Webデザイナー専攻フリーランススタートアップパック
村上祥子さん

働き方を悩んでいた時、思い切って受講してよかった

Profile

Webデザイナー専攻フリーランススタートアップパック / 2018年1月卒業

村上祥子さん / クリエイティブディレクター

鳥取県米子市

デジハリに入る前はどんなお仕事をされてたんですか?

映画館やペットショップの店員やトリマー、婦人服販売など、サービス業を中心に働いていました。

デザイン関係の仕事はしたことがありません。


Webデザインを学ぼうと思ったきっかけは?

結婚して子供が産まれて、子供の様子を見ながら仕事ができたらいいなと思って在宅の仕事に興味を持ちました。

でも在宅の仕事って軽作業(簡単な梱包作業など)しかないのかなと思っていたんですが、Webデザインは家でできると知って学んでみたいと思いました。


STUDIO米子を知ったきっかけは?

普段あまり見ない市報を開くと偶然「在宅のお仕事セミナー」があるのを見つけて参加したんです。

STUDIO米子の桂藤トレーナーがフリーランスの働き方やWebデザインの仕事を楽しそうに話をされていました。


桂藤さんが米子でフリーランスのWebデザイナーとして仕事をされていて、地方でもこういう働き方ができるんだと知れたのと、田舎でもWebの仕事があると知って、話を聞きながら私にもなにかできるかもと思えたんです。

セミナー後にバナー制作体験があってその時に初めてSTUDIO米子に行きました。


STUDIO米子に決めた理由はなんですか?

セミナーから数年経って2人目の子どもが生まれて、働き方を見直した時に在宅でできる仕事のスキルを身につけたいと思って、STUDIO米子の説明会に行きました。

説明会で、家でも受講できる・いつでも好きな時間にできると聞いて、子供を預けている時間に学びに来れたり、家のことと受講と両立ができそうと思えたので受講を決めたんです。


あとは何度かセミナーでWebデザイナーの働き方について聞いて知っていたし、心の片隅にデザインの仕事って楽しそうっていうやってみたいなという気持ちもありました。


当時の受講スタイルは?

実家や保育園に子供を預けている時間にスタジオに学びに来ていました。


受講期間中に子供が体調を崩している時期があって、1ヶ月間くらいは自宅で受講を進めていました。

自宅学習でも進められるカリキュラムだったので良かったです。


受講時間の作り方は難しくなかったですか?


私の場合は実家に子供を預けることができたので、周りに助けてもらいながら受講時間を確保していました。

あとは、子どもが寝静まった夜中に課題を進めていましたね。


デジハリに通って印象に残っている出来事を教えてください。

フォントデザインのワークショップに参加したことがあって、そのときにデザインを作る上でのフォント選びって重要なんだなと勉強になりました。


フォントだけを使ってタイトルを作るワークショップで、自分なりに「できた」と思ったんですが、一緒に参加していた卒業生の作品を見ると全く違っていて、力の差を感じたと同時に卒業生みたいになれるのかなと不安にもなりましたね…。


このイベントをきっかけに、今自分がデザインの仕事をしていく上で、フォントの選び方や文字の詰め方など意識するようになりました。


デジハリを受講する前と後で何か変化はありましたか?

ライブ授業やイベントに参加して一緒に参加した方と仲良くなれたりとか人との交流が楽しいなと思えるようになりました。

これまでインドアだった私ですが、興味のあることやイベントに出てみようかなと思えるようになって少し積極性が増した気がします。


オリジナル課題制作、卒業制作ではどんな作品を作られましたか?また、作ってみてどうでしたか?

卒業制作では、母が習っている織物教室のサイトを作らせてもらいました。

話を伺ったり写真を撮らせてもらいましたが、公開はしてないものです。


当時は作るのにいっぱいいっぱいになってしまって、独りよがりなサイトだったと思います。

今思うとめちゃくちゃ見にくいサイトだった記憶も…。思い出すと恥ずかしくなりますね。


卒業後のお仕事ではどんなことをされていますか?

卒業後はフリーランサーとしてディレクションやデザインをしていて、米子コンテンツ工場*に所属しています。

挑戦と思っていろんな案件に参加していたらあっという間に5年経っていました。


米子コンテンツ工場では、クライアントさんの悩みに合わせて、私たちができることを提案します。

イベントの提案など、デザインの垣根を超えた提案をすることもあって楽しいです。


*デジタルハリウッドSTUDIO米子を卒業したクリエイターで構成されたチーム

フリーランスを選んだ理由はなぜですか?

子どもが2人いるんですが、長男が2歳のときに一度職場復帰しました。

ただサービス業ということもあり、土日関係なく出勤して、お店の開店から閉店まで、場合によっては残業もありました。

そういう日は、朝子どもを預けるまでの1~2時間と帰ってから寝るまでの1時間しか子どもと触れ合える機会がなかったんです。

夜はもう寝てしまっていることもあるので、朝しか顔合わせてなかったりなんてこともしばしばで…。


そうこうしてるうちに、子どものメンタルもちょっと不安定になっているように感じました。

もちろん仕事は楽しかったですし、やりがいもありましたが、「こんな幼子を不安定にさせてまでしたい仕事なのか?」と考えるようになって…。

それでもっと自由度の高い働き方はないか探すようになった、という感じです。

どうやってお仕事に繋げているんですか?

※「ポリテクセンター米子」のパンフレット (ディレクション・一部制作)

今は米子コンテンツ工場に所属しているので、そこから紹介してもらったり、定期的にお店や企業へ取材に行くことがあるので、その時のつながりで別の制作を依頼されることもあります。




お仕事をする上で心がけていること(意識していること)はありますか?

※「わたしのせんせい」の動画

作り手の私達だけじゃなく、クライアントさんも「おもしろい」や「挑戦してみたい」と感じるような提案ができないかと考えています。

ただお願いして終わり、作って終わりではなく、クライアントさんと一緒に作っていけたらいいですね。

\YouTube動画はこちらから/

今後どのように働いて行きたいか教えてください。理想的な働き方は?

理想は「遊牧民」です。

在宅ワークをしつつも「気になる!」「楽しい!」につられてあっち行ったりこっち行ったりができるような機動力と、多様性のある仕事でも対応できる実力をつけていきたいです。

これからデジハリの受講を検討している方に一言

今思うと、将来を悩んでいた時、思い切って受講してよかったと感じます。働き方だけでなく、いろんな人に出会うことで考え方や人生観も変わりました。

私があの時たまたま開いた市報のように、今このインタビューを読んでいらっしゃるのも、何かが変わるチャンスかも。ぜひ一歩踏み出してみてください。

\村上祥子さんが受講されたコースはこちら/