CCleanerとは|特徴・使い方・安全性を解説

公開日:2026-09-28

CCleanerとは|特徴・使い方・安全性を解説

CCleanerとは|特徴・使い方・安全性を解説

公開日:2023-07-01(更新日:2026-09-28)

PCの動作が重いと感じたときに検討されるクリーンアップソフトの1つに「CCleaner(シークリーナー)」があります。導入を検討する際に気になるのが、過去に話題になった「危険性」「マルウェア」といったキーワードではないでしょうか。本記事では、CCleanerの基本的な特徴や使い方に加えて、過去の事件の経緯と現在の運営体制まで、一次情報をもとにやさしく解説します。

CCleanerとは

「CCleaner」とは、パソコン内の不要な一時ファイルやキャッシュ、レジストリの不要な項目などを削除し、動作の軽快化やストレージ容量の確保を目的としたクリーンアップソフトです。現在はGen(Gen Digital Inc.)傘下の消費者向けブランドファミリーの一部として提供されています。

CCleanerは2004年に発表されて以来、長年にわたって開発・提供が続けられているソフトウェアです。2007年にはファイル復元ソフト「Recuva」やディスク使用状況を可視化する「Defraggler」、2009年にはシステム情報表示ツール「Speccy」が追加されるなど、関連ツール群も拡充されてきました。全世界でのダウンロード実績は25億件を超えるとされており、60以上の言語に対応しています。

運営体制については、2017年にAvastが開発元のPiriformを買収し、その後2023年11月からはGen Digital傘下となって現在に至ります。長い歴史の中で開発元・運営会社が変わってきたソフトウェアであるため、現在の提供元を正しく把握しておくことも安心して利用するうえでのポイントの1つです。

ソフトウェア自体も継続的にアップデートが行われており、2026年9月時点の最新安定版はv7.11.1509とされています。2025年10月にリリースされた「CCleaner 7」では、モダンなデザインへの刷新やライト・ダーク・自動といったテーマの切り替え機能が追加されるなど、インターフェース面でも大きな見直しが行われました。細かな不具合修正や、Windows 11の新機能に対応したクリーンアップ項目の追加なども継続的にリリースされています。

CCleanerの安全性|2017年の事件と現在の状況

CCleanerを検索すると「危険性」「マルウェア」といったキーワードが目に入ることがあります。これは、2017年に実際に発生したセキュリティインシデントに由来するものです。ここでは、憶測ではなく確認できる公式情報をもとに、事件の経緯と現在の状況を整理します。

2017年、当時の開発元であったPiriformのネットワークに、TeamViewerを経由して攻撃者が侵入し、正規のCCleanerビルドにマルウェアが混入するという事件が発生しました。この経緯は、Avast自身が公式に認め、調査結果を公表しています。侵入経路は開発者の無人ワークステーションへの不正アクセスで、ビルドが改ざんされるまでの約5か月間、攻撃者がネットワーク内に潜伏していたと説明されています。

その後、現在に至るまでCCleanerはGen Digital傘下の体制で、公式サイトやGoogle Playなどの公式配布チャネルを通じて提供が続けられています。ただし、「2017年の事件以降、一度もマルウェアが混入していない」ということを積極的に証明する公式文書は確認できていません。したがって、本記事では「現在は完全に安全です」といった断定的な言い切りは避け、事実として確認できる情報(過去の事件の経緯・現在の運営体制・公式チャネルの存在)をお伝えするにとどめます。

導入を検討する際は、検索結果の上位に出てくる非公式のダウンロードサイトではなく、必ず公式サイトや公式アプリストアからインストールすることが、安全に利用するための基本的な心がけといえるでしょう。

CCleanerの主な機能・使い方

CCleanerの主な機能は、大きく分けて「クリーナー」「レジストリ」「ツール」の3つです。

「クリーナー」機能では、Webブラウザのキャッシュ・履歴、一時ファイル、ごみ箱の中身といった不要なファイルをまとめてスキャンし、削除することができます。手動で1つずつファイルを探して削除する手間を省き、まとめてクリーンアップできる点が特徴です。

「レジストリ」機能は、アプリケーションのアンインストール後などに残ってしまった、不要なレジストリエントリをスキャンして整理する機能です。削除する前にバックアップを取っておくことが一般的に推奨されています。CCleanerにもバックアップ機能が用意されているため、削除を実行する前に活用するとよいでしょう。

「ツール」機能には、アンインストール済みのはずのアプリケーションが残してしまった痕跡を確認・削除する機能や、PC起動時に自動的に立ち上がるプログラムを管理する機能などが含まれます。これらを活用することで、起動時の動作を軽くしたり、使わなくなったソフトの残骸を整理したりすることができます。

これらの機能はいずれも、専門的な知識がなくても画面の指示に沿って操作できるよう設計されている点が特徴です。まずはクリーナー機能で不要なファイルを削除し、動作に問題がないことを確認してから、レジストリの整理に進むといった手順を踏むと、初めて使う場合でも安心して試しやすいでしょう。

無料版とProfessional版の違い

CCleanerには、無料で利用できる「Free版」と、有償の「Professional版」が用意されています。Free版でも基本的なクリーンアップ機能は利用できますが、Professional版ではより快適に使うための追加機能が用意されています。

なお、Professional版の具体的な料金プランは変更される可能性があるため、本記事では断定的な金額を記載していません。導入を検討する際は、必ず公式サイトで最新の料金・プラン内容を確認することをおすすめします。

Windows・Mac・Androidでの対応状況

CCleanerはもともとWindows向けのソフトウェアとして開発されましたが、現在ではMac版やAndroid版も提供されています。

Android版は「CCleaner – Phone Cleaner」としてGoogle Play上で現行提供されており、開発者表記はGen Digitalグループの一員であるNORTONLIFELOCK UK LIMITEDとなっています。無料版には広告表示があり、広告を非表示にすることを主な目的としたサブスクリプションプランが用意されています。

OSごとに提供される機能や対応バージョンには差がある場合があるため、Mac版・Android版の利用を検討している場合も、公式サイトや各アプリストアの掲載ページで最新の対応状況を確認するとよいでしょう。

CCleanerを使う際の注意点

CCleanerを使ううえでは、いくつか押さえておきたい注意点があります。

まず、レジストリのクリーンアップは、パソコンの動作に直接関わる領域を操作する機能です。不要なはずの項目を削除したことでソフトウェアの動作に影響が出るケースもゼロではないため、レジストリを削除する前には必ずバックアップを取り、万が一の際に元に戻せる状態にしておくことが望ましいでしょう。

また、導入時には公式サイトや公式アプリストアなど、信頼できる配布元からダウンロードすることも重要です。検索結果には非公式の配布サイトが表示されることもあるため、URLをよく確認したうえでインストールを進めるようにしましょう。

加えて、クリーンアップソフトを使えば使うほどPCが速くなるというわけではない点も理解しておくとよいでしょう。CCleanerはあくまで不要なファイルやレジストリの整理を行うツールであり、ハードウェアの性能そのものを底上げするものではありません。動作が重い原因がストレージの空き容量不足やレジストリの肥大化にある場合には効果を実感しやすい一方、原因が別にある場合は、他の対処法とあわせて検討する必要があります。

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まとめ

CCleanerは、パソコン内の不要なファイルやレジストリを整理できるクリーンアップソフトで、現在はGen Digital傘下で提供が続けられています。2017年には実際にマルウェア混入事件が発生しましたが、これはAvast自身が公式に認め対応してきた経緯があり、現在は公式チャネルを通じて提供されています。導入する際は、公式サイトや公式アプリストアからインストールし、レジストリのクリーンアップ前にはバックアップを取るなど、基本的な注意点を押さえて利用することが大切です。PCの動作環境を整えることは、Web制作やデザイン制作を快適に進める土台の1つにもなります。Webデザイナー専攻の詳細では、未経験からWeb制作の実務スキルを学べる講座内容を紹介しています。

この記事のポイント

  • CCleanerは、不要ファイル・レジストリを整理できるクリーンアップソフトで、現在はGen Digital傘下で提供
  • 2017年のマルウェア混入事件はAvast自身が公式に認め対応してきた経緯があるが、「再混入なし」を証明する公式文書は確認できていない
  • 主な機能は「クリーナー」「レジストリ」「ツール」の3つ
  • Professional版の料金は変動するため、最新情報は公式サイトで確認することが大切
  • レジストリ削除前のバックアップ、公式チャネルからの入手が安全に使うための基本

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デジタルハリウッド 編集部

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