Webデザイナー専攻 細田香織さん

2014年12月卒業

少しずつ自分らしい働き方を作っていくことができた

Profile

Webデザイナー専攻フリーランススタートアップパック/2014年12月卒業

細田香織さん / フリーランスクリエイター

鳥取県米子市在住

受講前の仕事:事務、販売など

現在の肩書き:フリーランスクリエイター

デジハリを受講しようと思ったきっかけはなんですか?

2014年の春に、米子市報に載っていた在宅ワークのセミナーに参加したのがきっかけです。

自分や家族のライフスタイルに合わせた働き方を探していたのですが、デザイナーという選択肢があることを初めて知りました。

それまではデザイナーという仕事を知らなかったですか?知っていましたか?

昔勤めていたアパレル店の本社がデザインの会社でしたが、大学や専門学校も出ていない私には、デザイナーなんて縁の無いお仕事だと思っていました。

受講しよう!っと決めた決め手は何でしたか?

単純に楽しそう!やりたいって思ったからです。早く受講したくて、受講するための環境を急いで準備しました!

受講中の思い出はありますか?

デザインのソフトは初めてだったので不慣れで苦戦したところもありましたが、活躍している先輩たちの様子にワクワクしていました。1日も早く仕事にできるように、必死に頑張っていたと思います。

印象に残ってる先輩の作品とかありますか?

宮下さん(STUDIO米子の卒業生)が制作された、映画祭のポスターです。

受講中はどんなライフスタイルで受講してましたか?スケジュールがあれば教えてください。

午前中はスタジオの近くでパートの仕事をして、12時くらいから子どもの迎えがある16時くらいまで受講していました。夜は2時間くらいできる時にしていたと思います。

受講前と受講後で、考え方や働き方など変わった事はありますか?

受講前は、どうやって仕事につなげるのか、どんな風に実際にお仕事をするのか、わからないことだらけでした。

受講後はSTUDIO米子のスタッフさんや、先輩たちにアドバイスをもらいながら少しずつ自分らしい働き方を作っていくことができました。

受講前は主婦+パートで働いていたとお聞きしていますが、その時と今で考え方など変わりましたか?

受講前は、「仕事は決められたことを時間内働く。仕事が終わったら、子どもの世話と家事をこなす一日」ができれば良し!充実してる。と思っていました。
でもデジハリに入って色んな人と関わっていくうちに、そういえば自分こんなこと好きだったな、とかこんなこと得意だったなと忘れていることが多過ぎて、ショックを受けました。
年を重ねていくたび、自分の考えや思いも大切にしながら、仕事をしたり、子育てができる今の環境がすごく幸せなことだと感じています。

今のお仕事はどんな事をしてますか?

イベントのチラシ・ポスターや、Webサイトのデザイン、取材・ライティングなど

クライアント様の要望を聞きながら、制作させていただいています。


細田さんの作品

湯原温泉で毎年開催されている「キャンドルファンタジー」のポスターを制作させていただいています。

左から、2019・2020・2021。
基本的なビジュアルは変わらないのですが、毎年テーマに合わせてデザインを考えるのが楽しいです。

制作している時に、細田さんが大事にしているポイントとかこだわりはありますか?

イベントのチラシなら楽しそうに見えるように、食べ物のデザインなら美味しく見えるように、自分が見たときに行ってみたい食べてみたいと思えるように考えます。
最初にそこをつかめているかどうかで制作スピードが大きく変わってしまうので気をつけるようにしています。

お仕事はどうやって得ていますか?

知り合いの方に声をかけていただいたり、紹介していただいたり、企業さんと業務委託契約を結んだりもしています。

一人で仕事を受けるって事が最初は怖かったりしないかなと思うんですが、その辺りは大丈夫でしたか?

最初は米子コンテンツ工場で、ディレクターについてお客様との打ち合わせの仕方や見積の作り方などを学びながら制作をしました。
最初は緊張していましたが、質問の仕方や情報のまとめ方がわかってくるとお客様との打ち合わせも楽しくなりました!

今の働き方は過去のお仕事にくらべてどう変わりましたか?

時給で働いていたときとは、「仕事」に対する考え方が大きく変わりました。一つ一つのお仕事に大きなやりがいを感じます。

それぞれの制作にクライアントさんの思いがあるので、それを形にするのは大変ですがとても楽しいです!

時給で働いていた時は仕事ってどういう物だと思ってました?

シンプルに収入を得るための作業だと思っていました。

フリーランスになって大変だなって思う所はなんですか?そんな時どうやって乗り越えますか?

コロナ渦で自宅での作業がメインになり、人と会うことが少なくなり、ふと孤独に気づくこともあります。
そんな時は、米子コンテンツ工場のメンバーで連絡を取り合い、おしゃべりしているうちに企画や制作のアイディアも出し合ったりします。

みんなそれぞれフリーランスとして活動しているメンバーとおしゃべりしていると元気ややる気をもらえます。

フリーランスをやっていて楽しかったエピソードは?

米子コンテンツ工場にいることで、フリーランスながらも仲間が近くにいます。何かあると集まってワイワイ相談しながら、企画をしたり、取材に行ったりするのが毎度楽しいです。

何か思い出に残ってる取材の話、イベントの思い出とかありますか?

ひとつは、フリーマガジンイットの制作です。
卒業して間もないときに、チームで苦戦しながらも企画から営業・取材・制作・印刷・配布までをやり遂げられたことは大きな勉強になりました。たくさんのクライアントさんとの出会いも大切な思い出です。
もうひとつは、ホープタウンのお仕事体験への出店です。
こどもたちと一緒にデザインについて考えたことで、新しい発見もいっぱいあって、勉強になりました。

生き生きと楽しそうに制作をするこどもたちが印象的でした。

これから受講をする人への一言メッセージをお願いします。

受講を選択したことが大きな一歩だと思います。大変なこともあると思います、でもそれ以上に得られる物が大きいです。

コツコツ自分らしく続けること、楽しむこと!!












自分のペースでフリーランスへの道を少しずつ進めて来た細田さん。
細田さんが受講したのはWebデザイナー専攻でしたが、卒業後仕事をする内に人と一緒にものづくりすることの楽しさを知り、今は米子コンテンツ工場のディレクターとして案件をまとめる大役を務めておられます!


卒業後にも希望すれば仕事を一緒にする機会があるSTUDIO米子では、卒業後に仕事を通して本当に自分のやりたい事や向いている仕事を見つける人も少なくありません。


今はまだふわっとした目標しか無くても、実際にやってみて分かる事もあるので
皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね!