
今回は、STUDIO京都Webデザイナー専攻卒業生のインタビューの様子をご紹介します。 今回ご協力いただいたのは…Webデザイナー専攻グラフィック経験者プラン+WordPressを受講。京都市立芸術大学卒業後、映像制作でフリーランスとして生計を立て活動中の倉西 宏嘉(クラニシ コウガ)さんです。 現在フリーランスでスキルアップをお考えの方や、お仕事の幅を広げられたい方にぜひ読んでいただきたいインタビューです。 既に仕事としてやっていける程のスキルがあるのに、更にデジハリで受講にいたった経緯も一緒に聞いていきましょう!
プロフィール
プロフィールをお聞かせください。
- お名前:
- 倉西 宏嘉(クラニシ コウガ)さん
- 年代:
- 20代
- 受講コース:
- Webデザイナー専攻
- お住まい:
- 京都市
- その他:
- 出身は北海道の札幌市です。大学を2年浪人して、京都市立芸術大学に合格。そこから京都に来ました。京都市立芸術大学の構想設計専攻にピンポイントで行きたいなっていうのが現役のときからあって。芸大で映像に特化した先生がいるところがあまりなかったんですけど、志望しているところには沢山在籍していらっしゃったのでどうしても行きたかったんです。

なぜ映像に興味を持たれたのですか?
小学6年生のときに東日本大震災があって、その直後くらいにACジャパンのCMを多く目にしていました。その時に、「短い時間の中で、なんか、感情が動くってすごいな」と思って、いろんなCMを見るようになりました。 「映像って構成とか面白かったり、撮り方で切り取り方で色々できるんだな。なんかCM作りたいな。」とぼんやりと考え始めたことがきっかけです。
フリーランスとしてスタートするまでの歩みについてもご紹介ください。
映像制作会社に就職しようと普通に調べてた時はあって、大体3回生ぐらいで就職するかフリーランスかなど判断すると思うんですけど、その段階で「1人でやっていけるような兆しが見えるんやったら、フリーランスにしよう!」とは思ってはいました。
結構周りで独立されてやってる人がいたっていうのが結構大きな要因かもしれません。
フリーランスは絶対苦労はするのは分かってたんですけど、自分は頑張りたい時に頑張って、別に休みたい時は休んでお金もらえなかったらそれはいい。その辺の振り分けが自由にできるんやったら、色々大変なことはあるだろうし、なんか税金のこととかも大変だけどその辺も込みで、フリーの方がいいかなって。
フリーランスでやっていける兆しについては、ちょうど2年生の時にコロナの世の中になって、今までリアルでやっていた新入生歓迎会とか、部活の勧誘活動とかが全部オンラインになったんです。そのときに有志団体で「動画でそういう部活紹介とかを作ろう!」みたいな企画があって、面白そうだからやりましょうか!と入ったら、動画編集者が僕しかいなくて。企画とか進行とかはたくさんいるけど、すごい量の動画を有志なので無料でものすごく作った時があって…。それを結構同期とかが見てくれてて、「あいつなんか映像頑張ってる」と感じてくれていたみたいです。それで、同期のバイト先の和食料理屋さんで「プロモーション映像を作りたいけど、映像制作会社に頼むほどの予算もないから、学生で作れる人を探してて」という話が僕にきたんです。
そこで初めて仕事として受注しました。その時のプロモーション映像が割といいもの作れてて、和食料理屋さんのコンサルタントの方の目に留まってこ゚縁をいただけて、お仕事を定期的にいただけるようになりました。その方には今でも仕事面でとても支えてくださっていて感謝しています。そして、お仕事をしていく中で「あ、こういう繋がり増やしてったらフリーランスとしてやっていけるかな」って目星がついた、という経緯ですね。
デジタルハリウッドに入学したきっかけ
映像制作の分野からWeb制作の分野へ拡大を決められたのは何故ですか?
大きく二つあって、一つ目はシンプルに、Webデザインに興味があったからです。グラフィック系に興味があったって言った方がいいんですかね。映像ももちろん好きなんですけど、今やってる仕事的には、カメラで撮って、撮ったものを元に編集、あんまりグラフィック的なスキルが入る要素が少ない。芸大受験のために学んでいたグラフィック課題をやっていたときの楽しさがもうちょっと仕事の中でやってみたいなっていうのがあったのが一つ。
もう一つは、Webと映像って結構掛け合わせられそうだなっていう可能性も感じたことです。Webのトップページ、トップビューに綺麗な映像を入れてるところも多いし、写真もそうですし、まあそういうメディア系との相性はいいかなと思って。 Webデザインに的を絞ったのは、様々なWebサイトを閲覧していると目に入ってきますが、たまにおしゃれというか、動きのあるWebサイトに出会うことが増えて「視覚的な面白さ、映像に似たような…そういう動きのある表現とかもできるんやな」と魅力を感じたからです。
デジハリを選んだ理由は?
真っ先の理由としては、有名というか、パッと名前が入ってくるものだったから。オンラインかここに来るか、通うかっていう選択肢もある中で、その理由がかなり自分的にはおおきくて。
オンラインで学べるスクールもあるけど、オンラインだったら多分やらなかったんで。ちゃんと教室に来て、トレーナーがいる環境でやるっていうことができるここが良かったかなっていう。
フリーランスなので、家では仕事です。もしくはオフの時間。卒業制作のときは、動画で学習するよりも自分の手を動かす期間なんで結構家でも進めてたかな。習いに行くときはデジハリで、って分けて取り組めるのが良かったです。
卒業制作について
卒業制作はやってみてどうでしたか?
一番苦戦したのはプロフィールのところよりトップのサムネイルをさわった時にスライドがシュッと動くところでした。
イメージしていたのは、通常通りにフレックスボックスで並べてJavaScript使って…ていうことを想定していて基本的には進められたんですけど実際に想定通りにコーディングしたら上手くいかない。ズレた時にアイテムが下にいってしまう。
直すために一部直すと別の箇所の挙動がおかしくなったり、修正が必要になったり。バラバラで動かせていたのに、すべてが連動しちゃう。その辺の都合が、やっぱ動画と違う癖があるなって思いました。
▼卒業制作▼
デジタルハリウッドに通ってみてどうでしたか?
個人的にはすごい助かったというか、ためになった。スキルアップは確実にできたかな。もちろん自分自身の向上心とか、どれだけこだわって課題をするかとかにもよると思います。
例えば小課題1個にしても、それをどれだけ真剣に取り組むかによって伸びしろって全く違うと思う。もちろん手を抜こうと思ったら抜いてサクサク進めることもできるけど、ちょっと他の人よりも時間かかっても学べることってめちゃくちゃある。こだわればこだわった分だけトレーナーさんに指導してもらえる観点が増えるから大事かな。当然やっぱり疲れはしますけどね(笑)
まあ、でももちろんそればっかりやって中間課題とか卒業制作が提出間に合わないとかっていうのは本末転倒になるので…最初から抜くのは良くないけど、そこはちゃんと逆算しながら進めました。頑張れる時は頑張って、サクサクいかないといけない時はサクサク、その切り替えはすごい大事です。

今後の目標
今後の目標について教えてください。
今後はWeb制作もやっていく中で、これは映像でもそうだったんですけど自分の得意なことや苦手なことが分かってくる。そして無理に苦手なことを歯を食いしばってやるのは、非常に効率が悪い。一度自分がトライしてみて、合わないのであれば無理はせずに得意でストレスをかけずにできることを伸ばしていく期間になるかな、と思います。一人でできるところまでやりつつ、できる幅を増やしたいですね。
検討者へのアドバイス
今から受講を検討されている方へのアドバイスをお願いします。
フリーランスでも検討している人も同じことですが、すごい個人的な意見なんですけど、先行投資できる人って強いなと思ってるんです。その決断がちゃんとできるんやったら価値があるんじゃない?って。
それで時間とお金をかけた分を何倍にもしていく。できるかは、まぁ後は自分次第なのでその責任も持って取り組める意識が大切です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
十分なスキルをお持ちであるのにも関わらず向学心が高く、驕ること無く謙虚にしっかりと学習をされていた倉西さん。
トレーナーからの指導も真摯に受け止め、ひたむきに取り組みながらも楽しんでいた姿に深い感銘を受けました。
安心して仕事を任せられる方として多くの人から頼られ、これからも輝きを増していかれるはずです。
今後も数多くのご活躍を応援しています!
倉西 宏嘉さんが受講された”Webデザイナー専攻” はグラフィックのスキルをすでにお持ちの方でも、もう一度グラフィックの基礎からもやり直したい!という方にぴったりのコースです。
仕事の幅を広げ飛躍されたい方や、フリーランスを考えられている方はぜひお気軽に説明会にお越しください。