Webデザイナー専攻
平野貴之さん

デザインとは何か受講を通して理解ができた

Profile

Webデザイナー専攻 / 2022年8月卒業

平野貴之さん / Webデザイナー

鳥取県琴浦町

デジハリに入る前はどんなお仕事をされてたんですか?

地元のスーパーで6年くらい接客業をしていました。今はバンド活動をしていませんが当時は働きながらバンド活動をしていました。


バンド活動をしていたんですね。

デザインの道に進むと決めたときにバンド活動は辞めてしまったんですが、仕事が落ち着いてきたら、復活するかもしれません。


そうだったんですね。
受講前にデザイン関係のことをされていたことはありますか?

スーパーの仕事を退職後、少し時間が空いたので

「今自分は何ができるんだろう?」と自分のスキルの棚卸しをしました。

バンドを組んでいたときはベースを担当していたので ベースの演奏動画を作ってみたり、動画で使う画像のレタッチをしてみたり。

あとは映画を見ることが好きなので映画のレビューや、ブログを書くなんてこともやっていました。

Webデザインを学ぼうと思ったきっかけは?


演奏動画を作ったり文章を書いたりしていくうちに、これを仕事にできたら嬉しいなと思うようになって、調べているうちにWebデザインという仕事に興味を持ちました。


バンド活動を通じて音楽関係者以外の方とも関わりを持つことがあって、その中にCDジャケットを作ってもらっていたイラストレーターの方がいました。

その方の影響を受けてまずはデザインの仕事について調べみてたんです。

調べているうちにこれからの時代は、Webの知識も必要だなと思い、Webデザイナーを目指そうと意思が固まりました。


あと、デザインの道に進もうと思った理由がもう一つあって、 バンド活動やベースが弾けること以外に自分には何もなくって、それが自分のコンプレックスでもありました。 ミュージシャンで動画編集ができたり、イラストが描けたり、色んなことができる人が羨ましかったんです。

自分もできることを増やしたいという想いもありました。

なるほど、そんな中STUDIO米子でWebデザインを学ぼうと決めた理由はありますか?

Webデザインを学ぼうとなった時に、オンラインスクールも検討しましたが、過去の経験上一人で何かを学ぶのは難しいと思ったことがあって、STUDIO米子で学ぶ方がいいと思ったんです。

バンド活動をしていた時に感じたのですが、一人でバンドはできないし、バンドメンバー以外にもライブハウスのスタッフさんや音楽仲間など、そういうつながりがあって初めてステージに立てるんですよね。

自分にとってWebデザインは未知の分野なので、この業界の人脈を広げるという意味でもSTUDIO米子がいいなと思い受講を決めました。


デジハリを受講する前と後で何か変化はありましたか?

デザインってそもそもなに?というのが受講を通してわかりました。

受講当初は「アートとデザインは違うもの」と、言葉ではわかっていたけど、実際は具体的によくわかってなかったですね。

ここのギャップを埋めるのに時間がかかりましたが、受講中に勉強会や講義を受けたり、本もたくさん読んで少しずつ理解を深めました。


自分はバンド活動をしていたので今まで自己表現をすることが多かったんです。この時はお客さんを楽しませられたら良かったんですが、 デザインはどういう人にターゲットを当てて訴求するのかを考えないといけないし、そのターゲットの人たちに振り向いてもらわないといけないですよね。

ターゲットに刺さるかどうかは人に見てもらわないとわからないので、デザインは絶対に人に見せないといけないものだなと思いました。

デザインの仕事ってすごく責任感を感じますよね。


デジハリに通って印象に残っている出来事を教えてください。

2022年6月に行われたCBM(クリエイティブビジネスマッチング)という自分のスキルをPRして企業とマッチングできるイベントに見学に行ったことですね。

地元で自分の作品を発表出来る機会があるというのは行って初めて知りました。

これは自分も出ないといけないなと思い、この次の開催の時には出展しました。


デジハリの課題で印象に残っているものってありますか?

平野さんの卒業制作サイト

やっぱり卒業制作ですかね。

お付き合いのある地元の美容室をモデルに架空のサイトを作りました。 2回ほど美容室に訪れて、写真を撮らせてもらったり、ヒアリングに協力してもらいました。


ヘアケアメニューが中心の田舎の小さな美容室なので、カジュアルに行けると言うのが伝わるようにデザインやWebサイトに使う写真は華やかすぎず、シンプルになりすぎない加減のニュアンスを表現するのが難しかったですね。



課題の中で、しっかり企画書の内容を練って考えた作品を作ったのが、初めてで大変でした。

卒業制作の企画書を作っている時期に、丁度Webアナリスト検定の勉強も並行してやっていて、ペルソナの決め方、サイトやデザインのコンセプトの考え方など、勉強の内容がすごく役に立ちました。


あとは、コーディングがすごく大変でした。

コーディングをするのが苦手で、籔中トレーナーに教えてもらいながらなんとか仕上げることができました。


就職活動ではどんなことをされていましたか?

自主制作:架空サイト「カフェレスト foofoo」

就職活動に使うポートフォリオを制作したり、独学でWordPressを勉強するなど、卒業後もスキルアップをしながら、就職活動をしていました。他にも、STUDIO米子が開催しているCBM(クリエイティブビジネスマッチング)というイベントにも参加したり、積極的に活動していましたね。

先月無事に、地元の制作会社に就職が決まり、ホッとしています。

就職が決まられたんですね!おめでとうございます。
お仕事をする上で心がけていきたいことはありますか?

仕事はまだこれから始まりますが、 色んな方と関わりを持って自分の幅を広げていきたいですね。


あとは、伝えたい人にちゃんと伝わるデザインを制作したいです。

バンド活動をしていた時は考えられなかった考え方なんですが、 バンドはフロアにいるお客さん全員に聞かせるという感じですが、デザインは結構ピンポイントで、男性?女性?年齢は?困っていることや興味のある人に向けて考えるじゃないですか。

仕事でやっていく以上はそういったことも心がけながらデザインを作っていきたいですね。


これからデジハリの受講を検討している方に一言お願いします。

まずは、悩まれているようでしたら、説明会に行ってみてください。

未経験で受講予定の方に一つアドバイスをするなら、今までパソコンを触ってこなかった人やデザインを今までやったことがない方に関しては、一度触ってみるとか作ってみることをやってみてもらいたいです。 今は無料のツールとかで、簡単にデザインや動画が作れる時代です。

「とりあえず動きましょう」と言う方がいると思いますけど、「受講する前に何か作ってみましょう。」と思うんです。


例えば音楽の専門学校でギターのコースに

高校の時にギターをやっていたという方と今までギターを触ったことがない方が来るのとでは大きな差があると思います。


授業料は決して安くはないし、受講できる期間は限られているので、まずはやっておくと、何もやったことがない未経験の方と少しでも経験がある方のスタートラインって違うはず。


ぜひ、一歩踏み出してみてください。


\平野貴之さんが受講されたコースはこちら/