場調査や企業分析、広告運用といったマーケティングで実践いただけるケーススタディを追加。クリエイターだけではなく、DXを推進するビジネスパーソンにもご活用いただける講座です。

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