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デジタルハリウッドSTUDIO松山 ブログ

『えひめDXキッズフェスタ』で愛媛の未来づくりに在卒生が大活躍!〜当日運営編〜

2024-09-17

皆さんこんにちは!
デジタルハリウッドSTUDIO by SAKURA 運営スタッフのまなさんです。私は普段、コミュニティディレクター兼コーチとして、STUDIO松山の姉妹校であるSTUDIO柏(千葉県柏市)の校舎から、オンラインにて松山の受講生をサポートしています。


今回は、2024年8月24日(土)に松山市で開催された 愛媛県主催の親子向けイベント「えひめDXキッズフェスタ」 当日の様子を、レポートします。

えひめDXキッズフェスタとは?

親子で一緒にAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、ドローン、アバター、3Dプリンター、生成AI、NFTアートなど、最新のデジタル技術に触れながら、学び・遊ぶことができる、1日限定の特別な体験型イベントです。

四国最大級のエンターテインメント施設「キスケBOX」にて行われました。

STUDIO松山の在校生と卒業生の力が結集!

前回のブログでもお伝えしたとおり、このイベントは、デジタルハリウッドSTUDIO松山を運営する株式会社さくら印刷と株式会社エフエム愛媛の共同企画です。

STUDIO松山で現役で学ぶ在校生や卒業生が結集し 、デザイナー・ディレクター・コーディネーター・運営スタッフとして、企画から事前準備、そして当日運営に携わりました。

イベント準備の様子はこちらから!

主婦ママクラス出身で、未経験でディレクターに挑戦した在校生のストーリーです。


「デザインスキルはディレクションにどう活かされたか?」にも注目です。


ぜひこちらも合わせてご覧ください!


→ブログを読む

ますます変化する未来、愛媛県内の子どもたちにも将来のキャリアの選択肢を広げるチャンスを

「えひめDXキッズフェスタ」のDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用することで、生活や仕事の仕方が大きく変わることを指します。


このイベントは、小学生に最新のデジタル技術を体験してもらうことで興味を持つきっかけに、そして早い段階からスキルを身につけることで、将来のキャリアの選択肢を広げてもらいたいという思いで企画されました。

当日の様子が、現地メディア(愛媛CATV)で取り上げられました!


▼画像をクリックするとニュース映像(1分55秒)に遷移します。

実際のワークショップ体験の様子

主に9つのブースでそれぞれ違った最新のデジタル体験が一挙にできてしまうのがこのイベントの特徴!




① 3Dプリンタ体験ワークショップ


CG技術で簡単なキャラクターを作って、3Dプリンタで印刷する体験 です。

PC上で事前に準備されているパーツを自分で選んで組み合わせて、キャラクターを作り、それを3Dプリンタで印刷します。こちらのブースは、Digital Kids Clubの皆さんにご協力いただきました。


「自分の好きな形を自由に選べて、作る体験が簡単で楽しかった!」と小学生の女の子。笑顔が印象的でした!

② ドローン操縦体験


ドローンってどんなもの?実際に触ったり、自由に操縦を楽しむ体験 です。こちらのブースも、Digital Kids Clubの皆さんにご協力いただきました。


子どもたちは初めての体験に目をキラキラさせながら楽しんでいました。中には1時間ずっと操縦している子もいて、没頭する姿を目の当たりにしました!

③AR制作体験ワークショップ


ブラウザ上で専用ソフト〈palan AR〉を使ってオリジナルARを作る体験 です。


AR(拡張現実)とは、リアルな現実の風景に、さまざまな情報を付け加えて見せる技術です。スマートフォンを通して見ることができるため、気軽に体感できます。今回は登録したマークをスマートフォンで読み取ることで、スマートフォンの画面上にこどもたちが制作したデジタル作品が現れる仕組み。


親子で参加された方からは「ARを簡単に作れることにびっくり!普段の生活では最新テクノロジーに触れる機会は少ないので息子はいい経験になりました」と驚きの声が。

後日、お家でも実践してみたそうです!「ソフトの操作も簡単で、すぐに作れて楽しかった。家でも、人の顔の周りにキャラクターが出てくるARを作って遊んでみた」と報告がありました!

④ 未来のまちを作ってみよう


子どもたちが自由に好きな「VRのまちづくり」ができる体験 です。


理想や空想のまちをイメージして、自由に形を選んで作っていく表情は真剣そのもの。「これはどうやったらできますか?」「ここをこうしたいです…」と指導員の方とコミュニケーションをとりながら、専用ソフト〈Twinmotion〉を操作して思い思いに創作していきました!

⑤ 生成AIワークショップ


子どもたちが自分で描いた絵とおしゃべりできる体験 です。専用ソフト〈AI-KATA S2P キッズバージョン〉を使い、手描きで紙に描いたオリジナルキャラクターと戸惑いながらも楽しそうに話す姿がとても印象的で、夢のある体験ブースとなりました。


恥ずかしがりやさんなお子さんの場合は、代わりに親御さんが話す場面も。


実在するキャラクターを描く子もいれば、ある小5の男の子に生成AI〈Adobe Firefly〉を紹介すると「生成AIって聞いたことある!」と言って「かわいい パンダ 笹」「かっこいい龍vsかっこいいドラゴン」などと、すらすらタイピングをして絵を描く姿まで。さすが令和の小学生ですね!

⑥ ライブペインティング


見て楽しい、描いて楽しい。まるで光のアート体験。 大きなスクリーンにリモコンを使ってダイナミックにお絵描きできるのはとても斬新です。


子どもたちが集中して壁に向かったり、線を引きながら移動したり塗りつぶしてみたり試行錯誤しながら絵を描いている様子が印象的でした。


大人がやってみても「楽しい!」と純粋に思える体験。お子さんと一緒になって楽しむ姿が多く見られました。

▼ライブペイントの講師、misa氏(どうぶつイラストレーター・グラフィックデザイナー)によるライブペイント

⑦ AR・VRスタンプラリー


目指せDXマスター!ワークショップや体験でスタンプを集めてDXマスターカードをゲット!


スタンプラリーシートを受け取って、キスケKIT内のブースを巡るAR技術を使ったスタンプラリーです。すべてのキーワードを手に入れるともらえるのがDXマスターカード!ある男の子はこのDXマスターカードもとても気に入っていて「宝物入れ」に入れるほど大切にしてくれているそう(嬉しいですね)。

⑧ AR宝探しゲーム


スマートフォンのカメラを使って宝探し!
スタンプラリーシートを受け取って、キスケBOX内を巡るAR技術を使ったスタンプラリーです。お子さんだけではなく、親御さんも本気になって楽しむ姿が(こういう時、大人の方が燃えますよね)。


宝探しの最後、ひまわりの花が咲いたときに、子どもたちが思わず笑顔になる瞬間に、大人はとっても癒されました……!!

実はイベント参加に乗り気でなかったお子さんも「宝箱開けるの楽しい〜!!」とはしゃいで、ガッツリ楽しんでました。子どものワクワクが伝わってきました!

⑨ 等身大アバターでミニミニお仕事体験


声をかけあってコミュニケーションが取れるアバターを体験!


子どもたち自身がアバターに変身したり、等身大アバターの中の方と子どもたちがリアルタイムで会話する体験ができました。午後からは、VTuber ルアン・ロック・デーモン閣下が登場! 子どもたちもルアン閣下とお話しすることができました。


みきゃんもルアン閣下と一緒に記念撮影♪


こちらのブースは株式会社三五屋の皆さんにご協力いただきました。

愛媛県主催のプロジェクトに関わった感想は?

みさとさん(在校生)

好きなことで生きるため、できる限りのことは1つひとつしたいなと思い参加しました!

過去に日雇いのイベントスタッフでお子さんの相手をした経験を活かすことができ、嬉しかったです!
スタッフ同士のコミュニケーションにも助けられ、協力しながらイベントを盛り上げることができてとても楽しかったです。貴重な経験をありがとうございました。


たかひろさん(在校生)

受付担当をしたのですが、イベントに参加された方が入場時と比較して帰るときにとても満足そうな表情になっていたのが印象的でした。スムーズな受付体制と満足にイベントを楽しめる環境が大事だなと思いました。

一般向けのイベントを「運営側」で参加するなんてなかなか経験できないので、とても有意義でした。次回があればまた参加したいです!


ゆっきーさん(在校生)

当日はトレーナーや卒業生、在校生、県職員の方、その他の会社の方々など、この一つのイベントを成功させるために沢山の人たちが協力し作り上げているんだということを実感しました。

私自身、仕事から離れて8年ほど経つので「一つの目標についてお互いが協力し、助け合いながら達成する」という感覚が久しぶりで嬉しかったです。

参加できて本当によかったです。時間があっという間でした!


じゅんさん(在校生)

「楽しかった!!デジハリ松山最高!」
帰っていくお客さんが、皆さん満足そうなニコニコ笑顔でした。アンケートに答えていただいた後、DXマスターカードを読み取って写真を撮ったら(仕掛けがあります)、もれなく保護者の皆さん笑顔でした! お子さんたちもカードのお土産があるのは嬉しそうでした。
(今回のためにデザインされたカードもカッコいい!!)


みよすけさん(在校生)

今回はスタッフとしての立ち回りが主でしたが、次回このような機会があれば、動画作成のための撮影などもやってみたいと思っております!


さきさん(卒業生)

準備の様子も見ていましたが、0から作り上げることの大変さを学びました。

なにげなく置かれているデザイン1つとっても、ここに行き着くまでに色々あったんだなと感慨深く、これから参加するイベントの見方も変わりそうです。


在校生・卒業生が作った生成AIのNFTアートが空間を演出しました(写真/キスケBOX内のKIT PLAY)

終わりに

AR、VR、ドローン、アバター、3Dプリンタ、生成AI、NFTアートなど、最新のデジタル技術を子どもたちが一度に体験できるこんな機会は、なかなかありません。
会場には、みきゃんやキスパンも登場し、大盛況でした!


ARやVRを使ったゲームをしたり、自由に絵を描いたり、アバターや自分の描いたイラストと会話したりと、はじめは最新技術に戸惑うものの、すぐに受け入れた子どもたち。技術を学びながら、真剣に向き合う姿が印象的でした。ドローンを飛ばしたり、3Dプリンタを使ったりする非日常な経験も、今後もっと身近になっていくでしょう。


そんな場を、 大人である私たちも真剣に楽しみながら共に創り上げる機会 でした。


Webデザインや動画編集などのデジタルスキルを今まさに学んでいる在校生、そして学びの過程を終えて自分の道を歩み始めている卒業生、この場にいた誰もが「どうしたらより良くなるだろう?」「私に何ができるだろう?」「こんなことできるよ!」「やってみよう!」そんな視点で積極的に取り組む姿が印象的でした。


デジタル技術は日々進化していきますが、大切なのはそれを扱う私たちが、心を通わせ続けて「人間らしく」あること。「学び続ける」こと。習得したスキルを「どのように活かしていくか?」という問いを常に持ち続けること。


子どもたちと大人たちが「真剣に本気で遊ぶ」姿を目の当たりにして、そんなことを感じました。


今回携わったメンバーは、間違いなく、地元・愛媛の未来に貢献したといえますね!
ぜひこの経験を宝に、そしてご自身を誇りに思い、子どもたちに負けないくらいのエネルギーで未来を切り拓いていってくれることを期待しています。


参照元:https://palanar.com/

参照元:https://ehimedxkids.dhwschiba.com/

参照元:https://www.canon-its.co.jp/solution/mr/vr-ar-mr/

参照元:https://www.twinmotion.com/ja

参照元:https://www.instagram.com/misa.imazu/

参照元:https://twitter.com/misa_imazu

参照元:https://lit.link/RUANrockdemon

参照元:https://digital-kids.club/

参照元:https://monolis.site/

参照元:https://aikatas2p.kidsplates.jp/kids/

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→クライアントワークとは?

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