Sublime Text 3とは|特徴・現行版との違いを解説

公開日:2026-09-16

Sublime Text 3とは|特徴・現行版との違いを解説

Sublime Text 3とは|特徴・現行版との違いを解説

公開日:2026-09-16

「Sublime Text 3」という名前を検索や古いチュートリアルで見かけて、導入を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし現在は、後継バージョンであるSublime Text 4が主流になっています。本記事では、Sublime Text 3の特徴・インストール方法・便利なパッケージに加え、現行版との違いや料金についても解説します。

Sublime Text 3とは

Sublime Text 3とは、2008年に初版が提供されたとされるテキストエディタの一つです。テキストエディタとは、文字だけで構成されたファイルを作成・編集・保存できるソフトウェアのことで、プログラミングやWeb制作の現場で広く使われています。Sublime Text 3はWindows・Macのどちらでも使用でき、拡張機能(プラグイン)が豊富でカスタマイズ性が高い点が特徴とされています。

動作が軽く、シンプルな操作性でありながら、後述する「パッケージ」と呼ばれる拡張機能を追加することで、自分好みの開発環境に育てていけるのも魅力の一つです。

HTML・CSS・JavaScriptといったマークアップ言語やプログラミング言語のコードは、専用のソフトがなくてもメモ帳のようなアプリで記述すること自体は可能です。しかし、コードの色分け表示(シンタックスハイライト)や入力補完、複数ファイルの一括管理といった機能がないと、学習を進めるうえで効率が悪くなりがちです。Sublime Text 3のようなテキストエディタは、こうしたコーディングに特化した機能を備えている点で、初心者から実務者まで幅広く選ばれてきました。

名称に含まれる「3」はバージョン番号を表しています。バージョンごとに機能や対応環境が異なるため、これから導入する場合はどのバージョンを選ぶべきかを理解しておくことが大切です。

現行版はSublime Text 4|Sublime Text 3との違い

Sublime Text 3を検討する際にまず知っておきたいのが、現在の最新版はSublime Text 3ではなく、後継となるSublime Text 4であるという点です。Sublime Text 4は2021年5月に初版がリリースされ、以降アップデートが重ねられています。Sublime Text 3の公式ページ自体にも「Sublime Text 4がリリースされており、旧版から大幅に改善されている」という案内が掲載されており、公式としてもSublime Text 4への移行が推奨されているとされています。

Sublime Text 3からSublime Text 4への主な変更点としては、GPUを使った描画処理への対応、複数のタブをまとめて選択できる機能、Apple Siliconへのネイティブ対応、TypeScriptやJSXの標準サポートなどが挙げられます。全体的な操作性を保ちながら、動作の快適さや対応言語の幅が広がっているとされています。

なお、Sublime Text 3自体は本記事執筆時点でも公式サイトから引き続き配布されており、既にSublime Text 3の環境を使っている場合にすぐに使えなくなるわけではありません。ただし、これから新規に導入するのであれば、公式に推奨されている現行版(Sublime Text 4)を選ぶ方が安心といえるでしょう。

学習教材やインターネット上の解説記事の中には、公開時期が古く「Sublime Text 3」を前提に手順が書かれているものも少なくありません。そうした情報を参考にする際は、紹介されている機能やショートカットが現行版でも同様に使えるのか、あるいはSublime Text 3特有の内容なのかを意識しておくと、混乱を避けやすくなります。基本的な操作方法や考え方はバージョンを問わず共通する部分が多いため、まずは大まかな使い方をつかむ教材として活用しつつ、実際に導入する際は現行版を選ぶという進め方がおすすめです。

Sublime Text 3の魅力

Sublime Text 3は、プログラミングに使用するテキストエディタの中でも人気を集めてきたエディタです。「恋に落ちるテキストエディター」という表現が公式サイトで使われていたことに由来し、動作の軽さやプラグインの充実、自動保存機能などが評価されてきました。

Sublime Textは無料で評価版をダウンロードして試すことができますが、継続して利用する場合はライセンスの購入が必要とされています。無料のまま使い続けられるわけではない点には注意が必要です。

こうした基本機能の多くは、複雑な設定を行わなくても標準で利用できる場合が多く、テキストエディタの操作に慣れていない初心者でも扱いやすいという評価につながっているとされています。

料金・ライセンス

Sublime Textのライセンス体系は、個人向けと法人向けで分かれています。確認時点の情報として、個人ライセンスは99ドルの買い切り、ビジネス向けライセンスは利用する席数に応じた年額プラン(1〜10席の場合は1席あたり年65ドル程度など、席数が増えるほど1席あたりの単価が下がる仕組み)となっているとされています。

プラン 料金(確認時点)
個人ライセンス 99ドル(買い切り)
ビジネス(1〜10席) 1席あたり年65ドル
ビジネス(11〜25席) 1席あたり年60ドル
ビジネス(26〜50席) 1席あたり年55ドル
ビジネス(51席以上) 1席あたり年50ドル

料金は為替レートや公式サイトの改定によって変動する可能性があるため、正確な金額は購入前に必ず公式サイトで確認することをおすすめします。

学習目的でまず操作感を確かめてみたい、という段階であれば、無料の評価版から始めて自分の作業スタイルに合うかどうかを見極めたうえでライセンス購入を検討する、という進め方も選択肢の一つです。

Sublime Textのインストール方法

Sublime Textを導入する際は、まず公式サイトにアクセスし、自分の環境(Windows・Mac・Linux)に合ったインストーラをダウンロードします。

Macの場合は、ダウンロードしたdmgファイルをクリックして開き、表示されたアイコンをアプリケーションフォルダにコピーします。コピーが完了すれば、アプリケーションフォルダからSublime Textを起動できます。

Windowsの場合は、ダウンロードしたインストーラ(exeファイル)を実行し、画面の案内に沿ってインストールを進める流れが基本です。インストールが完了すれば、スタートメニューなどからSublime Textを起動できます。

Linux向けには、ディストリビューションに応じた形式(.deb・.rpm・tar.xz形式など)のパッケージが公式サイトから提供されているとされています。使用しているOSの種類やパッケージ管理の方式に合わせて、適切な形式を選んでインストールを進めるとよいでしょう。

いずれの環境でも、インストール自体は数分程度で完了する手軽さも、Sublime Textが選ばれてきた理由の一つといえます。特別なシステム要件を細かく気にする必要が少なく、まずは気軽に試してみやすいのも特徴です。

Package Controlのインストール

Sublime Textを使い始めたら、まず導入しておきたいのが「Package Control(パッケージコントロール)」と呼ばれるパッケージマネージャーです。Package Controlを使うことで、アプリケーションを拡張するための各種パッケージ(プラグイン)のインストールや管理がしやすくなります。

現行の推奨インストール方法は、コマンドパレットまたはToolsメニューから「Install Package Control」を実行する形です。画面の案内に沿って進めるだけで、自動的にPackage Controlが組み込まれます。

インストールしたPackage Controlの呼び出しは、Macでは「Command + Shift + P」、Windows・Linuxでは「Ctrl + Shift + P」のショートカットで行うことができます。

Package Controlを経由することで、パッケージ本体のダウンロードから配置、更新まで一連の管理をコマンドパレット上で完結できるようになります。手動でファイルを探して配置するような作業が不要になるため、テキストエディタの拡張に不慣れな方でも扱いやすい仕組みといえます。

Sublime Text 3の便利なパッケージ(プラグイン)

Sublime Textには、使いやすさをさらに強化できる便利なパッケージが数多く用意されています。ここでは、これまで紹介されてきた代表的なパッケージをいくつか挙げます。

Japanize

Sublime Textはデフォルトでは英語表記です。Japanizeを導入することで、メニューなどを日本語表記に変更できるとされています。

AutoFileName

画像やスクリプトファイルなどの参照場所を記述する際に、入力を補助してくれるパッケージとされています。

BracketHighlighter

「{ }」のような括弧の始まりと終わりをハイライト表示し、シンタックスエラーを防ぐ助けになるとされています。

All Autocomplete

変数名などの自動補完機能を強化し、途中まで入力するだけで候補を提示してくれるパッケージとされています。

これらはあくまで一例であり、その他にも自分の作業スタイルに合ったパッケージを組み合わせることで、より使いやすい環境を作っていくことができます。

なお、個別のパッケージについては開発が終了していたり、対応バージョンが限定されていたりする場合もあります。導入を検討する際は、Package Control上の該当パッケージのページで、更新状況や対応バージョンを確認したうえで利用することをおすすめします。

まとめ|テキストエディタを使いこなしてWeb制作を学ぼう

Sublime Text 3・Sublime Text 4のいずれも、数あるテキストエディタの選択肢の一つに過ぎません。大切なのは、実際に手を動かしながら操作に慣れ、コーディングの基礎を身につけていくことです。

テキストエディタにはSublime Text以外にも様々な選択肢があり、それぞれに得意分野や特徴があります。まずは一つのエディタを使い込んでみて、物足りなさを感じた部分があれば他のエディタと比較検討してみる、という進め方でも問題ありません。エディタ選びに時間をかけすぎるよりも、実際のコーディング学習に時間を充てることの方が、結果的にスキル習得の近道になる場合も多いといえます。

テキストエディタの使い方を一通り理解したら、次のステップとしてHTML・CSS・JavaScriptなど、実践的なWeb制作スキルの習得に進んでみるのもよいでしょう。デジタルハリウッドでは、未経験からでも実務レベルのWeb制作スキルを目指せるカリキュラムが用意されています。興味のある方は、Webデザイナー専攻の詳細を確認してみることをおすすめします。

この記事のポイント

この記事のポイントをまとめます。

  • Sublime Text 3は2008年に初版が提供されたとされるテキストエディタで、Windows・Macどちらでも利用でき、拡張機能が豊富
  • 現行の最新版はSublime Text 4(2021年5月初版リリース)であり、公式サイトでも4への移行が推奨されている
  • 個人ライセンスは99ドルの買い切り、ビジネス向けは席数に応じた年額プランとなっている(確認時点の情報)
  • インストールはWindows・Mac・Linuxそれぞれの手順に沿って進める
  • Package Controlを導入することで、Japanize・AutoFileNameなど便利なパッケージを追加できる

新規に導入する場合は、公式に推奨されている現行版(Sublime Text 4)を選ぶことをおすすめします。

テキストエディタの次は、実践的なWeb制作スキルを

Sublime Textのようなテキストエディタの使い方を身につけたら、次はHTML・CSS・JavaScriptなど実践的なコーディングスキルへとステップアップしてみませんか。デジタルハリウッドでは、未経験からでもWeb制作の実務スキルを習得できる環境が整っています。

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デジタルハリウッド 編集部

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