Webディレクター養成講座 林原ゆかさん

2019年10月卒業

2022年1月のコムコムマガジンに掲載された
林原さんのインタビューを追記しました!

卒業後のインタビュー とあわせてご覧ください。


Ptofile


Webディレクター養成講座 2020年2月卒業


林原ゆかさん(きりかぶゆかこ)/デザイナー、イラストレーター
鳥取県境港市


マルチクリエイターを目指してデザインだけで無く、ディレクション、ライティングなど幅広い仕事に取り組み活動中です。

山陰クリエイターズファイル インタビュー

2021.12.24

卒業してもうすぐで2年ですね。今はどんな活動をされてるんですか?

卒業後にSNSや知人を通してパンフレットの制作や冊子制作などに関わらせてもらう機会がありました。
デザインだけでなく、プロモーション業務、Webサイト制作、イラストなど学んだ事はなんでもやってみよう!という気持ちで、お仕事をするきっかけをいただいたら何にでもチャレンジしています。


今はディレクターとして必要なスキルを磨きたくて、ライティングを勉強しながら、Web記事のライターなどを継続してさせてもらっています。


ライティングが必要と思ったきっかけがあるんですか?

中海テレビ放送のコムコムマガジンの制作にも参加しています。


1度ディレクターをしてみたのですが、全体の構成を書いた時に、内容がまとめられず、自分が伝えたい事が相手に伝わらず苦戦しました。クライアントからも文章の書き方について指導してもらう事があり、ディレクションをするなら、しっかりライティングが出来ないといけないと感じたのがきっかけです。


文章を上手く書くだけでなく、相手に伝えるためのライティングは必須だと感じています。



仕事をする上で成長するきっかけを掴んだんですね!
伝える難しさは実際に仕事をしていく事で得た気づきなんですね。

大きな企業はコンセプトやキャッチコピーを事前に持っていらっしゃる方が多いと思いますが、個人事業主のサイトを作るときは、お客様自身もまだ事業のコンセプトを言語化できてない状態がある事に気が付きました。


いざサイト制作をしたいと向き合っても、なかなか言葉として表現出来ない、イメージがふわっとしているから形にできないという壁にぶつかるんです。


お客様の伝えたい気持ちを私が言語化するところから物を作って行きたいと思っています。



林原さんは卒業後、本当に色んな仕事にチャレンジしてますね!何にでも挑戦しようって思う気合いはどこから来てるんですか?

Webディレクターとして活動されている桂藤さん(STUDIO米子マネージャー/Webクリエイター)や渡部さん(STUDIO米子卒業生/ディレクター)の様なディレクターになりたいと思っているからです(笑)



先輩の活躍が林原さんの原動力なんですね!お二人をみてどんな所がそんなに惹かれたんですか?

私よりもスキルが高くて、いつも的確なアドバイスをもらえるんです。自分では気がつけない1mm単位のズレや色の違いとか。
厳しい指摘を受けることもありますが、本当に自分のことを想って言ってくれていると、信頼しています。


いつも失敗して凹んで相談する事があっても優しくアドバイスしてくれますし、なによりお二人ともいつも楽しそうに情熱を持って仕事をしていることです!大変な事があったり、分からないことがあってもすぐ調べてなんでもこなして行く姿や仕事だけじゃない趣味も楽しんでいる姿は理想的です!


ディレクターってクライアントと制作者の間をとりもったり、スケジュールの管理だけじゃなくて、新しい提案をしたり、ときには厳しい意見を相手に伝えていく事も大切だと思います。
一緒に制作するメンバーに信頼されていなければ、いい仕事にはならない気がします。
だかこそ私も、「この人が言うなら間違い無い」と信頼されるディレクターを目指しています。



素敵な目標ですね!林原さんなら必ずみんなに信頼されるディレクターになれますよ!
ディレクターとして働きたいと思ったのも、そういったきっかけがあったからなんですね

この業界に入った理由は、クリエイターの生活スタイルや成長できる可能性に惹かれたからです。
デザインやコーディングが得意な人を見る度に自分と比較して落ち込んだ時期もありました。


落ち込んだり悩んだときに、自分が好きなこと、得意な事は何だろうとよく考えます。
私は人と話ながら関わって行くことが好きだと気が付き、それからは人と人を繋いで制作するディレクターなら今までの自分の良さも活かして仕事ができるかもと考えています。


ただ、実際に取り組んでみると実際にデザイナーから上がって来た作品が良いか悪いかも判断する事がむずかしくて…まだ自分の実力不足も感じています。
今はデザイン・コーディング・写真・ライティング・校正などもっと基礎からしっかり技術を磨きたいと思っています。



卒業後、一人でフリーランスとして活動をスタートするだけでも凄い事ですよね。
一人で活動する大変さはどんな事ですか?

理想の生活(仕事以外も含めた)を手に入れるために、どんなスキルを身に付け、どんな仕事を増やして行くべきかなど常に考えていかなければいけないのは大変ですね。


今まで人に甘えて、分からないことがあればすぐ人に聞いてしまうクセがあったので、自分で考えて決めなきゃいけないんだという壁にぶち当たったとき、いろいろ甘く考えすぎていたなと痛感する事が続いています…

ちなみに林原さんの理想の生活ってどんなライフスタイルなんですか?

子どもがいるので、子どものためにもしっかり稼ぎたいです。
でも子どもが帰ったときにはいつでも「おかえり」と言ってあげられる環境が理想なので、子どもに寄り添えるこの仕事はとても理想的です。


また、音楽やイラストも大好きなので、自分の好きな事を表現できる時間も持ちたいですね。
仕事は出来れば沢山の〆切に追われる様な仕事でなく、しっかり自分自身が成長していける仕事を続けていける事が理想です。


究極、自由に遊べるお金があって、美味しい物を食べて、人とお酒を飲みながら、自分を表現する音楽やエッセイなどを創って食べて行ければ最高ですね(笑)


それは誰もが羨む理想的な働き方ですね!


そうですよね(笑)全部欲しいです!


「自分の得意なこと」×「次代のニーズ」×「自分が成長出来る職種」=「目指す働き方」というのに気が付いてからは、Webディレクターという職がぴったりだと思ったんです。


そこを目指す為にまず必要なスキルが言語化(ライティング)ですね。
取材に行き、写真を撮り 、言語化する。
今は安定した収益をもらえる鳥取マガジンを一つの固定給の軸にしながら来年も活動していく予定です。


林原さんがライティングしている鳥取マガジンはこちら!



いいですね!色々仕事をこなしてきた林原さんが印象に残っているエピソードはありますか?


私の事を知らない誰かが、自分のイラストを買ってくれる機会が増えたことです。

コーヒーのドリップバッグのイラストやウェディングボードなどイラストを描いておられましたね!デザインのエピソードじゃないのが意外ですね!何故その事が印象的だと…?

デジハリでPhotoshop、Illustratorの使い方を学ぶ事で自分のイラストをデジタルで表現出来る事が嬉しかったことと、特別授業でLINEスタンプの作り方などを知り、お絵かきは遊びくらいに思っていた事が仕事に繋がるんだって知ったのは大きな収穫でした。


今までの人生、何事も自分のキャラと愛嬌で推し進めてきました。営業も、演奏も。
でもLINEスタンプやドリップバッグのイラストは私を知らない人が作品を見ていいなと思って買ってくれていますよね。知らない人がイラストをみて購入してくださったことで、キャラと愛嬌だけじゃない自分を認めてもらえた事が絵に対する自信がついたんだと思います。


デザインやサイト制作のお仕事は結構自分のキャラと愛嬌でいただいている物が多いなと感じていたのでイラストが売れた事はとても印象に残っています。


確かに、イラストは作者を知らなくても作品が良いから買いますもんね。納得です〜!
最後に、林原さんはこれからどんなお仕事をしていきたいと思っていますか?


ディレクターとしての働き方だけで無く、LINEスタンプやイラストなどをネットで販売するストックビジネスも増やしていきたいと思っています。


イラストを描きながらエッセイを書くのも夢だし、
先輩ディレクターのように、なんでもできるディレクターになるのも夢です。


まだ自信を持ってディレクターですと肩書きに書ける自信は付いていませんが、無意識に自分に甘い、人に甘えてしまう自分をこえたら、プロフェッショナルと言える自分になれると信じています!


これからもフリーランスとして成長しながら活動を続けて行きたいです!




ありがとうございました!頑張っている林原さんだからこそお仕事を相談されている様子がよく伝わりました!


林原さんにお仕事を依頼したい方がおられたら、Instagramからお問合せ受付されていますのでぜひお問合せください。




卒業インタビュー

仲間と出会いスキルを習得していくうちに夢が広がった

デジハリを受講したきっかけはなんですか?


子どもと一緒に過ごす時間を大切にしたいと考えていたので在宅の仕事に興味がありました。

市報に載っていた在宅ワークセミナーに参加したのがきっかけですね。

お子さんが小さいうちは仕事をするのは大変ですよね。受講はすぐ決められたんですか?


いいえ、まずは一人でユーチューバーやネットでできる在宅の仕事にチャレンジしてみました。

でも、お金にならないし、スキルがないと難しいなと痛感しました。
それで、受講しても自分でちゃんとお仕事にできるか不安で決められずにいました。

Webディレクター養成講座に決められたのはどこがポイントだったんですか?


Webディレクター養成講座はWebだけじゃなく、マーケティングなどの知識も学べるんです。

受講中から実際のお仕事に挑戦したりもできますし、私の好きなイラストの講座がセットになっていたのも決め手になりました!

受講中からお仕事ができるのはいいですね!実際に受講スタートしてみてどうですか?


通っている人たちが本当にすごくて、いつも刺激を受けています。

スキルや経験はみんなそれぞれなので、苦手なことでも周りの人との差が気にならなくなりました。

自分は自分のままでいいなだと思えるようになり、今は積極的にデザインのコンテストにも挑戦しています。

一緒に学ぶメンバーからいい刺激を受けて自分に自信が持てるようになったんですね


そうなんです、うまく作れなくてもみんな笑ったりしませんし、「出すことが大事だよ」ってトレーナーの皆さんも励ましてくれます。

CBM(ビジネスマッチングのイベント)にも出展されていましたね


はい、受講を始めたときは在宅ワークが目的でしたが、スキルを習得するうちに夢が広がっていきました。

今は「Webディレクターとして働きながら、ジャズ喫茶をやること」が目標なんです。

CBMの時に地元新聞の記事にも書かれちゃったから実現しないとなって思います(笑)