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看護師からキャリアチェンジ。Webデザイナーになって得られたのはスキルと自信!

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フカガワさん(studio札幌卒業)

30代 Webデザイナー/北海道

北海道の札幌にて生まれ育ったフカガワさん。大学院を卒業後、病院で看護師として働きながら2人のお子さんの子育てに奮闘。しかし、常に多忙な職場で、育児と仕事の両立の壁にぶつかり進路を考えることに。その際、興味を持ったのが「在宅ワーク」でした。2019年に「デジタルハリウッドstudio札幌」のWebデザイナー専攻主婦・ママクラスに入学し、デザインやWebのスキルを学び、現在はWebデザイナーを本業にすることを決意。そんなフカガワさんの、デジタルハリウッドでの学びやその後の仕事とプライベートなどをご紹介します。

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今のお仕事について教えてください


病院の看護師からWebデザイナーとして制作会社への転職が決定し、新たな職場で働きはじめるところです。「デジタルハリウッドstudio札幌」でWebデザインを学ぶ前は、全くの未経験だったことを考えると大胆なキャリアチェンジかもしれませんが、私にとってはものづくりの仕事に携わってみたかったのでワクワクする挑戦です。

2人の子供を育てながら新たな職につくので「主婦・ママクラス」を受講する際、夫にも相談しましたが、私の本気の想いを汲み取ってくれて、家事や育児を協力するからと言ってくれたのも後押しになりました。

現在、6ヶ月の受講が終わり改めて感じる「デジタルハリウッドstudio」に通うメリットは、本物のスキルを身につけるのに時間がかからないこと。もちろんそのための努力は必要ですが、基礎がない人が、仕事と育児をしながら勉強するのは自己管理がとても大変で、仕事でも通用するスキルを身につけるのに時間がかかると思い選択しましたが、正しい選択だったと、感じています。

また、デジタルハリウッドの在校生と卒業生で協力して、フリーペーパーを作ったのですが、取材したり、印刷会社に依頼したりと新しい経験もたくさん積めました。余談ですが、友達の結婚式の席次表の作成を頼まれたとき、デザインから印刷会社に入稿するまで一通りの作業を自分1人でできたことも、とても自信になりました。

個性的な講師が多く、相談もたくさんできましたし、生徒も含めいろいろな方とのつながりができたのもよかった点です。

これからWebデザイナーとして一人前になることを目指しますが、看護師のバックグラウンドを生かして、お客様にとって何が必要なんだろうということを意識しながら仕事に取り組んでいきたいと思います。これからさらに成長できる自分自身にも楽しみです。

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何を実現したくてWebデザイナーになろうと思いましたか?


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「在宅でできる仕事のスキルを身に付けたい」そう思って挑戦したのがWebデザイナーです。

私は母が看護師だったため、親の期待に応えたいという気持ちもあり、大学院卒業後は医療の道に進みました。しかし、病院勤めは想像より大変で、子供が生まれる前は病棟で夜勤もしていました。上の子を出産後は、外来で週5.5日程は稼働している状態で、院内でずっと走り回っているような、常に忙しい職場でした。その時下の子を妊娠していたのですが、2人の育児をしながらこの働き方を続けるのは正直厳しいなと感じるようになりました。

そんなタイミングに、札幌の街を買い物で歩いていたら、「デジタルハリウッドstudio札幌」の看板があるビルを見つけました。デザインは在宅でもできる仕事だったので、これも何かの縁と思いましたが、建物の中に入る勇気はなくて(笑)家に帰ってからインターネットでHPを検索して、その日のうちに話を聞きに行くための申し込みをしました。

本当に初心者だったので、ここでどういうことが学べるかを特に知りたくて……というのも、ちょっと小遣い稼ぎをしたい訳ではなく、お客様から必要とされるものを作れるスキルを磨いて、デザイナーに転職できるレベルになれるのかを知りたかったのです。スキルが身につけば看護師を辞めることも考えていたので、かなり本気でした。

実際、「デジタルハリウッドstudio」の「主婦・ママクラス」を受講することを決めたのは、私のやりたいことができる実感を得られたから。そして、将来、子供には好きなことを選択してもらいたいし、そのために、まずは自分が何かに挑戦しないと!と思ったことが大きかったですね。

Webデザインを学ぶことは職場にも相談しましたが、その時点で退職する流れになり、勉強に注力することに。子供の保育園の関係で、パートでクリニックに勤めながら、Webデザイナーを目指すことにしたのです。

デジタルハリウッドで意識したことは、用意いただいたスケジュール管理シートに従い、いつまでにこれをやっていったら順調に進むかを意識して取り組むこと。わからないことがあったら抱え込まず、ある程度は自分で調べてから、すぐに講師に聞くこと。「デザインすることは目的でなく問題を解決すること」ということを念頭に卒業課題にも取り組みました。

そして6ヶ月の受講期間が終わり、最近、Web制作会社に就職決まりました。デジタルハリウッドの先生に、「こんな求人がありましたよ」と教えていただいたのがきっかけだったのですが、出勤時間の調整ができ、仕事に慣れたら在宅ワークもできるママが働きやすい会社で、何より子供の体調不良やイベントの時は帰っても大丈夫と言われました。その会社の社長も子育てをしているパパなので、理解があり、そんな会社に転職できたのもここで学んだおかげだと思っています。

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Webデザイナーになる前と後ではどのような変化がありましたか?


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まず、変わらなかった点は、看護師は「患者さんが抱える問題点を考えていく仕事」で、Webデザイナーも「お客様が抱える問題点を考えていく仕事」だったこと。その意味では、全く別の世界だと思っていたものに共通点を見出せたことが大きな学びになりました。

その反面、看護師の仕事は自分の仕事が「どれだけよかったか」が見えづらいサービスの側面があるのに対して、Webデザイナーは目に見える商品ができあがるので、作ってお渡しする際にその場で喜んでもらえるのが嬉しい仕事だと感じています。それもただ単にクリエイティブな作品を作ればいいのではなく、問題を解決したり、認知度を上げたり、お客様の要望や課題に対して、培ってきたスキルを発揮するのが仕事なので、とてもやりがいを感じています。

また、昔からものづくりが好きという気持ちがありながらも、モヤモヤした気持ちで多忙な看護師の仕事をしていたので、好きなことに一歩踏み出したことから気持ちが楽になって自信もつきました。休日に友達と会うことも多いのですが、自分の時間もなく疲弊していた昔と比べて今はストレスもないので、自然体で友達と会えるのが嬉しく感じます。

家庭面でも、看護師の仕事では子供の急な発熱などのとき休めなかったり、なかなか家にいることもできませんでしたが、今はその点で助かっています。まだWebデザイナーの駆け出しなので、金銭的には大変になるのは目に見えていましたが、夫が僕がなんとかするから応援するよと言ってくれましたし、webデザイナーの仕事での収入が安定するまでは看護師の仕事も続けて行くつもりです。今はチャレンジ精神を大事にしながら1つひとつ目の前の仕事を頑張っていきたいと思っています。

※仕事、家庭、自分時間の割合

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今からWebデザイナーを目指す方へのひとことアドバイス


最初、Webデザイナーの勉強を始める前は、不安ばかりが湧き出てきました。でも、悩んでいる場合ではない、どうにかなる、と思ったときから自然体になれたんです。そして、実際にどうにかできてしまいました(笑)。

デジタルハリウッドは入学から卒業に向けてカリキュラムが組まれているので、スケジュールを意識しながらどのように1日を過ごすか考えると、忙しい毎日でも集中して物事を進めることができました。

もう1つ大事なこと。それは、子供ができてから自分自身の働き方をより考えるようになったこと。皆さんの中には、結婚や育児などライフイベントを経験された方も多いかと思いますが、私はこの経験を経て、「子供に好きなことをしてほしい」と考えるようになりました。そのためにも「まずは私自身が好きな仕事をすること」が大事だと思います。もし、ものづくりやご自身のライフスタイルにあった仕事に興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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フカガワさんプロフィール写真

フカガワ カナミ

北海道出身

札幌で生まれ育ち、親の影響もあり医療分野に進む。看護師として病院に勤めながら、2人の子供を育てる。昔から興味があったものづくりに携わりたいという想いから「デジタルハリウッドstudio札幌」に入学し、卒業後はWebデザイナーの道へ。制作会社に転職し、新たなキャリアを構築中。

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