
こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO吉祥寺です。
本日は、2025年2月に開催した「自分の個性や強みってなに?」ママのための理想の働き方ワークショップのイベントレポートをお届けします。
このイベントでは、泰道ゆりかさんを講師に迎え「自己理解を深め、理想の働き方を見つけること」をテーマにワークを通して自己理解を深めていきました。
講師紹介

泰道 ゆりか さん
Webデザイナー/株式会社CORELILY 代表
デジタルハリウッドSTUDIO渋谷: Webデザイナー専攻フリーランススタートアップパック 2018年卒業
1989年生まれ。立教大学卒業後、銀行に就職。体調を崩したことをきっかけに退職し、「会社に縛られない働き方」を目指し、28歳でフリーランスWebデザイナーとして独立。
現在は4歳の娘の子育てをしながら、Web制作事業と、自立した働き方を目指す女性をサポートするコミュニティの運営を行う。累計受講者数は3,500名以上。
著書:
『Webデザイナーおうち起業』(自由国民社)
『ゼロから学ぶ はじめてのWordPress』(SBクリエイティブ)
『フリーランスとスモールビジネスのためのWeb集客実践講座』(ソーテック社)
『ゼロから学ぶ はじめてのWordPress 第二版』(SBクリエイティブ)
Webサイト: https://yurika-design.com/
セルフブランディングは戦略
ーーまずは泰道さんがフリーランスとして活躍する上で役に立ったというセルフブランディングのお話から始まりました。
泰道さん:
私が考えるセルフブランディングは、もともと持っている個性や強みを生かして、自分がやりたい仕事や一緒に働きたい人、会社に出会うための戦略です。
ーーセルフブランディングと聞くと自分を華やかに見せたり、SNSでキラキラした自分を演出したりするイメージがありますが、実はそうではないそう。
泰道さん:
全然違う自分を演出するってなると、その状態のあなたを見て、お仕事頼みたいとか、なんかいいなって思ってくれる人が集まってきますよね。でもお仕事って、一時的に売れればいいとか、稼げればいいっていうわけじゃなくて、継続していくものだと思うんです。全然違う自分を演出した状態で続けていくのって、すごくしんどそうじゃないですか。なので、本来の自分を生かすということがすごく大事だと思っています。
ーーありのままの自分で仕事を獲得できるのか、不安に思う方も多いと思います。
泰道さん:
自分の持っている性格の中でも特にここを強く打ち出していこう、みたいな風に考える。これがセルフブランディングの非常に大事なところかなと思っています。
誰かに評価されるために見せかけの自分を作るのではなくて、本来の自分のままで自分を活かせる仕事ができる。ぜひここを目指していただきたいと思います。
合う仕事に巡り合うためのセルフブランディング

ーー「胡散臭い人にはなりたくない。」そう思ったことが泰道さんのセルフブランディングのスタートだったそうです。抽象度の高いこの言葉を、自分ごとに落とし込んでいきます。
泰道さん:
セルフブランディングができている状態がどういう状態なのかというと、自分の持ってもらいたいイメージと第三者に持たれているイメージが一致している状態です。
例えば、私だったら、Webデザイナーとして活動を始めたときは、「女性向けの可愛いデザインを作りたい!」と思っていたので、そういうお仕事をいただきやすいように「私はこういうデザインが得意です」と伝える工夫をしました。
ーー自分に合う仕事・得意な仕事を任せてもらえるよう、発信していくことが大事だそう。
泰道さん:
「泰道ゆりかさんと言えば女性向けの女性らしいデザインが得意な方だよね。」と覚えてもらえていたら、じゃあ、今度女性向けのホームページ・LPを作りたいから、泰道さんにお願いしよう、みたいに思い出してもらえますよね。この状態を作っていくことが大事になります。
ーー持ってもらいたいイメージと持たれているイメージが一致している状態にするには、どのようなことが必要なのでしょうか。
泰道さん:
まずは、自分にどんなイメージを持ってほしいのか。どんな仕事をしていきたいのか。どんな人と出会っていきたいのかっていうことを決める。
なので、セルフブランディングの一歩目というのは、自分を知ることになります。このワークショップのテーマでもある、自分の個性や強みって何かというところです。まずは自分のことをちゃんと理解すること。ここから始めていきましょう。
自分を知る→伝える→振り返る、のサイクルを回していく

ーー泰道さんの実体験を例に、自分を知るところからお仕事へ繋げる流れを見ていきましょう。
泰道さん: 私は卒業制作(Webサイト制作)でせっかくなら実績になるものを作りたいと思い、SNSでクライアントさんを探し、ある個人事業主の方に出会いました。「ホームページを作らせていただけないか、初心者ですがプロの先生がついています!」とアプローチをし、実際に制作させていただきました。その後、その方の紹介などでさらに人と繋がっていき、お仕事をご依頼いただけるようになりました。
次第にホームページだけでなく、色々な仕事を頼まれるようになっていきました。事務周りの仕事、それこそお客様へのメール返信の対応だったり、資料をまとめたり、他には講師の仕事もお声がけいただくようになりました。
ーー仕事の種類が広がっていく中で、泰道さんは一度振り返ります。
泰道さん: 実際に仕事をする中で、事務仕事はそこまで得意ではないなと感じました。その一方で、講師の仕事は自分ではやりたいと思っていなかったのですが、やってみたら意外と楽しくて、事務仕事はいったんお断りすることにして、講師の仕事を増やしていこうと決めました。
そこで「講師の仕事もできますよ」ということを前面に出して発信するようにしたところ、少しずつ講師の仕事も増えていきました。
ーーそれが「伝える」というところですね。そこでまた泰道さんは振り返ったそうです。
泰道さん: ありがたいことに講師の仕事が増えていって、制作の仕事とのバランスを取ることが難しくなっていきました。両立させるために制作の部分を分解していったとき、私はコーディングの部分はそんなに得意ではないと気がつきました。そこでコーディングの部分は他の方にお願いして、自分の得意な部分をやらせていただくことにしました。
ーー自分のやりたいことや得意なことを知って、それを伝える。伝えることで起こった結果を振り返って、また自分のことを知る。このサイクルを回していくことによって、自分の得意や軸を見つけてきたそうです。
泰道さん: 自分が何が得意か分からなかったのですが、お客様からアイデアがほしい、こういう企画を一緒にやらないか、と言われることで、自分が得意で求められていることに気がつきました。もちろん今でもデザインを作ることもしているのですが、アイデアや企画力が求められるプロデューサーという立場で仕事をすることが多くなっています。
人に褒められたことや評価されてきたことを振り返る

ここからは実際にワークタイム!
これまで人に褒められたことや求められたこと、評価されてきたことを10個書き出し、グループで共有しました。グループで共有することで他者と比較ができ、より自分の強みを理解できるそうです。
みなさんも書き出してみて、家族や友人とシェアしてみてくださいね。
参加いただいたみなさんのご感想

- 自分のやりたいことや価値観を明確にして、それが相手に「伝わる」ことで現実になるということが印象に残りました。
- こんな私にも強みがあって、それを活かせるようになるのかなと将来にワクワクすることができました。
- 実体験をベースにお話を聞けたこと、今日からすぐに生かせるようなお話をたくさん聞けたことが良かったです。
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