公開日:2024-06-18
2021年には新語・流行語大賞にもノミネートされ、世間の注目を集めたNFT。NFTという言葉を聞いたことはあるけれど、「どういったものがわからない。何かあやしいものでは?」と思っている人もいるかもしれません。そういった人に向けて本記事では、NFTの仕組みを解説したあとに、NFTの活用例や将来性についてわかりやすく解説しています。NFTについて学びたい人はおすすめの講座も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
NFTとは何か?簡単に解説
NFTとは「Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)」の略で、非代替性トークンのことです。これまではデジタルデータは容易に複製可能だったため、たとえばネット上のアートや写真などは価値を持ちませんでした。しかしNFTの登場によってデジタルデータにシリアルNo.(証明書)のようなものを付与することが可能となり、唯一無二の証明ができるようになりました。
NFTの仕組みによってアメリカのBeeple氏のNFTアートが約75億円で落札されて、NFTは大きく注目を集めました。NFTは有名なアーティストに限らず、だれでもマーケットプレイスを利用すればデジタルデータをNFTとして販売が可能です。日の目を見なかったクリエイターにも、NFTによってチャンスを迎えています。
NFTの非代替性とは?
NFTの非代替性とは、デジタルデータが唯一無二であることを証明できる技術のことです。たとえば同じ値段の紙幣同士をだれかと交換しても価値は変わりません。しかしNFTのように非代替性のものは、同じ価値としては交換ができません。2枚の同じ無地のシャツがあった場合、その1枚に著名人のサインがあれば、それは唯一無二のものであり同じ価値ではありません。
たとえまったく同じデジタルの絵でも、NFTによって唯一性を持たせたものは価値を持ちます。世界で数個の限定品といったレアなNFT作品ほど価値が高まる傾向にあります。
暗号資産との違い
NFTの非代替性についてご紹介した通り、NFTにはトークンIDが付与されデータの唯一性がある点が価値の一つです。NFT同士を代替したり、対価にしたりすることは出来ません。
例えば、著名な漫画家のサインがどんなシチュエーションで、どういったタイミングで書かれたのかによって、たとえ同じ漫画家のサインだったとしても、代替がきかないのと似ているかもしれません。お金や暗号資産とは異なり、NFTの場合は代替がきかない資産なのです。
一方、暗号資産は、互いに代替可能です。財布の中の1円玉がどれも同じ1円の価値を持つのと同じことです。暗号資産の場合は、1ビットコインを別の1ビットコインと交換しても価値は変わりません。
NFTの仕組みとは?
NFTのように唯一無二の証明をするには、ブロックチェーンの技術が大きく関与しています。デジタルコンテンツをNFT化すると、固有のID(シリアルNo.のようなもの)であるトークンIDが発行されます。IDには作成者や所有者、取引履歴などがブロックチェーン上に刻まれる仕組みです。IDが固有であるため、唯一無二の証明が可能となります。
それではIDを悪意のある人が改ざんしようとすればどうでしょうか?
刻まれた情報はブロックとして記録されて、ブロックが複数のパソコンとチェーンのようにつながり、非常に強固で堅牢なセキュリティ体制となっています。悪意のある者がひとつのパソコンの情報を書き変えたとしても、ほかのパソコンと整合性が取れなくなり、結果として情報の改ざんができません。改ざんするには一気に複数のパソコンの情報に攻撃を仕掛ける必要があり、事実上不可能です。以上のことにより、NFTの仕組みが成り立っています。
NFTの特徴やメリットは?
メリット①非代替性で唯一性がある
NFTは非代替性で唯一性があるのが特徴です。だれもが経験したことがあるように、「唯一、レア、限定何個」のような希少性のあるものに人は弱いものです。世界で「限定1,000足のスニーカー」のような限定品が、通常の値段よりも高い値段で取引されているのをご存知ではないでしょうか。これまではスニーカーのような実物があるものに価値が付いていましたが、NFTによってデジタルデータにも価値が持つようになりました。限定品や世界で1点物のデジタルデータなどとNFTはとても相性がよく、世界では高値で取引されています。
メリット②だれでも作品を出品できる
NFTが流行する前までは、限られたクリエイターのみにスポットが当たっていました。作品を展示会で出品するにしても場所が限られていたり、費用も安くはありません。しかしNFTの登場によってNFTのマーケットプレイスを利用すれば、だれでも作品を出品できる環境となりました。リアルな展示会であれば発表数も限られますが、デジタルデータはスペースを気にせずにいくつも展示ができます。
また特筆すべきは、世界に向けて自分の作品を出品できることです。マーケットが世界に開かれており、ビジネスチャンスが広がったといえるでしょう。
メリット➂いろいろな設定をプログラム可能(プログラマビリティ)
NFTはイーサリアムのブロックチェーンを基盤としてつくられているので、スマートコントラクトといった機能を有しています。人が介在しなくても自動的にプログラムを実行可能で、たとえば作品が2次流通で売れるたびに、制作者に数%報酬が入るように設定することも可能です。
これが現物のスニーカーなどでは同じ形式は取れません。スニーカーを買った人がだれかに売っても、お金が制作者に振り込まれることはないのです。こういった報酬の仕組みを取れることで、これまでは複製などの被害に遭っていた弱い立場のクリエイターが、救われる環境となってきました。
メリット④破損や紛失するリスクがない
さいごのメリットとして、破損や紛失するリスクがないことです。現物のアートなどは高級なものであれば盗まれる危険性や、適切な管理をしないと破損などで元の状態より悪くなるリスクがあります。その点NFTはデータ上に存在するので、古くなることもなければ紛失するリスクもありません。
また、これまでのゲームはサービスが終了すれば、手に入れたアイテムはこの世からなくなり、何の意味も持たなくなっていました。しかしNFT化されたアイテムは、サービスが終わっても別のゲームに引き継げるものもあります。
NFTの課題やデメリットは?
デメリット①法整備が不十分
NFTはまだ歴史が浅いことと急速な広がりを見せたため、法整備が整っていません。仮想通貨の世界全体にいえることですが、法律が定まっていないことから、詐欺まがいの案件も発生しています。NFTを利用する際に注意したいのは、見知らぬURLや、メールが来ても相手にしないことが大切です。また詐欺案件以外にも税金についても複雑なところもあるので、NFTによって得た利益や取引情報は記録に残すなどして、確認できるようにしましょう。
デメリット②ガス代(取引手数料)が不安定
NFTはおもにイーサリアムのブロックチェーン上で売買されるケースがほとんどですが、売買の際にガス代と呼ばれる、取引手数料が発生します。売買の際には仮想通貨のETH(イーサリアム)が必要で、イーサリアムチェーン上で取引が増えれば手数料も高騰します。ひどい場合はデジタルデータよりも手数料が高くなるケースもあるので、利用時は手数料にも注意しましょう。手数料が厳しい場合は、取引の際にブロックチェーンの一部しか使用しないオフチェーン取引でNFTを売買することも可能です。
デメリット➂作品が本物かどうかの判断がつきづらい
NFTは非代替性で唯一無二の証明ができるものと解説してきましたが、デジタル作品をコピーして偽物として売り出すことは可能です。あくまでNFTはデジタルデータであるため、デジタルアート作品などは簡単にコピーされるリスクがあります。トークンIDの情報を理解できれば偽物だとわかりますが、容易ではありません。被害に遭わないためにもNFTを購入する場合は、信頼のおけるプラットフォームの公式サイトからアクセスしましょう。また一般価格から明らかに安いものは疑うようにしましょう。
デメリット④物理的な所有ができない
NFTはあくまでデジタルデータであるため、物理的に実際に手に取ったりはできません。コレクターのなかには実物を目の前に並べたい人もいるので、そういった人には不向きかもしれません。ただし、デジタルデータを印刷して額縁に入れて飾ったり、スマートウォッチの待ち受け画面にしたりはできます。またNFTはメタバースとの相性がいいため、メタバース内でアバターなどに利用できるケースもあります。
NFTの市場規模について
NFT自体は2017年ころから存在していましたが、2021年にデジタルアートに高額な値段がついたことから、一気に市場が拡大しました。2017年の市場規模は約3,000万ドル(約33億円)だったのが、2021年には約7億1,000万ドル(約710億円)と約20倍以上にも広がっています。
しかし仮想通貨に冬が来た2022年にはNFTの売り上げも落ち込み、2022年第三四半期には、2021年の第三四半期に比べて、840億ドル(約1兆2,000億円)から34億ドル(約4,900億円)にまでさがりました。このように仮想通貨の相場の影響が大きく関わるので、NFTを購入する際には相場も意識しましょう。
NFTの活用例
活用例①デジタルアート
NFTの活用例としてデジタルアートが挙げられます。前述したデジタルアーティストのBeeple氏によるNFTデジタルアートは1点もので、絵画の役割を果たすようなものです。ほかにも世界最古のNFTアートと呼ばれている、CryptoPunks(クリプトパンクス)は、約27億円で取引された過去もありました。CryptoPunksは24×24サイズのドット絵で、コンピュータが自動でつくった作品ですが、10,000点のみの限定品といった点から価値を高めています。CryptoPunksのような高価なNFTは、高級ブランドのように持つことがステータスになる部分があります。ほかにも所有者専用のコミュニティに入れたりと、特典も魅力的です。
活用例②NFTゲーム
NFTがもっとも使われているのがゲームの分野です。ブロックチェーンゲーム内で使うアイテムや土地などがNFTとして価値を帯びており、ゲームでお金を稼いでいる人(Play to Earn)もいます。ゲーム内でレアなアイテムのNFTを手に入れて売ることで、利益を得られます。また自分でゲームのアイテムをつくって売ることも可能です。
ゲームのアイテムなどは世界中の相手に売れるので、ビジネスチャンスが広がっているといえるでしょう。NFT自体はまだまだ新しい技術なので、先行者優位を狙って早くからNFTの世界に飛び込むのもよいかもしれません。
ほかにもスマートフォンのアプリで、日々の歩数分に対して仮想通貨が稼げる(Move to Earn)ゲームも開発されています。
活用例➂音楽作品
最近ではApple Musicのように、サブスクリプションサービスで音楽をダウンロードするのが主流です。音楽自体はデジタルデータであるため、ほかのデジタルアートなどと同様にNFT化が可能です。アートの世界と同様に、音楽もだれかの耳に届けるのはむずかしい世界ですが、NFTによって世界中のマーケットを相手にできます。
これまで音楽を売り出すには音楽事務所やレーベルなどが入るので、売り上げが中抜きされていました。しかしNFTはマーケットプレイスに作品を出品するだけなので、レーベルは関与することなく、中抜きは発生しません。音楽も限定作品をNFT化することによって価値を持たせることも可能です。
活用例④アニメ・漫画作品
アニメや漫画作品もNFT化の動きがあります。日本には昔から世界でも人気のアニメや漫画が数多く存在します。アニメや漫画は世界に誇るべき文化でもあるため、世界にもっと発信すべきコンテンツです。
日本では漫画やアニメ作品のワンシーンのセル画をNFT化して取引するための、「楽座」というマーケットプレイスも生まれています。そこでは「ジブリ」や「ドラゴンボール」作品などが取引されています。ほかのマーケットプレイスと異なるのはデジタルデータのみではなく、現物も保管されていることです。NFTのデメリットでもある現物を持てないといった問題を、解消しているサービスともいえます。アニメや漫画作品も複製された海賊版が世に出回るなど、経済被害を受けている分野なので、NFT化する価値が大きいといえます。
活用例⑤トレーディングカードゲーム
トレーディングカードゲームもNFTとして活用されています。アメリカのプロバスケットボールリーグであるNBAを題材とした、「NBA Top Shot」というNFTのサービスが有名です。このサービスはDapper Labs社が運営しており、NBA選手の名シーンの動画をデジタルトレーディングカードとして保存しています。スポーツには熱狂的なファンがいることもあって、高額なカードは2,000万円を超えるものもあります。
スポーツ以外にも、アイドルの「ももいろクローバーZ」のトレーディングカードが販売されるなど、根強いファンがいるものと相性がよい場合があります。
活用例⑥著名人のツイート
世界で利用されているSNSの「Twitter」ですが、ツイート自体をNFTとし、販売された例もあります。有名なのがTwitter創業者のジャック・ドーシー氏の初投稿のツイートがオークションにかけられ、3億円を超える価格で売られました。著名人の初ツイートということもあり、そこに価値がついた例です。
このように価値を持たせることが困難なものまでもNFTによって唯一性が証明されています。ツイートに限りませんが、自分で何か作品をつくりたい人や、これまで作品をつくっても発表する場所がなかった人は、一度挑戦してみるのもよいかもしれません。
NFT取引で必要な「イーサリアム」とは
イーサリアムとはブロックチェーン上に「スマートコントラクト」という機能を組み込んだ、分散管理型のプラットフォームのことです。イーサリアムチェーン上ではETH(イーサリアム)が通貨として使われており、現在のNFT市場ではETHが主な取引通貨です。ガス代が高かったり、取引の処理速度が遅かったりする問題点もありますが、改善を続けており、あらゆるサービスの基盤ともなっています。
NFTで稼ぐには?
NFTで稼ぐにはどのような方法があるかいくつか紹介します。
NFTを売買して稼ぐ
NFTを売買して稼ぐのも一つの方法です。市場で価値の高まるNFTを購入し、価値が上がったタイミングで売却をすることで差額を得ることが可能です。市場の変化が激しいので、どのタイミングで購入し、売却するのかリスク管理が必要です。
NFTを発行して稼ぐ
デジタルアートや音楽や動画、写真、ゲームを制作し、それらをNFTとして発行することで稼ぐ方法もあります。クリエイターとしてNFT市場に参入するという方法ですが、自身が作成を行わなくても外注した作品を売り出すこともできます。
NFTの購入方法とは
ここでは世界最大のNFTマーケットであるOpenSea(オープンシー)でNFTを購入する方法を紹介します。手順は以下の通りです。
まずは国内の仮想通貨取引所であるCoincheckなどで口座を開設しましょう。メールアドレスと銀行口座、本人確認書類があれば、5分程度で済みます。
仮想通貨やNFTを保管するための、Web上の財布(仮想通貨ウォレット)であるMetaMaskをつくりましょう。MetaMaskはGoogle Chromeの拡張機能として、「chromeウェブストア」から追加可能です。
CoincheckでETHを購入し、MetaMaskにETHを送金しましょう。MetaMaskのウォレットアドレスと数量を入力すれば送金可能です。
さいごにOpenSeaへアクセスし、MetaMaskと接続します。接続後はプロフィールを設定したあとに購入したいNFT作品を選び、「Buy now」のボタンから承諾していけばNFTの購入は完了です。
NFTの売却方法とは
つぎはOpenSeaでNFTを売却する方法を解説します。
OpenSeaにMetaMaskを接続後に、コレクションのなかから売りたいNFTを選択します。つぎに売却方法の選択に移りますが、手順が簡単な「固定価格販売形式」か、「オークション形式」のどちらかを選んでください。
オークション形式にはふたつの方法があり、ひとつが「Sell to highest bidder」と記載されているイングリッシュオークションと呼ばれるものです。もっとも高値をつけた人が落札できる、一般的なオークションです。もうひとつが、「Sell with declining price」と記載されたもので、ダッチオークションのことを意味しています。こちらは買い手が出てくるまでは、販売開始時に決めた価格がさがっていく仕組みです。初めてNFTを売却する人であれば、固定価格形式がおすすめです。
NFT取引が可能なマーケットプレイス
世界でもっとも規模が大きく有名なマーケットプレイスは、OpenSeaです。流通量が多く、世界中から作品が出品されるので、著名人の作品に出会うこともできます。高額な商品からトレンドの商品まで幅広くそろっており、おすすめです。
国内でおすすめなのが、Coincheck NFT(β版)です。ゲーム内のアイテムやLANDと呼ばれる土地、トレーディングカードなどが販売されています。日本企業なので操作がわかりやすいことや、Coincheckの口座を持っている人であれば、連携も取りやすくおすすめです。
NFT取引に関する注意点
注意点①キャンセル・返品はできない
NFTのマーケットプレイスで取引が成立すると、キャンセルや返品ができない点は注意が必要です。OpenSeaなどは数多くの作品が出品されるため、そのなかには偽物の作品も混ざっていることがあります。偽物でなければ値上がりの希望が持てますが、偽物を購入してしまうとどうしようもありません。このようなことから、NFTを購入する際には本当に欲しいのか、購入前によく考えましょう。また通常の作品より明らかに価格が安いものは偽物の可能性があるため、疑いの気持ちを持つようにしてください。
注意点②価格が決済した通貨の価格変動に依存する
注意点のふたつめが、NFTの価格が決済で使用した仮想通貨の価格変動に依存することです。仮想通貨は価格変動率(ボラティリティ)が高く、価格が急激にさがることもあります。仮想通貨のなかではもっとも安定し、信頼されているBTC(ビットコイン)も例外ではありません。一時期は1BTC=800万円弱の価格だったものが、2023年1月末時点で約300万円までさがっています。
このことから仮想通貨投資もそうですが、NFTを購入した際よりも、売却時に大きく価値をさげて損してしまうことがあるのは理解しておきましょう。
NFTの今後はどうなる?
NFT自体はまだ発展途上であり、これからもさまざまなサービスへの展開が期待されます。実際に大手ゲーム会社でもあるスクウェア・エニックスもNFT事業へ参入し、大人気シリーズでもある「ファイナルファンタジー」のNFT作品を発表しています。ほかにもインターネット関連会社の楽天が「楽天NFT」というマーケットプレイスを運営し、NFT市場の拡大を進めています。
世界的な調査会社であるMarketsandMarkets(マーケッツアンドマーケッツ)社の調査によると、2022年から2027年の間に年平均でプラス35.0%のペースで市場が成長すると予測されています。
このようにNFT市場の拡大が予測されていますが、国内で注視しておきたいのが、NFTに関する法律です。国として新しい技術を敬遠する傾向にあるため、NFTの発展を妨げるような法律にならないことを願うばかりです。そのためにもNFTを実際に買ってみるなど、市場を盛り上げる必要があるかもしれません。
NFTについて学ぶならデジタルハリウッド専門スクール
NFTは発展途上であると述べたように、NFTをビジネスにどう活かすべきか、まだまだ手探りの部分があります。そういった現状では、NFTを学びたくても学べるような学校や、環境が世の中には数多くありません。そこでデジタルハリウッド専門スクールでは、NFT講座を実施しています。「NFTを活用した作品の価値を考え、作品をOpenSeaに出品できるようになる」ことを目的とし、NFTや仮想通貨にも知識が乏しい人も参加できる講座となっています。
講師は日本のクリプトアーティストコミュニティ「NFT & CRYPTO ART JAPAN」や、クリプトアーティストプラットフォーム「ArtiStake」を運営している、浅田真理 (あさだまり)氏です。
デジタルハリウッド専門スクールでは、「自分らしくはたらく」ことをスクールの理念として掲げています。NFTの登場によってますます働き方が多様化しました。副業でNFTクリエイターとして活躍する人や、本業でNFTを制作して生活している人もいます。NFTによって、だれもがクリエイターとして活躍できる環境が整いつつあります。
NFTに興味がある人や、自分らしくはたらきたいと考えている人は、デジタルハリウッド専門スクールで学ぶことを検討してみてください。
まとめ
本記事ではNFTの仕組みやメリット、デメリットなどについて解説しました。NFTの登場によって簡単に複製可能だったデジタルデータに、価値がもたらされています。だれでもデジタルデータをNFT化して出品するのが可能となり、クリエイターの環境が整いつつあります。しかしNFTは仮想通貨の価格と連動しているため、相場の下落には注意しなければなりません。そういったリスクもふまえて早い段階からNFTの世界を学びたい人は、デジタルハリウッド専門スクールを検討してみてください。