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【イベントレポート】公開授業「自分を生きるとは?  〜脳科学とコーチングで、見える世界を変えてみよう!~」開催しました!

2021-12-29

こんにちは。スタッフのあつたです。

今回はデジハリ卒業生、STUDIO千葉専属コーチによるライブ授業「自分を生きるとは? 〜脳科学とコーチングで、見える世界を変えてみよう!~」についてレポートしていきます。

「ずっと”誰か”のために生きてきた」

デジハリ卒業生 清水麻奈美コーチ・Webデザイナー

今回の登壇者である清水コーチは、自身の20代をこう振り返ります。


いつも周囲の期待を優先させてきた。何かを決める時、根っこにあったのはいつも“誰かの言葉”

当時は芯があるようでないと感じコンプレックスをもっていたそう。

しかし、その後のライフステージの変化で特に出産が、大きな転換期に。


「子育ては未経験。でも大切な子供を、自分が芯をもって育てていきたい」


子育てとデジハリでの学びという大きな経験を通し「自分を生きる」ということを意識しはじめたそう。

「人にはそれぞれ個性がある。比べる必要がない。」そういった気づきもあり、デジハリ卒業後、キャリアに悩む中でコーチングに出会ったそうです。



自分のために自分と向き合う時間。日々、目の前のことをこなしていると、意外とそういう時間ってないですよね。

だからこそ、そういう時間を確保して自分に目を向けることが大切だということを実感したとのこと。


「これから先は、絶えず変わっていく自分をアップデートしながら、自分の気持ちのいい状態で生きていけることを楽しみたい」と

“自分を生きる”ことへの意志を伝えるところからイベントはスタートしました。

気づきと行動が生まれるコミュニケーション

「コーチングって何?」

なんとなく耳にしたことがある。でも、どんなものかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。


コーチングとは、簡単にいうと「気づきと行動が生まれるコミュニケーション」のことです。


コーチが、クライアント(相談者)が話したことを整理したり、フラットな目線で質問をしていきます。

そこからクライアントは気づきを得たり、自己について考えるきっかけをもつ。

そういったサイクルを繰り返すことで、クライアントの思考がどんどん深まっていくというものです。


正解がない時代で自分なりの正解を見つける必要がある

最近、なぜコーチングが注目されるようになったのでしょうか。


今は情報が溢れ、選択肢がたくさんあるからこそ、迷ってしまう世の中になりました。

いい大学に入り、一流企業に入ればいい人生が待っている。

そういったことが正解でない時代になってきたと清水コーチはいいます。


自分を生きるとは「自分軸をもち常にしなやかに生きること」


世界の状況はどんどん変化します。私たちはそこに合わせていくしかないですよね。

しかしどんな状況におかれても、自分という軸があれば、道を決めていくことができます。

人は自分の観たい世界を観ることができる

今回のイベントで、コーチが一番伝えたいこと。かなりインパクトのある言葉ですね。


では、普段私たちはどんな状態で世界を観ているのでしょうか。

脳内ホルモンのメカニズムからお話をしてくれました。


「なんだかモヤモヤする」「モチベーションが上がらない」と感じたとき。

実は、脳が自分を守っているサインなんだそう。


人類の長い歴史からみれば、生命が脅かされなくなった時間は浅いそうです。

そのため、日常から本能的に備わる「危機回避脳」が働いてしまいます。つまり、、不安を0にするというのは難しいということです。


では、なくならない不安を超えるにはどうしたらいいのでしょうか。

実は脳科学上、人と話すことに効果があるそうです。

コミュニケーションをとることで幸せホルモン(オキシトシン)がでてきます。

さらに不安を超えて安心安全を感じると、ドーパミンが出て、やる気が出たりチャレンジできるようになるんだそうです!!

このような観点からも、対話をするコーチングは不安を超えるのにもとっても効果的な方法なんだそうです。


脳は過去の経験により思考をパターン化してしまう

実際にイベントに出てきた絵をひとつご紹介。

皆さん、これ、何に見えますか?


参加者から最初に出た意見は「鳥」

次に出てきたのは「ウサギ」

鳥といわれれば鳥に見えるし、ウサギと言われれば、それまで鳥にみえていたものがウサギに見えてくる。

意識を変えると見えるものも変わってきますよね。

これは「脳は自分に必要な情報だけを取捨選択している」ことと関係しています。

見えている現実とは、意識がつくっているもので、人それぞれフィルターが違うそうです。

そして、見えているものの認識は、その人の過去の経験や誰かに言われた言葉が大きく影響しています。

思い込みから外れた意識(=盲点)を自分では認知できないため、自分のことをありのままに観ることが難しいようです。


コーチングは、コーチがフラットな目線で見て、質問を投げかけるので相談者は気づきを得ることができます。

例えば弱みと思っていたものが強みであったとか、そんな嬉しい発見に繋がることもあるそうです。

意識を変えれば現実は変えられる

では、自分の観たい世界を観る。自分軸で生きるにはどうしたらいいのでしょうか。

まずは、自分にどんなフィルターがかかっているんだろう?と、自分のフィルターに自覚的になること。また、過去の経験による思い込みに、新たな意味づけを与えてみることだそうです。


例えば、コップに半分しか水が入っていない→コップに半分も水が入っている。

コップに水が入っているという事実は同じですが、捉え方が違いますよね。


過去の経験や、他人の言葉によって意味づけされた自分ではなく、自分が生きたい自分を意識してみることが大切だそうです。

自分の思考パターンを考えるワーク

STUDIOでは、今の自分の価値観と過去の経験から、自分の思考パターンを考えるワークが行われました。


自分は普段どんなことに価値を感じているのか?

そこに影響する過去の経験はなんだろう?

それぞれが自分に問いかけ、ワークシートに気づきを書き出していきました!


ただ、いざ価値観と過去の経験の結びつきを考えてみると、、「難しい」という声がちらほら。


そうなんです。やはり自分で掘り下げるのは難しい。。

いくら時間をかけても、パターン化された思考があるため、自分で盲点には気づきにくいのだそう。


やはり、自分ひとりの力で意識をコントロールすることは、それほど簡単なことではなさそうです。


1人では難しくてもコーチとだったら?

STUDIO千葉の受講生がコーチングを受けた感想はこちら。

1人では見えなかった自分の本心がみえたり、次への行動のヒントになる気づきを得た方が多かったようです!

自分を生きるとは

清水コーチは言います。「正解がない時代だからこそ、自分なりの正解を出していい」

選択肢はたくさんあるので、どの情報をとり、どの選択肢をとるかは自分次第。


過去や他人によって意味づけされた自分を、新たに意味づけししなやかに生きてみよう。


「人は自分の観たい世界を観ることができる」

「あなたが観たい世界はどんな世界ですか?」


コーチからの問いかけでイベントは終了しました。参加者は、自分への意識を変えるきっかけになった時間だったと思います。

■□■最後に■□■

今回の授業は自分自身の「生き方・働き方」を考えるヒントになる授業でした。

いかがでしたか^^

STUDIO千葉では、毎月様々なライブ授業を行っています。

ライブ授業とは、クリエイティブ業界やWebデザインに関わる必要な知識などを現場で活躍されている先生から実践で学べるワークショップ形式の授業です。

STUDIO千葉では、毎月約10講座開催されます。月に1~2回、公開授業も行っておりますので、ご興味がある方は、ご参加お待ちしております!

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