7-Zipとは

「7-Zip(セブンジップ)」とは、2000年頃『イーゴリ・パヴロフ 氏』により開発が始まったオープンソースのファイルアーカイバです。写真やデザイン、またパソコン上で使用したあらゆるデータなどを外部に配信する際に内容量を圧縮し、また解凍を行うことができます。主に「Microsoft Windows(マイクロソフト ウィンドウズ)」や「Linux(リナックス)」で使用できます。費用に関しては登録料や購入費用もかからず無償で使用が可能となっています。無償であるにも関わらず、有償のファイルアーカイバと並ぶ高機能を備えており、高い人気のあるソフトウェアです。2007年に「技術デザイン賞」「ベストプロジェクト賞」に選ばれました。脆弱性についても報告されていましたが、「v16.04」により修正がなされました。

7-Zipの動作環境

Windows版では、「32bit版」「64bit版」が提供されており、使用しているパソコンに合わせてダウンロードします。64bit版では処理を高速に行うことが可能となっています。また、Windows版はGUIおよびCUIで操作を行うことができます。
基本的に7-ZipはWindows用のソフトウェアとして用意されていますが、Linux及びUNIX環境にてコマンドライン(CUI)で使用できる「p7zip」という名前で移植されており、クライアントパッケージへのリンクが開発元に用意されています。これにより、7zおよび7zaの実行ファイルを入手して使用することができるようになります。

7-Zipのサポート形式

「7z形式」をサポートしており、他のソフトに比べて圧縮率の高さが特徴となっています。7-Zip形式で圧縮を行なったファイルの拡張子は「.7z」となります。
圧縮・解凍に関しては、7z形式をはじめ、ZIP形式やGZIP形式にも対応しており、計5つの形式に対応しています。
また解凍のみの機能では、AR形式、CAB形式、LZH形式、RAR形式など計18種類にもおよぶ形式の展開に対応しているといった特徴もあります。

パスワードを設定したファイルを作成する

7-Zipでは圧縮時にファイルにパスワードをつけて暗号化できます。暗号化メソッドには2つあり、「ZipCrypt」「AES-256」があります。
ZipCryptでは対応したツールがない環境でも開くことができるため、多くの人に配布したい場合はこちらがおすすめですが、パスワード解析ツールなどでクラッキングされやすいというデメリットもあります。
次にAES-256ですが、より強力な暗号化をすることができます。対応したツールがないと開くことができず、更にAESに対応していない古いOSやツールでは開くことができなくなっています。そのためデータの受け渡しには注意が必要ですが、重要なファイルを送る場合などには非常におすすめです。
なお、ZIP形式ではファイル名までは暗号化ができませんが、7z形式ではファイル名までも暗号化が可能です。

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