3DCGとは?制作でよく使われるおすすめソフトも紹介

目次

1.3DCGとは

2.3DCGはどのようなところで活用されているのか

3.3DCGってどうやってつくるの?

4.3DCGが立体に見える原理は?

5.3DCGを制作するうえでよく使われているソフト5選

6.3DCGをおすすめの勉強方法は?

7.スクーリングで勉強する

8.オンライン講座で勉強する

9.独学で勉強する

10.まとめ

3DCGとは?

3 Dimensional Computer Graphics =3次元空間でのコンピュータグラフィックスの略。2次元のCGは縦横の空間、つまり「面」しか持っていないことに対して「縦」「横」「奥行き」(x軸、y軸、z軸を使った3次元空間)の3方向が存在する空間で物体を作成したり、色を塗って質感を表現したり、アニメーションで動かしたり、光を生成して照明して、陰影を作成します。しかし、最終的には映像(または画像)にするため2次元に変換するレンダリングという作業を行う必要があります。

3DCGはどのようなところで活用されているのか

ゲーム、アニメーション、映画をはじめとした映像作品では使われていないものは見ないといっても過言ではありません。
そんな3DCGが活用されている場面を一部、ご紹介いたします。
もともと、建築系のCADを中心に使われている業界であれば、3DCGを使用します。
最近では、ゲームエンジンを使って、建物やまちづくりに使用される場面も増えています。
VR・MRの世界では、自分自身や目に見えるすべてがモデリングされたものになっていきます。
realな世界とvirtualな世界が近くなるほど、3DCGの技術を使用したマーケティングや経済規模を意識した活用が見えてきます。
Building Information Modeling でも3DCGは使用されています。表をはじめとした情報やデータベースで管理していたものを、切り口でみせるのではなく、串刺しに一環したビジュアルで情報の見える化を可能にした技術です。
また、モーションキャプチャーの技術を使った演出にも3DCGは欠かせません。
事前にプログラムされている内容にそって、センサー技術をしようして、反応を3DCGで楽しませてくれます。

3DCGってどうやってつくるの?

3DCGってどうやってつくるの?と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

CG制作は簡単に言うと、コンピュータの中で物体を作成し、色を塗って動かし、光をあてて撮影することです。以下のような①~⑨の手順で作ります。

① モデリング 

三面図をもとにして動かしたいモデルを作ります。三面図とは、物体を正面、横、後ろから見た図のことで、全方向から見て正しい形を作ります。モデルを作る専門の人をモデラーといいます。

② マテリアル

リアルな質感を出すためにテクスチャを作って、モデルに貼り付けます。金属の光の反射なども設定します。

③ リギング

モデルを動かすために骨(リグ)をいれ、関節部分が曲がるように設定します。

④ アニメーション

骨が動きに合わせてモデルがなめらかに動くように設定します。モデルにアニメーションを付ける専門の人をアニメーターといいます。

⑤ レイアウト

カメラの画角やアングル・レンズを設定します。

⑥ ライティング

モデルに光を当てて陰影を作り、立体感を出します。

⑦ レンダリング

3Dデータをもとに計算によって画像を生成します。画像の連続が動画になります。

⑧ 合成

作ったキャラクターや背景の素材を重ね合わせます。

⑨ エフェクト

炎や煙、爆発などの特殊効果を付け足します。

以上が一連工程となります。

3DCGが立体に見える原理は?

3DCGはコンピュータの演算によって、コンピュータ内の3次元空間にある立体物を平面上の情報に変換することで立体感のある画像を作ることができます。

そのため基本的な原理としては、「縦」「横」「奥行き」の3点の座標を持つ立体物を2次元の仮想スクリーン上に透視投影し、その様子のデータをコンピュータが演算によって求め、画像として描画します。

透視投影とは対象物を目で見た時と同じような表現ができる図法(投影法)の一種で、透視投影で得られた図は「透視図」あるいは英語の perspectiveから「パース」などと呼ばれます。

3DCGは、ただ立体的に見える画像とは違い、空間内の立体物を移動したり変形したりすると、コンピュータが再び演算し、別の画像を作ることができます。

そして、立体物の奥行きによる尺度の違いや照明による陰影の違いをコンピュータで演算する必要があるので、処理に時間がかかります。

コンピュータの演算により画像を生成する過程を「レンダリング」といいます。

3DCGを制作するうえでよく使われているソフト5選

①Maya
映画、CM、ゲームなどあらゆる3DCG制作の現場にて最も使用されるハイエンドソフトの一つ。キャラクターや背景のモデリング、エフェクト生成、アニメーション、レンダリング、他ソフトとの連携等Mayaのみで一通りの3DCG制作が可能と言われるほど多機能かつ高機能なソフト。


②3ds Max
Maya同様、業界で最も使用されるハイエンドソフトの一つ。表現の幅を広げてくれる拡張機能(プラグイン)が豊富に用意されており、CGにおける高度な表現を手軽に利用できます。アニメーション系プラグインが豊富でCGアニメ―ション業界で主流となっています。


③ZBrush
デジタル彫刻を行うためのスカルプティング(彫刻)ソフト。粘土をこねるような直感的な操作が可能なため、リアリティのあるクリーチャーやモンスター制作、実写に近いキャラクター制作などによく利用されています。映画・映像制作やゲーム業界では標準的に導入されています。


⑤Houdini
VFXという特殊視覚効果の制作現場での利用が多く、ハリウッド映画やディズニー映画、最近ではゲームやPV・MVでも使われている。高度な物理シミュレーション機能に特化して開発されており、煙や炎、雨などのエフェクト表現が得意で、まるで別世界にいるようなSF空想や、魔法の世界のような空間を演出することができる。

最近、よく使用されているソフトももう一つご紹介します

⑥Unreal Engine
ゲームを効率よく開発することのできるゲーム開発エンジンの1つ。スマホゲーム、コンシューマーゲーム、PCゲームと様々なプラットフォームでの開発が可能です。特にグラフィックの美麗さに定評があり、PS4やswitchなどのコンシューマーゲーム開発において利用されることが多いです。

3DCGのおすすめ勉強方法は?

3DCGの勉強方法は複数あります。

①専門学校や専門スクールに通う

2年制の専門学校やデジタルハリウッドのような専門スクールに通いながらCGのスキルを身につけることができます。カリキュラムのある中で体系的な学び方を求める方や、同じ志を持つ受講生仲間を作りたいといった方は、スクールに通うのも良いかもしれません。

②オンライン講座で受講をする

完全オンラインで学べるCGの講座もあります。

移動時間がない、いつでもどこでも学べることがメリットです。

③独学

自分自身で調べながらCGを学ぶ方もいます。

現在では、無料で使えるCGソフトBlenderを使う方も多いのではないでしょうか。

スクーリングで勉強する

スクールに通うことの特色としては下記のことが挙げられます。
・独学で学ぶよりも圧倒的に効率がいい(ツールの習得順など優先順位をつけて学ぶことができる)
・体系的に学べる
・適切な目標設定がされているためモチベーションが保ちやすい
・転職・就職を最終目標として組まれているカリキュラム(必要とされる知識やスキルをピンポイントで学ぶことができる)
・制作物を評価・添削してもらうことができる
デジタルハリウッドでは働きながら週1日CGを学ぶ「専科3DCGデザイナー専攻」があります。
1年間でCG業界への転職という目標を叶えるため、業界シェア率NO.1のCGソフト「Maya」を中心に現場で必要とされるスキルを、第一線で活躍するプロのクリエイターから学びます。

オンライン講座で勉強する

3DCGの学び方の一つにオンライン講座があります。

デジタルハリウッドにはデジハリオンラインという完全オンライン講座も用意しております。

3DCG・映像クリエイター講座
ハイエンド3DCGソフトMayaもしくは3dsMaxのどちらかとaftereffect・premierePro講座を合わせて学習し、3DCGを用いた映像作品制作のスキルを身に着けることができる講座。
3DCGクリエイター講座[3ds Max]
CGアーティスト・早野海兵氏監修の作例を通して、3Dアプリケーション「3ds Max」の基本操作及び実務レベルのスキル習得ができる講座。


3DCGクリエイター講座 [Maya]
実際の映画製作の現場やゲーム、海外でも多く採用されているハイエンド3DCGソフト「Maya」を、実務レベルで身につけることができる講座。
メリット
・都心も地方も関係なく、好きな時間好きなタイミングで好きなだけCGソフトの学習ができる。
特徴
・動画教材でのインプットと作品制作を行うアウトプットの繰り返し。見るだけでなく、実際に手を動かしながら学習することでより確実にスキルを身に着けることができる。
・ソフトを使用できるPC環境が必須

独学で勉強する

CGの学び方の一つに「独学」という学び方もあります。

CGの知識やCGソフトの使い方など自分でネットで調べながら知識やスキルの習得を行うこともできます。

また、教材や教本を購入して勉強するのも勉強方法の一つです。

教本に沿って作成し分からないところはネットで検索しながら進めるという学び方もあります。

独学のメリットとしては、スクールに通うわけではないので授業料などの費用はかかりません。

また通学という移動時間を取る時間も必要がありません。

一方で、体系的な学び方がしづらい・作品に対してのプロからのフィードバックが受けづらいといったデメリットもあります。

また、分からないところを自分で調べながらスキルを身につける必要があるため、不明点があったときにもくじけず、学びを続ける意思が必要になります。

まとめ

本記事では、3DCGとは何かといったご紹介からよく使われているCGソフトやおすすめの勉強方法などをお伝えしました。

CGを学びたい目的は、趣味や就職・転職を目的にされる方など人それぞれですが、デジタルハリウッド専門スクールには、就職・転職を目指される方も多く説明会にご参加いただいており、実際に受講をいただいております。

CGの業界は未経験からでも目指すことも可能な業界です。とはいえ、作品力やスキルといった専門性がないとCG業界への就職・転職は難しい業界とも言えます。

3DCGの学び方も本記事でご紹介したように様々ですが、ぜひ学びの最初の一歩を踏み出しましょう。

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