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【授業レポート】
Unityゲームエフェクトを極める講座に潜入!<後編>

2020-10-07

こんにちはゲームエフェクトパック卒業生の望月です!

前回のブログでは、主にゲームエフェクトパックの学習環境についてお話させていただきました。
今回は、入学から卒業制作発表までの具体的な流れを、私の体験談と共にお送りいたします。
後学の方の参考になれば幸いです。


【入学後から第二回授業(中間発表)まで】

  • 基礎を身に着ける
    入学後の最初の目標は「中間課題」です。「中間課題を制作できるほどのスキルを身に着ける」ために
    この時期は動画教材を進め、中間課題の作例部分まで集中的に視聴しました。動画教材にはMayaやAeといったサブツールも充実しているのですが、私は時間の都合上Unityエフェクトの動画教材のみに集中することにしました。


  • 中間課題制作 課題テーマ「魔法陣」
    動画教材を進めながら中間課題の制作を開始します。自分の思った表現を実現するにはどうすればいいのか、トレーナーの方に相談するなどしてトライ&エラーを繰り返しでした。この時期が精神的に一番大変でした。技術的な理解が進んでも、それを絵に落とし込むまでに時間がかかり、ゲームエフェクト制作の難しさを痛感しました。

  • 第二回授業 中間課題発表会
    中間発表では、先生方から作品の講評をしていただきます。「エフェクトで一番魅せたい所はどこか」「それを伝えるにはどうすればよいか」「明るさの調整でポストエフェクトを云々・・・」などなど、絵作りの話から技術的なお話までしていただき、様々な気付きを得ることができる機会です。

【~第三回授業(絵コンテ提出)まで】

  • 中間課題のブラッシュアップ
    フィードバックを参考に、中間作品のブラッシュアップを行います。ここでのフィードバックはとても丁寧にしていただけるので、新しい気づきや学びが多くありました。この頃には課題を通して知識が身についてくるため、色々なエフェクト表現を試し検証してみる余裕も出てきました。


  • 卒業制作開始 課題テーマ「ビーム」
    中間課題が終わったばかりですが、休む暇なく卒業制作に突入です。まずは絵コンテの制作から。ここでは先生がオススメされていた「pinterest」という画像収集管理に特化したサービスを利用し、イメージに合う画像を集めるところから始めます。絵コンテのフォーマットは特に指定がなく、作りたいものが分かればなんでも良いとの事だったので、いくつかイメージが伝わる絵を書くことにしました。


  • 第三回授業 絵コンテ講評
    卒制でどんなエフェクトを作るのか、絵コンテをベースに発表をします。その内容を基にして、先生方から制作時のアドバイスをいただくことになるのですが、受講生名の中にはこの時点で既に作品を作り、フィードバックをもらっている方もいました。また、ブラッシュアップした中間作品もここで改めて講評していただけました。

【~第四回授業(卒制発表)まで】

  • 卒業制作
    第三回の授業後は、卒制発表に向けて突き進むのみです。これまでの知識を総動員して制作をするわけですが、躓いたときにはSlackやオンライントレーニングを利用し作品を完成させていきます。私は絵コンテ段階で大風呂敷を広げてしまったのですが、時間との兼ね合いで大部分をカットしました。作りたいものと出来るもの(リソース)のバランスは重要ですね。
  • オンライントレーニング
    月に2回ペースで開催されるオンライントレーニングですが、最後の追い込み期間ということで質問が飛び交いました。制作状況と、残り時間を加味して、制作方針のアドバイスもたくさんいただけたので本当に助かりました。また、他の受講生の様子や制作物など近況を知ることができるので、モチベーションアップという意味においても参加しない理由がありませんでした。


  • 卒業制作発表
    いよいよ卒業制作発表の当日です。この日はサイバーエージェントグループで働く方々が、見学&講評のためにオンライン参加をしてくださりました。大変大勢の方がいらっしゃってくださいました。


    これまでの講座とは少し違った緊張感を漂わせながら、一人ひとりがプレゼン形式で作品を発表していきます。思い通りにいかず悔しさを表す受講生もいましたが、時間が限られている中、各々その時点でのベストは尽くせたのではないでしょうか?


    発表後は先生方や、ゲスト参加の皆さんから感想やフィードバックをいただくことができました。お忙しい中本当にありがとうございました!

【さいごに】

今回の受講を通して、ゲームエフェクトの基礎を身に着けることができたと思います。オンラインが主流の中、同期の受講生との交流機会にも恵まれ楽しく学ぶことができ、とても充実した日々でした。

「これからゲームエフェクトを勉強したい!」という方にとってはこれ以上ない環境です。プロのエフェクトアーティストから、エフェクト作りの考え方や絵作りのノウハウについて直接教わるチャンスですので、気になる方はぜひ無料相談会に足を運んでみてください。

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