こんにちは！デジタルハリウッドSTUDIO松山の姉妹校、STUDIO千葉 スタッフのまなさんです。
デジタルハリウッドには、スキルを身につけて「働き方・生き方が変わった」という主婦さん、ママさん卒業生がたくさんいらっしゃいます。
- 受講のきっかけは？
- 子育てや家事をしながらどうやって学んだの？
- 卒業後はどんな働き方をしているの？
そんなみなさんの疑問に、インタビュー形式で回答していきます！
第１弾の今回は、元教師からフリーランスWebデザイナーに転身された卒業生のなかおさんのストーリーをご紹介します！
登壇者紹介
【ゲスト】なかおさん（卒業生／フリーランスWebデザイナー）
北海道出身。教育大学を卒業後、千葉県で中学校数学教員を2年間務める。
家庭と仕事のバランスを考え退職し、デジタルハリウッドSTUDIO千葉にてWebデザインを専攻。
卒業のタイミングで妊娠し、妊娠中に開業しフリーランスWebデザイナーへ。
コーディングやWordPress構築。サイト管理をメインに活動中。
夢は「月に1回、地元の北海道に仕事で帰る」こと。
【インタビュアー】旭さん（卒業生）
不動産会社に在職。SUUMOの入稿などでWordPressやデザインに興味をもつ。
育児休暇中にデジタルハリウッドSTUDIO千葉でWebデザイン・WordPress講座を受講し、2022年6月に卒業。
長男の就学をめどに在宅ワークへ切り替えるべく、デザインのスキルアップ中。
Webデザインを学ぼうと思ったきっかけは？
- 子育てのため、家で働けるようにしたかった
- 中学生のときに流行っていた、ホームページ作りにハマって1日中やっていた
- 働いていて、自分に体力が無いことに気づいた
- 場所に縛られない仕事なら、地元北海道にもたくさん行ける！？
将来のライフイベントに備えて働き方を見直したいと思ったときに、学生のころに没頭したホームページ制作を思い出したというなかおさん。
地元の北海道で働きたい気持ちもあったそうですが、ご主人のいる千葉で教員をする中、働き方を模索していたようです。
リアルトーク：デジハリの学費を投資することについて
「学費が安い金額じゃないから、迷いませんでしたか？」と旭さんが質問。
なかおさんも初めは金額の高さに驚き、色々なスクールと比較検討したそうです。
でも「結局、他のスクールも同じくらいかかるところが多かったのと、デジハリより安いところもあったが、大体オンラインスクールだった。通いながら学びたいタイプだったのでデジチバにした」とのこと。
ご家族の賛成もあり「元を取るぞ」という気持ちで入学を決めたそうです。
一方、「夫は反対派でした」という旭さん。どのようにご主人を説得したのでしょうか。
「私の場合は、入学前にママトレーナーさんのライブ授業に参加して将来像がイメージできたのと、クライアントワークという実務経験の機会を通してお金を稼ぐ方法があることを知れたので、その２つで学費の回収機会があることを伝えました」とのこと。
「実際、クライアントワークにはあまり参加ができなかったものの、今となっては投資して良かったと思っています」と経験談を話してくれました。
在学中のリアルについて聞きたい！
リアルトーク：在学中は1日どのくらい勉強していましたか？
なかおさんが入学したタイミングは、なんとコロナ禍の2020年4月。
緊急事態宣言の影響でSTUDIOが2ヵ月近く使えない状況だったそうです。
基本的にオンラインでしか学べない環境の中、
- Zoomって何？
- Slackって何？
という状況。
多いときは１日７～8時間ほど、ひたすら映像教材を観て学んだ、と当時を振り返ります。
（しかも映像教材を３周したというなかおさん！）
育児をしながら学んでいた旭さんも驚きの7時間。
「ママだと１日７時間を確保するのは厳しいですよね？集中力を保つのも大変」
そんな旭さんも、分からないところは何度も繰り返し観て学んだとご自身を振り返ります。
勉強を続けるにあたり、どうやって卒業までモチベーションを保っていたかをお聞きすると
「安くない学費を投資した以上、やらなきゃ、という思いと、退職していて戻る場所がなかったから必死だった」となかおさん。
そして毎日７時間やるのではなく、ダラダラする日もあったり、メリハリをつけていたそうです。
クライアントワークで実績を作り、自信をつけた
トレーナーの言葉がきっかけで「まずは３案件やってみよう」
- 学んでいるけどスキルに自信がない
- どこまでできるようになったらお金をいただいていいんだろう
在学中、そんな不安を抱いていたときに、あるトレーナーさんから「まずは３案件やってみて、そこからだね」というアドバイスをもらったそうです。
３つのサイト制作を通じて、個人制作やチーム制作（ディレクション、コーディング、WordPress）を経験してスキルだけでなく横のつながりも築いていったそうです。
実際、そのうちの１つのサイトで一緒に制作した仲間とチームでお仕事もしているとのこと！
卒業後の働き方は？
リアルトーク：卒業後ってどうやってお仕事を取るの？
知り合いの案件にはじまり、たまたま卒業制作発表を見に来ていた人からお仕事の依頼があったりと「どこで繋がるか分からないですね」となかおさん。
卒業後の制作においては、どうしてもという時はトレーナーさんを頼ったり、有料のコミュニティを活用してスキルを高めつながりをつくっていったそうです。
得意を見つけてのばそう
なかおさんは元々数学の先生だったこともあり、あるタイミングから「デザインよりコーディングをやっていこう」と思ったそうです。
旭さんもこれには共感。直近でデジチバで開催されたイベントに登壇された、ある制作会社の社長さんの言葉「苦手を克服するより、得意を伸ばした方がいい」を引用して紹介してくれました。
なかおさんの場合は、卒業して１年くらい悩みながら、デザイン・コーディング…いくつもの案件に取り組んだことで「コーディングに振り切ろう」と思うに至ったそうです。
Webデザイナーになってよかったこと・大変なこと
自分を大切にできるようになった
自分を犠牲にして働いてきたというなかおさん。
いまは「自分を大切にできないと周りを大切にできない」と気づけたそうです。
家庭を優先にしながら、自分のやりたい仕事ができ、自分を見つめなおすことができるこの働き方に出会えてよかったと笑顔で話す姿が印象的でした。
メリットしかないようなこの働き方。
大変な面を強いてあげるなら「仕事とプライベートの切り替えがしにくい」ことだそう。
気づいたら仕事が重なってしまった、家にいるといつまででも仕事をしてしまう…そんなときはご家族の協力を得ながら乗り越えているそうです。
今後も娘さんの成長にあわせて、働き方をアップデートしていくとのこと！
お仕事をする上で心がけていること
- 信頼関係を大切に（あなたにお願いしたい！と思ってもらえるように）
- 自分の将来やりたいことにつながる活動を
卒業後にお仕事をしていくなかで、「何のために仕事をしているんだっけ？」と不安に思った時があり、自分を見つめなおす機会があったそうです。
そんなときに「地元 北海道に還元できる仕事をしたい」という想いが湧いてきたため、少しずつそれを言葉にしていったことで、お仕事にも変化がうまれたそうです。
これからWebデザイナーを目指す人に伝えたい
スキル以上に、コミュニケーションが大事
信頼関係を築くためになかおさんがしている３つのこと。
- 納期を守る
- Zoom越しでもちゃんと顔を見る、話す時間を大事にする
- Slackをはじめテキストコミュニケーションで絵文字を使うなどの工夫をする
Webデザイナーって実はコミュニケーションがスキル以上に求められます。
なかおさんのようにコミュニケーション能力があってコーディングが好きな方は「すごく重宝されるよ！」とトレーナーさんからも太鼓判が。
ちょっとした声がけだったり、配慮した進め方など、デジハリ以前に持っているなかおさん資質であるコミュニケーションには学ぶことがたくさん。相手を気遣いながら、お互い気持ちよく仕事をしようという姿勢は、見習いたいですね！
「やってみればできる！」
今ではフリーランスでお仕事をしているなかおさんも、入学したときにはトレーナーさんや卒業していく人がとてもキラキラして見えて「自分はああなれない、近づくことさえできない」と思っていたそう。
映像教材で学ぶ、クライアントワークに取り組む…
そんな目の前にあることを「１つひとつを手を抜かず、やってみる」それが大事だったと話します。
経験してみたことでそう思えることが、自信につながっているんですね。
過度に不安に思わず、ぜひチャレンジしてほしい、そうなかおさんは優しく背中を押してくれました。
失敗談として、仕事が溜まって余裕がなくなって旦那と泣くほどケンカしました！なんてお話も＾＾
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