こんにちは。スタッフの下島です。
今回はCGGYM ゲームエフェクトパックを受講され、その後、アプリボット社にてインターンシップ生として活躍されている本山さんにインタビューを行いました。
独学→STUDIO吉祥寺で学び始める →現在までのストーリーをご紹介いたします!
プロフィール
本山 昂暉 さん 理系大学生
CGGYM ゲームエフェクトパック 卒業生
2020年4月に大学に通いながらWスクールを開始。
デジタルハリウッドSTUDIOに入学し、CGGYMゲームエフェクトパック を修了。
1.独学だけでの就職に限界を感じて
―――入学前の経歴について教えていただけますか?
4年生大学の理工学部に所属しています。入学前からゲーム制作に携わるエンジニア系の仕事に就きたいと考えていて、ゲーム制作をする部活に所属しながら、チームメンバーと一緒に自主制作をしています。
理工学部ということもあってプログラマやエンジニアは多いのですが、デザイン面は得意する人が少なく、ゲームに使用するモデルやエフェクトなどは主にアセット頼りになっていたんです。
「もっとやってみたい!」という思いと、特にゲームの世界観を演出するエフェクトに携わることが多く、それがきっかけで自分でゲームエフェクトについて勉強し始めることにしました。
―――独学での勉強方法はどんなことをやっていたんですか?
参考書を買ってそれを2周するような勉強をしながら、徐々に自分で制作できるようになりました。今から振り返るとあの時期で学んだ基礎的な内容は今も活きていると思います。
―――独学の環境からデジタルハリウッドに入学された理由を教えてください。
単純に独学に限界を感じていたからです。たしかに勉強していけばある程度できるようにはなったのですが、今のままのスピードと作品クオリティでゲーム制作会社に就職できるイメージがつきませんでした。
そこでいくつかゲームエフェクトについて学べる学校を探し始めました。インターンという選択肢も考えていたのですが、その時開催していたデジハリのセミナーに参加したんです。
セミナー当日に聞いた学び方で「大学生活とCGの勉強が両立」できる点がポイントとなってデジタルハリウッドに入学しました。
それと講座の説明の際に、担当の方が
「講座といっても最終的には各人の努力が大事で、こちらはそのサポートを全力でします。」といった趣旨の事を言われたときに、真剣に講座や受講者の事を考えているのだと思いました。
何もしなくても入るだけで成長できるなんて甘いことはないと思っていたので、「入るだけでできるようになりますよ」って言われていたら絶対に講座を受けようとは思わなかったです。
2.多様な講師のサポートをフル活用
―――実際に入学してから制作スキルはどう変化しましたか?
講師の方からの指導のクオリティが高く、そのスキルや教えてもらった指導を真似することで格段に自分のレベルアップができました。また、クラスメイトの作品を見るごとに「自分も負けていられないぞ」と良い意味でライバル心を燃やすことができたのも通学したからこそだったと思います。
―――動画教材と個別指導トレーニング(※)はどのように使っていましたか?
動画教材を早めに見終わることを意識していました。基本的なスキルというのは独学の時からある程度もっていると思っていましたが、やはり教えてもらった方法の方が良いな。という場面も多くありました。
また、個別指導トレーニングではよりきめ細やかな指導を受けられたので、自分の作りたいものを事前に整理してから臨んでいました。クラスメイトの他の質問もとても勉強になったので、そこも意識して聞いていました。
※個別指導トレーニング
コース内に含まれている、隔週で実施されているオンライン上での作品指導や技術指導のこと。
仲間の作品を見たり、自分の作品にフィードバックをもらったり、狭く深い話で盛り上がる場面も。同じ分野を学ぶ仲間と横のつながりを築くことができます。
―――学び始めて見つけた、学習ペースや学び方のコツはありますか?
邑上先生の授業内容は忘れないようにその場でメモしていました。後でその収録内容もスタッフの方から共有いただくのですが、できるだけ早めに手を付けて次の制作に活かせるようにしていました。
また、slack上での質問というのも活用していました。個別指導トレーニングとは異なる視点で教えていただけることと、実際に講師の方が作ってくださった画面キャプチャの共有や、絵コンテでモデルを描いてもらったりすることで質の高いフィードバックを受けることができました。
そのアドバイスを見て、真似するだけでそのクオリティが出せるような丁寧な指導でした。
3.受講料の2倍以上の価値を感じた4か月
―――本山さんは今、インターンシップとしてアプリボットさんに通われていますよね?初めてのプロの現場はどうですか?
はい、おかげさまでインターンシップ生として週に数回働かさせていただいています。
授業では、現場のクリエイター講師から教えていただいたこともあって、習ったことと現場で求められるスキルの方向やレベル感にずれが少なく、勉強してきた延長線上で気持ちよく働いています。
もちろん、ゲーム制作会社ならではのレギュレーションや幾多のレビューを受けることもあって時間がかかることはありますが、そこも含めて「ゲーム会社にきたんだ!」と楽しめていますね。
改めて授業で習ったスキルが現場制作でも活用できることを改めて実感しています。
―――インターンシップ生としてはどんなお仕事を任されているんですか?
具体的にお伝えするのは難しいのですが、インターンシップ生用に用意された業務から始まり、実際のゲームに使用されるエフェクト制作をさせていただいています。
―――半年前から大きく変化しましたね。
そうですね。スキルを学ぶだけでなく、自分の仕事に繋がっていることや講師の皆さんとつながりができたことで世界がどんどん広がっていった数か月でした。そういった意味では受講料のもとを取る以上に得をした思いもあります。
受講料に対して得られた価値は2倍以上あったように思います。
▼本山さん制作のデモリール
▼卒業後に挑戦したコンテストではグランプリを受賞!
「CG Grand Prix “3D Cross“ powered by CyberAgent」エフェクト制作部門 グランプリ受賞
※課題内のドラゴンのモデルは、岡田恵太氏による作品です
さいごに
―――これから通う方、通うか迷われている方にアドバイス等あればお願いします。
通学をして感じたことはゲームエフェクト制作における習得速度が圧倒的に違うということです。
現在ゲームエフェクトに関連する情報はネットを含めても大変少ないと思うので、中々独学で勉強するのは大変だと思います。
特に3DCG分野も初めての方ですと、Unity以外のソフトについての知識も必要となってくるので、その点講座では必要な情報だけをピックアップした内容が入っているので、独学よりも効率的に学習できると思いました。
特に将来エフェクトデザイナーを目指している方、本格的にエフェクトを勉強したい方にとっては学習内容・量共に大変濃い内容となっていると思います。
こちらも要チェック!ゲームクリエイターに必要な要素とは?
卒業生のまやともさんとゲームエフェクトパック講師の邑上先生のお2人で、『ゲームクリエイターになるための3つのポイント』をお話いただいております。 こちらも要チェック!
本山さんが受講したコースとは?
|CGGYM ゲームエフェクトパック 期間:4ヶ月(卒業制作付き)
https://school.dhw.co.jp/school/kichijoji/event/cggym_gameeffect.html
ゲーム業界で活躍するエフェクトデザイナーとしてのスキルを極め、一点突破でゲーム業界での活躍を目指します。
ゲーム開発においてエフェクトは欠かせないものとなっており、 専門職としての人材が不足しています!! 本コースは、ゲーム業界で輝く人材になるため、”Unity ゲームエフェクト”のスキル習得に特化したカリキュラムを設計しています。
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