
こんにちは!
デジタルハリウッドSTUDIO松山・サポートスタッフのたいちゃんです!
このブログをご覧の皆さんの中には、
「好きなことを仕事にしたいけど、どうすればいいの?」
「本当にそんなことできるのかな。」「夢のまた夢…」
そんな思いを持つ方も多いのではないでしょうか。
実際に一歩を踏み出すには、いろいろな不安もありますよね。
そこで今回は、
「イラストが好き!」
という思いからデザインを学び、
仕事につなげている卒業生さんにお話を伺いました。
好きを諦めず突き詰めたそのリアルな歩みは、きっとあなたの背中を押してくれるはずです!
お話を聞いたのは、育休中に主婦ママクラスに入学された
「たまご DESIGN STUDIO」のさきさん。
現在はフリーランスとして開業し、活動されています。
30歳を過ぎて決意。大好きなイラストを仕事にするためにwebデザインを学ぶ

ー 入学前のご経歴を教えてください。
大学卒業後10年ほど、医療機器を販売する会社で事務員として働いていました。イラストやデザインとはまったく関わりのない仕事です。
ー webデザインを学習しようと思ったきっかけを教えてください。
幼いころから絵を描くことが大好きで、いつかイラストやデザインに関わるクリエイティブなことがしたい!という思いをずっと持っていました。
でも実際には全く関係ない仕事を続けていて、30歳を超えたときに 「本当にやりたいことを始めるのはいつなんだろう」 と強く思うようになったんです。
そんな時にちょうど第2子の育休に入って、よく寝てくれる子だったので時間に少し余裕ができて。「今が学ぶチャンスだ!」と思い、次男が8ヶ月のときに入学し、webデザインの勉強を始めました。
ー デジタルハリウッドを知ったきっかけ、そして入学の決め手を教えてください。
SNSの広告でwebデザインの学校があることを知りました。さらに松山で学べるところを検索して、デジタルハリウッドスタジオ松山にたどり着きました。小さい子どもがいるとオンラインを選ぶ方も多いと思いますが、私の場合は逆で、 通えることが入学の決め手 になりました。
オンラインだと、どうしても“自分ごと”としてリアルな想像ができませんでした。都会で活躍している人の話は刺激的だけど、生活圏も環境も違うと、自分に置き換えるのが難しいと思ったからです。
松山校に通えば、同じ地域で実際に働いている先輩やフリーランスの方と出会える。人とリアルに接して、『地方でこうやって仕事をしている』というモデルケースを体感できるのは大きな魅力でした。
学びを通して変わったイラストと自己表現の変化

ー受講期間中はどんなスケジュールで学習していましたか?
次男が入園前だったので、基本的にはオンラインで学習していました。でも、成長するにつれて手がかかるようになり、思うように時間を取れなくて…。勉強できるのはお昼寝の2時間と、家族が寝たあとの21時〜1時ごろ。1日5〜6時間できればいい方でしたが、それでも足りないとストレスに感じることもありました。
主婦ママクラスの授業日は平日昼間なので、一時預かりを利用したり、実家が近いので親に見てもらったり。預けられないときは一緒に連れていくこともありました。

ー実際に通ってみて、どんな変化がありましたか?
卒業生さんのイラストを使ったチラシを見て「これが私のやりたいことだ!」と気づき、iPadを購入してイラストを描き始めました。
また、それまで自分の絵を人に見せることはほとんどありませんでしたが、スタッフさんから「もったいない!どんどん世の中に出そう!」とアドバイスを受け、インスタに作品を投稿するようになりました。リアクションをもらえると嬉しく、発信する楽しさを実感しました。
主婦ママクラスの授業でも発表の場は多くもうけられていましたが、デジハリでの学びを通して 「作ったものを出してアピールする」という心境の変化が生まれ、自己表現の自由を感じられるように なりました。

ー描くイラストについての変化もありましたか?
最初はiPadでフリーハンドでゆるく描いていましたが、最近ではIllustratorを使って、線の均一感やグラデーションを活かした描き方も楽しんでいます。Illustratorの基本を学んだことで、イラストにさまざまな技を組み合わせられるようになったのも大きな変化です。
ーデジハリでの制作や経験が、キャリアにどのように役立っていますか?
正直、在学中はイラストを描くほうが楽しくて、課題に身が入らないこともありました。ただ、デジハリでは卒業後もコンペやクライアントワークに参加できる環境が整っており、実践の場で学ぶことができました。
具体的には、移住者向けチラシの制作では、細かいイラストもすべて自分で描きました。文字や写真の扱いは初めてで不安もありましたが、自分のやりたいことを形にできた喜びと、やり遂げた達成感から自信が生まれました。
さらに、キッズイベント向けのポップなチラシ制作を通して、「子ども向けのポップな雰囲気が好きで得意なんだ」と気付くこともできました。
制作を通して初めて分かることも多く、その学びが次の案件への応募や採用につながり、少しずつ仕事の幅も広がっていったと感じています。
描くことも、働くことも。バランスを大切にしながら進めていく

ー現在の活動について教えてください。
月の半分を業務委託で、残りの半分は主にグラフィックデザイン(チラシ制作など)のお仕事をしています。
業務委託のお仕事は、収入面だけでなく「心の安定」にもつながっています。定額の収入があることで、自分の好きなことや挑戦したいことにも安心して取り組めます。
業務委託では、SNS運用の案件を2件担当していて、2件目は1件目の実績を見てお声がけいただきました。一度信頼を得ると、継続してお仕事につながることも多いです。コツコツ取り組むことで、「安心して任せられる人」と思ってもらえたことが、次の案件のきっかけになっていると感じています。
ー「イラスト」と「デザイン」がどう仕事に繋がりましたか?
イラストだけで仕事をもらうのは難しいですが、 デザインを学んだことで「イラスト+デザイン」 ができるようになったのは大きな強みだと思います。

ー今後の目標や目指していることはありますか?
自分のデザイン業の割合を少しずつ増やしていきたいです。特に、子ども向けのデザインは自分に合っていると感じていて、ポップな雰囲気のものを中心に制作していきたいです。最終的な目標は、自分のイラストで仕事をすることです。
また、心の安定のために収入は必須だと感じるものの、収入になる業務委託の仕事に時間を取られすぎると、本当にやりたいイラスト制作の時間が減ってしまうこともあります。自分のイラストを描く時間は、心のバランスを保つ大事な時間なので、描けないとストレスに感じます。そのため、
「好きなこと」と「収入につながる仕事」のバランス
を試行錯誤しながら進めたらいいなと思っています。

ーこれから学びたいけど一歩踏み出せない方へ、メッセージをお願いします。
やっぱり大事なのは、手を動かして歩みを止めないことだと思います。
考えすぎて堂々巡りになってしまうこともありますが、少しずつでも進めていれば、ちゃんと積み重なっていきます。
実際、私も最初は全然進んでいないように感じていました。でも、過去2年間を振り返ると「こんなに描いてきたんだ」と実感できます。続ける中で、自分の方向性ややりたいことも少しずつ見えるはずです!
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いかがでしたでしょうか?
今回紹介したさきさんの言葉からも分かるように、「やってみたい!」という気持ちを行動に移すことが未来を大きく変える一歩になります。
あなたの「好き」や「やりたい」も、まだ見ぬ仕事につながるかもしれません。
「クリエイティブな仕事に挑戦したい」
「自分の“好き”を仕事につなげてみたい」
あなたの挑戦を、デジタルハリウッドSTUDIO松山は全力で応援します。
少しでも気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!
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